June 14, 2015
YASKAWA BUSHIDO PROJECT
readers of this blog knows well that I do love sci-fi and robots. このブログをずっと読んでいただいてる人は、僕がSF好きでロボット好きな事についてよくご存知だと思います。昨年のMaker Faire Tokyo 2014でも、自分で制作した3D撮影ロボットをヒューストンに搭載して展示してました。
...men loves robots, therefore:-) I wanted to put a robot film on my work list. dream comes true. とにかく男はみんなロボット好きですよね。それをいつか仕事にしたいと思っていたのですが、とうとうその夢が叶ったのです!
YASKAWA BUSHIDO PROJECT has now registered more than 4 million views in a week on YouTube. おかげ様で、公開1週間で400万人を超える人々にご覧いただき、様々な国のメディアで採り上げていただきました。
from many countrys... 国でいえば、アメリカ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ポルトガル、ポーランド、リトアニア、トルコ、ロシア、エジプト、ドバイ、香港、韓国、タイなどなど。
many medias.... メディアでも、Gizmodeなどギークメディアはもちろん、
TIMEに、
THE WALL STREET JOURNAL、
THE INDEPENDENT、
CNN、
NBC NEWS、
and Mr. William Gibson retweeted...! そしてウィリアム・ギブソン氏にもリツイートいただきました!
そしてView数はまだ伸びてます!
最初は実現できるかどうか不明な点が多かったこの作業ですが、技術陣より『理論的に可能』という解答が来た時に「これはいける!」と思いました。理論的に可能であれば、できる。準備中もいろいろありましたが、あきらめることはありませんでした。
その辺りの詳細はこちらで取材いただいたので、ご興味あればぜひ→【マイナビニュース】
以前からの夢がひとつかないました。さて次は何をしたいか?むふふ、内緒です。
フィルムの実現にあたりたいへんなご尽力を頂いたクライアントの皆様、スタッフの皆様に感謝いたします。
YASKAWA BUSHIDO PROJECT / industrial robot vs sword master
creative director/Mitsushi Abe/DENTSU INC.
communication planner/Syunsuke Kaga/DENTSU INC.
copywriter/Fuyuki Onuki/DENTSU INC.
art director/Tomonori Saito/DENTSU INC.
acount executive/Jun Fukui/DENTSU INC.
agency producer/Nishina Noriko/DENTSU CREATIVE FORCE INC.
producer/Michiru Kobayashi/ENGINE FILM INC.
producer/Yuichi Ninagawa/ENGINE FILM INC.
production manager/Taiichiro Tabata/ENGINE FILM INC.
director/Kensaku Kakimoto/office SAKU INC.
photographer/Masaya Nakahara/freelance
photographer/Naoyuki Kondo/freelance
light directar/Tetsu moridera/freelance
art directar/Ryo Nobuka/freelance
hair and make up artist/Yuka Koyama/freelance
motion design/Kenichi Ogino/ALLd. INC.
SE/Naoki Takahashi/SOUNDROIDO INC.
colorist/Masahiro Hasegawa/freelance
grip/Hirohide Ibusuki/SIS INC.
sound directar/JEMAPUR/office SAKU INC.
cast/Isao Machii/freelance
投稿者 galliano : 11:53 AM
December 24, 2014
『ヒューストン』自作オキュラスリフト部の製作
なぜVRゴーグルを自作しようと思ったのか?理由は以下の2つでした。
1:製作を開始した8月の時点でオキュラスリフトは2ヶ月待ちとウワサされており、Maker Faire(11月)への準備が不足する恐れがあったため。
2:オキュラスリフトのジャイロデータを取り出すよりも、9軸センサをArduinoに繋いでサーボを動かす方が早いと思ったため。
要は『自作する方が先が読めるから』という事に尽きるわけです。他人が作ったマシンにこっちを合わせるほど度量も余裕もないものですから。ふははは。
とはいえ全くガイドも無いまま作るのはさすがに無理なのでネットを探索すると、Adafruitが製作記を載っけてました。早速コレをベースに作り始めます。
3D Printed Wearable Video Goggles記事では3Dプリンタを使ってケースを作成していましたが、制作費の節約のためケースは自作することに。本格的な製作の前に薄いプラスチック製段ボールでテスト製作してみます。カッターで簡単に切れるので工作がラクラク!
液晶モニタもパーマセルテープで貼るだけの簡易製作。
ゴーグル部分は作業用保護メガネを流用します。全体がガムテの塊になってますが試作なのでコレでいいんです。
Macの内蔵カメラで撮影された自分の顔がモニタに映っているトコロ。
なんとか出来上がった試作モデル。これでもyoutube上にある3D動画をちゃんと見ることができます!
▼試作中に何度も鑑賞した大興奮動画がこちら。ゴーグル無しで見る皆さんに興奮が伝わらなくてすみません…。平行法で見えないかな?
うお!すげぇ!死ぬ!何この臨場感!
だけどゴーグルの見た目はショボいわけです。ガムテの塊ですから。ゴムも細すぎて全然固定されません。配線も繊細で切れるとマズい。このままMaker Faireで披露したら間違いなく会期中に崩壊してしまいます。
ということで試作品が完成したのもつかの間、部品をバラしてハードケースの製作にとりかかります。けっこう厚いプラスチック製なので、ゴーグルの穴を開けるだけで大変。
ドリルの穴を繋いで、ヤスリでゴシゴシ削っていきます。スカウトトルーパーそっくりになってきました。
何やらハンダ付けしています。これは何かというと、
持ち運びするためにケーブル類は全て脱着式にしたのです。電話線のモジュラージャックを流用。
やっと完成!。頭部にしっかり装着するためのベルトも装備。
むき出しだった液晶モニタの制御用基盤を透明アクリル板でガード。これで展示の心配はかなり低下。
この部分が上のジャックですね。ここからセンサのデータが出てます。
ガードの中央上に乗っているのが9軸センサ。速度3軸、加速度3軸、地磁気3軸となってます。
なんとかそれっぽく仕上がりました。
①最近作っているもの、それは『ヒューストン』
②『ヒューストン』製作の始まり
③『ヒューストン』カメラ部の進行
④『ヒューストン』自作オキュラスリフト部の製作
投稿者 galliano : 12:02 AM
November 09, 2014
『ヒューストン』カメラ部の進行
『ヒューストン』製作の続きです。前回のエントリで、まずDIYオキュラスリフトに手を付け始めた事はお伝えしました。しかし『ヒューストン』はVRゴーグル部(DIYオキュラスリフト)、ゴーグルのセンサに同調して動作する3Dカメラ部、そして落下システム部があり、これら3部位が統合される事で完成するのです。オキュラスリフト(ガリキュラスリフトと名づけました)だけやっててもダメなんです。
というわけで、このエントリでは3Dカメラ部のとっかかりをご紹介。
3D撮影に2つのWebカメラを使用する事は決めていたのですが、オキュラスリフト的に大きく視界を広げるためにはどうすれば良いかが課題でした。リサーチや上のスケッチを繰り返し、まずは宙玉レンズを使うパターンからテスト。専門サイトもありますが、おお、オキュラスっぽい画像になるじゃないですか(リンク先参照)!
早速、水晶球を通販で2つ購入、手持ちのWEBCAMと組み合わせてみました。コレ、ものすごく期待してたんですが、まーーーーったく使えませんでしたね。問題は焦点距離と画像のサイズです。光学系は素人には難しい。
水晶はあきらめ、通常の広角WEBCAMを使う事に決定。しかしどのWEBCAMが良いのか判らないし、2つのカメラをMacがどう認識するかも判らない。なーんにも判らないまま、高性能とレンズの美しさの評判を基に、プレイステーション用カメラPS EYEをイギリスから購入。しかしこれがMacだと認識の問題でいろいろうまくいかず。こりゃあかん。
うまくいかない事がミルフィーユのように重なりつつあるなか、同時進行でヘッドトラッキングシステムも作り始めます。9軸センサと2つのサーボをArduinoに接続し、プログラミング。しかし3つのセンサが相互に影響し合い、ここでも思ったように動かず。
カメラの機種も決まらず、センサとサーボの正確な作動にも手間取っている苦しい状態のまま、カメラ部のスケッチを描く。うーん、これまたかなり複雑。これが1日半の落下に耐えられるのか。
センサとサーボの関連については、暗中模索の中、ネット上で9軸センサの専用ライブラリを発見。なんとかマトモな動作ができるようになりました。上はその記念映像(見えない人はこちらで)。ちゃんと動いてますね。
あっ、そういえば2つのカメラ映像はどうやって合成して出力するんだ?そんなソフトあるのか?価格は?落下システム部はいつ作るんだ?
一寸先は真っ暗闇の中、日程だけはだらだらと進んでいくのです。松岡修造さんでも諦めそうなレベル。ひー。でも諦めない。
①最近作っているもの、それは『ヒューストン』
②『ヒューストン』製作の始まり
③『ヒューストン』カメラ部の進行
④『ヒューストン』自作オキュラスリフト部の製作
投稿者 galliano : 12:31 PM
November 06, 2014
『ヒューストン』製作の始まり
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3Dバーチャルフリーフォールマシン 『ヒューストン』ですが、来るMaker Faire Tokyo 2014に向けて、がしがし製作が進んでます。でもまだ形になってない部分も多く、ちゃんと仕上がるかどうかかなり不安。ちょっとドキドキしてきましたよ…。
さて今回のエントリは前の予告通り、自作オキュラスリフトのとっかりの話を。
上の写真が何かというと、2つの接眼レンズですね。自作オキュラスリフトを製作するにあたり、最初はGoogleの“Cardboard”や『ハコスコ』みたいに簡易的なものを段ボールで作ろうと思ってました。そんなスタンスからのスタートだったので、液晶モニタを見るための接眼レンズも100円ショップレベルのもので良いと考え、学芸大学から渋谷までフラフラと探し歩き、なんだかそれっぽいものを見つけました。
100円ショップってなんでもありそうですけど、実際こういうレンズはなかなか無いんです。やっと見つけてはしゃいでるのが上の写真。はい、47歳です。ああ見苦しい。ほっといてください。
レンズは100円ショップでも良い。しかし液晶モニタはちゃんとしてる方が良いって事で、ネットを探して見つけたのがadafruitの5.6" Display & Audio 1280x800 (720p) Kitです。ついでにadafruitのサイトで自作VRゴーグル製作ページも見つけちゃいました。
adafruitから送られてきた液晶モニタでアナ雪のYoutube映像を再生中。1280x800の画質も、バックライトの光量もなかなかの満足レベル。これならプロジェクトが終了しても何かのモニタに流用できそうです。ベッド横に置いたら航空機のビジネスクラス気分になれるかも。ちなみに中国製です。
しかしこれでモノが立体に見えるのか?
見えた!でも画面とレンズの焦点距離がけっこうシビアで、レンズ間の距離も繊細な調整が必要な事が判明。この先工作精度が問われる作業が続く予感がして、背中ゾクゾク。
①最近作っているもの、それは『ヒューストン』
②『ヒューストン』製作の始まり
③『ヒューストン』カメラ部の進行
④『ヒューストン』自作オキュラスリフト部の製作
投稿者 galliano : 02:36 AM
October 16, 2014
最近作っているもの、それは『ヒューストン』
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今年もMaker Faire Tokyo 2014の展示用に何か作っているんですけれども、状況について逐次アップしていこうかなと。
3Dバーチャルフリーフォールマシン 『ヒューストン』。上のポンチ絵が最初のアイデアスケッチですね。iPadの手書きノートアプリ『Noteshelf』で描いてます。
オキュラスリフトに繋がった3Dカメラを高い場所から落とす。体験者はフリーフォールマシンのような落下感をヴァーチャルに体感する。それだけのアイデアですが、ちょっと派手な体験マシンに仕上がりそうな予感がしてます。一応ロゴも作りましたよ。
『ヒューストン』って日本人にしかわからないタイトルですね(笑)。
さて現在何をやっているかと言うと、一所懸命自作のオキュラスリフトを作ってます。え?ネットから購入できるのに何故自作するのかって?それはいま申し込んでもいつ届くかわからないから!
というわけで、これからMaker Faire Tokyo 2014開催に向けて逐一進行を報告します。
①最近作っているもの、それは『ヒューストン』
②『ヒューストン』製作の始まり
③『ヒューストン』カメラ部の進行
④『ヒューストン』自作オキュラスリフト部の製作
投稿者 galliano : 02:17 AM
November 30, 2013
Maker Faire Tokyo 2013まとめ
Maker Faire Tokyo 2013が終わってからもうずいぶん経つんですが、ちゃんと締めてなかったので短文を少し。
D. Geek Lab.ブースにご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
記録によると、WhooPeeActivatorが鳴らしたオナラの回数は423回。まわりのブースの皆さんへの迷惑を考えると気が気じゃなかったのですが、クレームも無くおおらかなキモチで受け入れていただけたようでした。この場を借りて皆様に御礼を申し上げます。また、撮影した写真の使用許可を頂いた皆様にも感謝いたします。近日ビデオに仕立てる予定ですのでお楽しみに。
さて、今年のMaker Faireについてご紹介したいのですが、自分たちのブースを開いてみると、これがなかなか会場を見まわる時間が無いのですね。
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ご来場いただいた皆様への応対は逐一しなくではなりませんし、例えブースに2人いてもたまに1人がトイレに行くのが精一杯でした。しかしやっぱり会場を見て回りたい!という事で思い切って『休憩中』という張り紙を出して、チームメンバーの木田くんとぐるっと会場を見まわりました。
では会場の写真と、オナラ音を鳴らしていただいた皆さんの表情を御覧ください。
今年もメインの展示は3Dプリンタでした。こちらは靴のデザイナーさんが作ったハイヒール。実際に履けるそうです。
AUTODESKは昨年よりも展示を拡大。こちらは3Dポートレート写真撮影ブースです。iPhoneがたくさん並んでるのがわかりますか?
撮っていただきました。この画像はiPhoneのアプリ内でグリグリ動かせます。
下からも
裏からもw
楽器メーカーのKORGは新しい電子キットLittlebitsを展示。写真はシンセモジュール。
こちらはiOSデバイスのヘッドホン端子にサーボを直接繋げて駆動させるコードGlueMotorを発明した方のブース。シンプルだけどよく出来てました。GlueMotor
宇宙エレベーター開発グループのブース。宇宙まで一週間かけて貨物を安全に運ぶというシステム。途中で故障したらどうするんだ。
産業用3軸?ロボットと同じ構造の自作3Dプリンタ。
大学生の開発による筋電義手「Handie」
あとは写真を撮るヒマがほとんどありませんでした。しかし会場は昨年より広くなり、ブースも300を超えたとかなんとか。来年はもうちょっと広い会場にするとか噂がありますが、引き続き出展したいですね。
さてここから先は、WhooPeeActivatorに引っかかっていただいた皆様の爆笑写真です。皆んな幸せそうでしょ。
ブ~
ブ~
ブ~
ブ~
ブ~
ブ~
ブ~
ブ~
ブ~
もちろん実際は幸せの顔ではありません。オナラ音が鳴り響いてるわけですから! 皆様本当に申し訳ございませんでした。
さて、次は何を作ろうかな。
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投稿者 galliano : 10:07 PM
October 05, 2013
ロボット山猫が可愛い過ぎる件について
アメリカにボストンダイナミクス(以下BD社)という企業がありまして、 Defense Advanced Research Projects Agency (DARPA)、日本語だと国防高等研究計画局という物々しい名称の組織から資金援助を受け、主に軍用のロボットを開発してます。そのBD社が新しいロボットを発表したんですが、それがもう可愛くて可愛くて。
そっちが前かい!と突っ込みたくなるんですがw、元気に走ってます。動力は主に油圧で、2ストロークエンジンを搭載して油圧ポンプを駆動。2ストロークエンジンとは、混合オイルの煙を吐きながら街を走る原付バイクのエンジンと同じ形式なのです。だからロボットなのに煙を吐いたり音がやたらとウルサイんですね。途中でコケたりするんですが、可愛くないですか?
もっと早く走れるチータタイプもあります。こちらは油圧を外部から供給しているので比較的静かですね。スピードが上がるとやっぱりうるさくなりますが。
以前から存在している先輩ロボット『LS3』も相当アップデートされ、搭載エンジンも静かになりました。
BD社は人型ロボット『アトラス』も開発してます。この動画は最近アップデートされたタイプで、瓦礫の上を歩けるってのはスゴイ!
とか言って喜んでますが、彼らが銃を持って人間を無差別に攻撃する日が来ない事を心から願っております。
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投稿者 galliano : 05:30 PM
December 09, 2012
電子工作フェスティバル2012に出展してます!
秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催されている電子工作フェスティバル2012にやってきました!しかも出展してます!
オンド•マルトノ出展中!
いろんな方に触っていただいてます。隣の大根が気になりますね。
電通デザインニンジャの展示も!プレゼンクォリティやばいです。
KORG賞の作品はこちら。
作品のプレゼンも行われています。
来年は受賞を目指すのだ!
Posted from するぷろ for iPhone.投稿者 galliano : 04:23 PM
December 08, 2012
明日の電子工作フェスティバル2012 に出展します!
明日12月9日、3331 Arts Chiyodaで開催される電子工作フェスティバルにオンド・マルトノMIDIコントローラを展示します!
残念ながら拙作(下写真)は受賞には至りませんでしたが、展示させていただける事になりました。以下はフェスティバルのウェブサイトから。
生活、エンタメ、ビジネス、アートを支える技術である電子工作の文化を広めることと、才能あるクリエイターを発掘するために開催される、年に一度の作品発表会「電子工作コンテスト」のフィナーレを飾るイベント「電子工作フェスティバル」を2012年12月9日に開催いたします!
日時 2012年12月9日(日)12:00-17:00
会場 3331 Arts Chiyoda
東京都千代田区外神田6丁目11-14
※メイン会場:体育館(2F)
第2会場:はんだづけカフェ(3F)
会費 入場無料
詳しい情報はウェブサイトをご覧ください。
オンド・マルトノMIDIコントローラを一般に展示するのは初めての事。できる限り演奏OKにしたいと思います。他にも60作品ほど展示されるようなので、ご興味のある方は是非ご来場ください。Makerの皆さん、観客の皆さんに会えるのが楽しみです!
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投稿者 galliano : 07:43 PM
Maker Faire 2012に行って来ました!
先週の日曜日、日本科学未来館で開催されたMaker Faire 2012に行って来ました!
これまでMake Tokyo Meetingという名前で開催してきたこのイベントですが、今回からグローバル展開と同じく『Maker Faire』という名称に変更。場所もここ数年続けて開催されてきた東工大から日本科学未来館に移動です。ウチからはちょっと遠くなりました。
その日本科学未来館ですが、実は僕、かなり通ってます。ここでMaker Faireが開催されるとは感無量。
Makeイベントでいつも見かけるシトロエン2CV珈琲屋さんも営業中。この車、大学時代に乗ってました。
空をみあげてみると、いきなりクアッドコプターが飛行中!いや、6ローターだからヘキサコプター?
JapanDronesさんによる自動操縦の実演です。なかなか正確な3次元移動でした。
さて中に入ってみると…
いた!クラタス!
これを見に来たんですよ!
顔つきもなかなかカッコイイ!
じっくり見る前に、まずは前売り券を入場チケットに交換です。
前売り券はステッカーがついてきます。
再びクラタス。
抽選によるコックピット体験会を開催中。ハッチが開くとどよめきが。
乗るだけで、操縦はできなかったようですね。
後ろから見るとこんな感じです。細部まで完成度高いです。
さて中へ。すごい熱気と、すごい人!このホールにこれだけの人が集まってるのを初めて見ました。
まずはオートデスク株式会社さんのブースから。3D紙模型の組立てワークショップ中。オートデスク製無料3Dソフトの事は、今売れてる本MAKERS―21世紀の産業革命が始まる にも何度も出てきます。
でもそのソフトは僕のMacでは動かないんです。OSが古過ぎて。残念。
先ほどのJapanDronesさんによるクアッドコプター。手作り感満載。
こちらは会場前で飛んでたヘキサコプターですね。Goproカメラが付くっぽい。
レーザーカットによる紙細工。なんだかカッコいい!
垂直な金属の壁を磁石の力で走れるロボット。wiiリモコンでコントロール。
3Dプリンタ関連の出展も増えてました。これは超絶高精細プリントアウトによる事務椅子。足が回るのですが、一体でのプリントアウトです。
3Dプリントブーム!
来年はFAB年になりそうですね。
Dm9 Recordsさんのブースで欲しかったDJシールド2をゲット。
BRAVE ROBOTICSさんが来てた!つい先日バズったRC変形ロボを作った人ですね。
変形すると観客から『おおおおお』という声が。
えっ、198万円って!ひえー。
こちらがバズったビデオです。
別のブースでは1000円Arduinoという文字が。
Arduino互換ボードですね。小さくてカワイイ!しかも安い。
それよりも気になったのがこのクアッドコプター。えっ、3500円!?!?ほんとに飛ぶの?
ニキシー管によるスペクトラムアナライザ。これは前に見た。
こちらが新作、ニキシー管によるカウントダウンクロック。展示スタイルがスタイリッシュ。
毎度おなじみのテスラコイルですが、
えっ、制御回路のキットがあるの!これは将来の購入リストに入れておこう。
プリント基板製作のP板.comさんによるプリント基板ハガキ。実際に部品をハンダ付けすると回路が完成します。
7Fでも開催中。
こちらも熱気!熱気!熱気!見る方にも体力が要求されます。
ギターの中央部にiPhone、ネック部分にマネキンの足を設置し、かき鳴らして出てくる音は女性のホットな声。夜のMakeだそうです。
[NKH]ニコ生企画放送局さんのブースにて。
デカイカメラだそうです。
TELESCOPEライブ中。
3Fでも開催。ぜんぶ見るのはムリでした。
終了時刻直前までこの熱気。5時に終了のアナウンスがあり、拍手が起きました。
JUMP JET、買っちゃいました。
開けてみました。
出してみました。説明書は英語のみ。だけど難しくないから大丈夫。しかし飛ばす方はかなり難しい…ただいま特訓中です。
さてまとめ。年々拡大するこのイベントは、これまであまりメジャーではなかった『モノを作る喜び』を世の中に知らせる良いきっかけになっていると思います。2回目からずっと訪問していますが、全体の熱気は上がっていく一方。これまでに存在していなかったモノを自作して楽しむというムーブメントが日本中に広がるのは時間の問題ですね。僕もチームを組んで、次回は出展しようと考えてますよ!
▼この本、僕はKindle版で読んでます。面白い!
NHK出版
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投稿者 galliano : 05:19 PM
November 10, 2012
オンド・マルトノMIDIコントローラーを電子工作コンテスト2012に応募しました。
今年3回目を迎える『電子工作コンテスト 2012』に、今年制作した『オンド・マルトノMIDIコントローラー』を応募してみました。3分に短縮した応募用ビデオを作成したので是非ご覧ください。
説明文も応募用に新調。材料や秋葉原という言葉を散りばめてみましたww。
「オンド・マルトノMIDIコントローラー」です。モーリス・マルトノによって1928年に発明されたオンド・マルトノを、デジタル技術で復活させました。Arduinoと精密ポテンショメータ、アルミプーリー、タコ糸、キーホルダーリングや圧力センサなどを使って制作。材料は東急ハンズと秋葉原で調達。音源はKORGのソフトシンセ「Mono/Poly」を使用。ビデオの後半ではサン=サーンスの「白鳥」を演奏しています。MIDI信号を出すオンド・マルトノコントローラーは、知る限り世界唯一だと思います。
More info at "Ondes Martenot MIDI controller project"
Part1 http://gam.boo.jp/blog/archives/2012/07/midi.html
Part2 http://gam.boo.jp/blog/archives/2012/08/midi_1.html
Part3 http://gam.boo.jp/blog/archives/2012/09/midiondes_marte.html
電子工作コンテスト 2012の応募作ビデオを見ると強豪が揃ってますね。12月が発表のようですが、さー果たして結果はどうなるかっ!楽しみです!
投稿者 galliano : 10:13 PM
September 22, 2012
オンド・マルトノMIDIコントローラ映像、インターナショナルに拡大中!
アメリカ版Wiredさんに僕のオンド・マルトノMIDIコントローラ映像をツイートいただきました。フォロワー162万人て!
Wired's official Twitter account tweeted about my ondes martenot MIDI controller. The numbers of their followers are 1,622,233!!! Thanks @wired!
Mitsushi Abe recreates the ondes Martenot (an early electronic instrument) using an Arduino and some Korg software youtu.be/BzYTdDpLfAU
— Wiredさん (@wired) 9月 20, 2012
その他にも、Synthtopiaさんのブログにも掲載いただきました。
Synthtopia wrote about my controller on their blog also. Thanks a lot!
コメントもいろいろ頂いてます。So many comments!
こちらが本家映像です。1500view超えました。
Here is the original video on Youtube. Thanks to 1500 Viwers!
北米からのアクセスが多いですね。Most access are came from U.S.
投稿者 galliano : 08:55 AM
September 10, 2012
TVC137 Little Caesars / Brand / Do Not Call
ブログ用にネタを探してる途中でヘンなキャンペーンを発見しました。まずはこのCM(17秒)をご覧ください。解説はその後で。
…ご覧いただいた上のCM、企画なんて有って無きが如し。メッセージも超タイクツ。Little Caesars(リトルシーザーズ)というのはアメリカのピザ店舗チェーンなんですが、こんな事言ってます。『リトルシーザーズは店頭で、毎日何百種類もの中から好きなピザをお持ち帰りできます。だから【1-800-TRY-LITTLE-C】には電話せずに、好きなピザを持って帰ってね!』店員さんも笑顔。お客さん親子も笑顔。みんな幸せ…ああホントどうでもいいCM。
しかし、CMの後半に突然雰囲気が変わり、ナレーターはこう言います。
『繰り返す。【1-800-TRY-LITTLE-C】には電話すんじゃねえよ。残念なことが起きるぜ。』
うぉっ、突然CMの人格が変わりました。幸せで素敵な『ザ・広告』の世界から、突然の警告へ。これは心がザワザワします。電話しないワケにはいきません。その後に一体何が起きるのか。それは下のビデオをご覧ください(3分)。
Little Caesars Seriously Does Not Want You to Call Or visit their site. Don't do either. Or else.
ガリ訳:
リトルシーザーズ統合キャンペーンはラジオスポットからスタートしました。
『最近のリトルシーザーズは【1-800-TRY-LITTLE-C】という番号で沢山の注文電話を受けてきましたが、私達は『その番号に電話するな』と教育するキャンペーンを始めました。だってリトルシーザーズは毎日いつでも店頭で180種類の中から好きなピザを選べるんです。大型のペパロニピザだって、たったの税込5ドルです。好きな時に来店いただいて、注文するだけなんです。だから電話する必要なんて無いんです。それなのに【1-800-TRY-LITTLE-C】に電話するって人には、真面目に警告しなくてはなりません〜【1-800-TRY-LITTLE-C】に電話すると、あなたは後悔することになります。その方がちょっとだけでも早くリトルシーザーズピザを早く受け取れるとしても、本当にひどく最悪なことが起きるんです。信じてください。絶対に【1-800-TRY-LITTLE-C】に電話してはいけません。残念すぎる事が起きます〜』
もちろん皆電話しました。その結果どうなったかと言うと…。
『どうして電話したんだ。ピザが欲しいのなら、ここに電話してはいけない。電話なんかしなくても、リトルシーザーズは今もあなたの為に暖かいピザを用意してるんだ。…しかし私はあなたに、やりなおす最後のチャンスを授けよう。誰が何と言おうと、www.forbiddenpizzawebsite.com(禁断のピザ・ウェブサイト)に行ってはいけません。この説明に従えば、平和なひとときが訪れるでしょう。しかし、どうしてもwww.forbiddenpizzawebsite.comに行くというのであれば、あなたは完全に後悔することになるでしょう…』
後はビデオをご覧いただければ判りますね。もう一発、インテグレーテッドらしい仕掛けが待ってます。是非禁断のサイトにも行ってみてください。
この企画、カンヌを取るとはあまり思えませんが、インテグレーテッドおバカキャンペーンで時間を浪費する感じが、すごく好きです。CM単体のアイデアは、『大問題化する』と『裏切る』の2つとします。
投稿者 galliano : 01:41 PM
September 02, 2012
DIY オンド・マルトノMIDIコントローラの制作(3)DIY Ondes Martenot MIDI controller project (3)
今年の5月から7月にかけて、幻のフランス製電子楽器『オンド・マルトノ』の発想をベースに『オンド・マルトノMIDIコントローラ』を制作した。その過程について3回に分けて記録する。最終回は組み立て後の仕上げ・プログラミング作業と今後の展開について。Arduinoスケッチも公開します。
完成したオンド・マルトノMIDIコントローラの試奏ビデオ
最近出たMiniNovaが気になってます。
(2の続き)
やっとテストベッドがカタチになったのだが、音を出す前にすべき事はまだまだある。
まずは音程をコントロールするために、リング位置に応じたピッチベンド数値を出力する計算式が必要だ。最初にArduinoがリング位置をどのように認識しているかを確かめてみる。準備としてArduinoアプリの『ファイル/スケッチの例/01.Basics/』にある『AnalogReadSerialスケッチ』を使用し、Arduinoと精密ポテンショメータを接続、読み込んだ数値をシリアルモニタ上に表示させておく。次に真鍮製の小さな釘を半音部分に打ち込んだ『音程ボード』をテストベッド上に仮固定し、リングに人差し指を入れ、一番低い『ド』の位置まで指先を左にスライドさせる。シリアルモニタ上に表示された数値は『335(精密ポテンショメータの位置によって異なる)』。次に指先を3オクターブ分右にスライドし、一番高い『ド』の位置まで移動させる。このときの数値は『804』。この結果、3オクターブの数値の差は『469』となった。この数字を用いて計算式を作成する。(注:Arduinoは電源の状態によってアナログ読み込み数値に差が生じる。上記の値はUSB給電の場合であり、電源の電圧などにより数値が変わってくるので注意。またMIDIのピッチベンドは本来『16383』というかなり細かい解像度でコントロールできるのだが、Arduinoから得られる精密ポテンショメータの分解能は1024しかない。ただし469を3オクターブ分の音数36で割ると半音あたりの解像度は『約13』となり、聴覚上段差を感じる事はほぼ無いと予測される。本当はあと数倍の解像度が欲しいところなのだが。)
音程ボードとリングのディテール。鍵盤は原寸大のカラーコピー。
ここまでの文章でお気づきの方もいるだろうが、このオンド・マルトノMIDIコントローラ、要は大きなピッチベンドホイールである。ノートのオンオフMIDI情報はシンセサイザーの『特定の高さのキー』をオンオフするだけで、音程は全てピッチベンドの数値で決まってくる。たとえばリングに通した指先が『特定の高さのキー』の位置にある時は、ピッチベンド数値はゼロである。その位置から指先を右に動かすと数値がプラス方向に拡大し、音程が上がっていく。左に動かせば数値が徐々にマイナスとなり、音程が下がる。この変化は一定で直線的なので、計算式は単純だ。今回のテストベッドでは3オクターブ幅のうち『左端から2つめのド』を『特定の高さのキー』と設定し、ピッチベンド数値がゼロになる位置として計算式を作成した。
x=(y-z)/0.03815
x=求めるべきピッチベンド量
y=精密ポテンショメータの現在の数値
z=『左端から2つ目のド』位置の精密ポテンショメータの数値
0.03815≒(469/3*4)/16383 精密ポテンショメータ数値とピッチベンド数値の比例定数
数式のための計算メモ
ところで上の式を用いて4オクターブをコントロールするためには、使用するソフトシンセのピッチベンド幅が±24であることが必要である。この幅を備えているソフトシンセの中から、私はKORG Legacy CollectionのMono/Polyを選択した。高校時代にMono/Polyの実機を所有していた事が選択の理由だが、ピッチベンド幅を±24に設定できるシンセサイザーであれば何でも構わない。
KORG Mono/Poly
音程コントロールのための計算式は完成した。次は音量コントロール部分の作業を進めよう。組み上げたテストベッドには暫定的にスライドボリュームを取り付けていたが、迅速な音量コントロールが出来ない事がエア演奏により判明したため、オリジナルオンド・マルトノのトゥッシュ部分の様に指の圧力でコントロールする仕様に変更した。マイクロスイッチに前述の小型圧力センサを接着し、マイクロスイッチでノートのオンオフを、指先にかける圧力の大小で音量をコントロールする事にした。こちらも先ほど使用した『AnalogReadSerialスケッチ』を使って圧力センサからの数値を読み込み、簡単な数式を作成した。
トウッシュ部分アップ
ここまでの計算式などを元にして初期のスケッチが完成、YAMAHA USB-MIDIインターフェース UX-16を通じてソフトシンセに接続し動作をテストしてみた。すると…音が…鳴った! 音程ボードに合わせて気持ちよく演奏ができる!しかもレーザーテルミンの時のような音程の誤差が無い!(1参照)ビブラートもリアルタイムでばっちり!念願の、楽器として演奏できるレベルである。単に計算した通りに動いただけなのだが、私はすっかり感動してしまった。この『実働した』という瞬間が電子工作の一番の醍醐味である。
しかしMake:の世界は甘くなく、すぐに新たな問題が出現した。しばらく演奏しているとチューニングがズレてくるのだ。原因はタコ糸の『滑り』である。演奏中にリングを左右に素早く動かすとタコ糸とプーリー位置にズレが生じ、その蓄積によって段々とチューニングがズレてくるのだ。これではとてもじゃないが楽器とは呼べない。さっきの喜びはどこへやら。そこでさらなる試行錯誤を繰り返し、プーリーにヤスリでギザギザの滑り止め加工を施す事と、任意のリング位置を瞬時にピッチベンド量ゼロ位置に設定できるチューニングボタン(下の完成画像参照)を追加することで問題を解決した。演奏の合間にチューニングするというのはなかなかアナログな行為であり、楽器っぽくて気に入っている。
プーリーの滑り止め加工
ここで仮組みしていた部品などを固定し、オンド・マルトノMIDIコントローラの基本的な部分が完成した。
いったん完成の後も、様々なモディファイを行なっている。まずはオリジナルオンド・マルトノにもあるような、演奏中に音の表情を変えるためのカットオフスライダを装備した。これがなかなか具合が良い(上写真及び演奏ビデオ参照)。また、ピッチベンド幅調整用ボリュームも追加し、ソフトシンセの音色作成の際に利用している。音色については前述したMono/Polyでオンド・マルトノに近い音を数種類作成した。しかしこれはMIDIコントローラなのでオリジナルの音色にこだわる必要はなく、楽曲に合わせて幅を広げて行きたいと思っている。将来的な予定としては、4オクターブ以上の演奏に対応できるようオクターブUP/DOWNボタンを追加する予定である。その他にも音色変更用のボタンを追加したいと考えており、丸裸のデザインもなんとかしたい。コントローラの進化は当分続きそうだ。
制作に要した期間は約2ヶ月、金額は約15000円。内訳は、Arduino2760円、プーリーが4つで3360円、精密ポテンショメータが約1500円、圧力センサが800円程度、あとは各種スイッチ、抵抗類、ブレッドボード、配線、板、ネジなどである。
さてお待ちかねの演奏である(といっても冒頭と同じ映像なのだが)。最初はテルミン定番の『白鳥(サン・サーンス)』からということで、GarageBandでカラオケを作成し、演奏してみた。かなり良いところまできていると思うのだが、いかがだろうか。この先、トリ音さんが演奏していた『亜麻色の髪の乙女』や『月の光(ドビュッシー)』など、レパートリーを広げたいと思っている。呼ばれれば演奏もします(笑)。
演奏してみました(アンコール)
3回連載『オンド・マルトノMIDIコントローラの制作』は以上である。実物を見たこともないオンド・マルトノを、「出来るような気がする」という思いだけでなんとか制作することができたのは、やはりArduinoの存在が大きい。ハードウェア(工作)とソフトウェア(プログラミング)を組み合わせて問題を解決するプロセスはパズルで遊んでいる感覚に近く、とても楽しいものだ。ビバ、フィジカルコンピューティング!
このエントリをきっかけに、一人でも多くの人がArduinoを触るようになれば望外の幸せである。
スケッチ/Sketch
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// Ondes Martenot MIDI controller for Arduino UNO 9V v0.0
// Mitsushi "Galliano" Abe 2012.9.1
// http://gam.boo.jp/blog/archives/2012/07/midi.html
////////////////////////////////////////////////////////////
// Connect the pressure sensor (volume) to A0, the micro switch (note on) to D7
// Connect the center pin of 10-turn potentiometer (pitchbend) to A1
// Connect the push switch (tuning adjust) to D8
// Connect the center pin of slide potentiometer (cut off, not must) to A3
// Connect the center pin of potentiometer (to control pitchbend range, not must) to A2
// Connect Mac>>USB-MIDI(IN)>>Arduino
// The software synthesizer must have +- 24 pitch bend range for 4 octave control
////////////////////////////////////////////////////////////#include <MIDI.h>
#define SWITCH 7 // connect the micro switch to D7
#define PITCHADJUST 8 // connect the push switch to D8
int PITCHADJUST_RANGE = 0;
int PITCH_RANGE = 24;#define PITCHINPUT 1 // connect the center pin of 10-turn potentiometer to A1
int sensorPin = 0; // connect the pressure sensor to A0
int sensorValue;
int midiValue = 0; // volume Value
int old_midiValue;
int cc = 7; // main volume for MIDI control changeint bendPin = 2; // connect the potentiometer to A2
int bendValue;
int midibendValue = 0; // bend Value
int old_midibendValue;
int br = 58; // MIDI bendrange change (depends on user's difinition)int cutoffPin = 3; // connect the slide pot to A3
int cutoffValue;
int midicutoffValue = 0; // cutoff Value
int old_midicutoffValue;
int cu = 74; // MIDI cutoff changeint midiCh = 1;
int notecounter = 0; // Counter used to avoid refrainig note on
int val1 = 0;
int val2 = 0;
int data3 = 0;int MIDI_ROOT_NOTE = 60;
byte lowerBits; // Pitchbend value LSB
byte upperBits; // Pitchbend value MSB
int iCounter = 0; // Counter used to reduce the sample rate
byte noteOnToggle = HIGH; // Used to hold the state of the beamfloat MIDIPITCHSCALE = 0.03785;
void SendMIDI(char cmd, char data1, char data2)
{
Serial.write(byte(cmd));
Serial.write(byte(data1));
Serial.write(byte(data2));
}void control(){
val1 = digitalRead(SWITCH);if(val1 == HIGH)
{
notecounter = notecounter + 1;
if(notecounter == 1)
{
SendMIDI(0x90, MIDI_ROOT_NOTE, 127); // Send the root note
}
}
else
{
// NOTE OFF
SendMIDI(0x80, MIDI_ROOT_NOTE, 127); // Silence the note
notecounter = 0; // Reset the counter
}
}void volume(){
sensorValue = analogRead(sensorPin);
midiValue = sensorValue / 7.6;
if(midiValue>127){midiValue=127;}if(midiValue != old_midiValue)
{
SendMIDI(0xB0, cc, midiValue);
}
old_midiValue = midiValue;}
void bendrange(){
// connect the potentiometer to A2
// this pot controls pitchbend range
// this is not mandatory
bendValue = analogRead(bendPin);
midibendValue = bendValue / 8;
if(midibendValue>127){midibendValue=127;}if(midibendValue != old_midibendValue)
{
SendMIDI(0xB0, br, midibendValue);
}
old_midibendValue = midibendValue;}
void cutoff(){
cutoffValue = analogRead(cutoffPin);
midicutoffValue = cutoffValue / 8;
if(midicutoffValue>127){midicutoffValue=127;}if(midicutoffValue != old_midicutoffValue)
{
SendMIDI(0xB0, cu, midicutoffValue);
}
old_midicutoffValue = midicutoffValue;}
void ProcessAnalogValue(byte i)
{
// get a value for the GP sensor on pin i
float _x = Z(i);
val2 = digitalRead(PITCHADJUST);
if(val2 == HIGH)
{
data3 = analogRead(1);
PITCHADJUST_RANGE = 608-data3; // 608 is the middlepoint of pitchbend plus 1
}
// 0 - 16383 is the full 14 bit pitchbend range
int _converted = (int)((_x-297+PITCHADJUST_RANGE)/ MIDIPITCHSCALE);if (_converted > 16383)
{_converted = 16383;}if (_converted < 0)
{_converted = 0;}// Convert this 14 bit range value to LSB and MSB bytes
lowerBits = (byte)(_converted & 0x7F);
_converted >>= 7;
upperBits = (byte)(_converted & 0x7F);// Now output the message
SendMIDI(0xe0, lowerBits, upperBits);
}float Z(byte pin)
{
int tmp;
int data1 = 0;
int data2 = 0;
int summary = 0; // summary of input data
int h;// get average data from analogpin0
for(h=0;h<10;h++){
data1 = analogRead(pin);
summary = summary + (data1);
}
tmp = summary/10;
return (float)tmp;
}void setup(){
MIDI.begin(1);
Serial.begin(31250); // Set MIDI baud rate:
SendMIDI(0xB0, 0x65, 0);
SendMIDI(0xB0, 0x64, 0);
SendMIDI(0xB0, 0x06, PITCH_RANGE); // Set pitchbend range
pinMode(SWITCH, INPUT);
pinMode(PITCHADJUST, INPUT);}
void loop(){
volume();
bendrange();
cutoff();
control();
ProcessAnalogValue(PITCHINPUT);
delay(1);
}
Arduinoを始めるにはこの本から。
オライリージャパン
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投稿者 galliano : 08:12 PM
November 23, 2010
ロンドンのデジタルサイネージレストラン
オーダーヘッドプロジェクションシステムを駆使したレストランがロンドンにオープンしたそうです。各テーブルが独立したデジタルサイネージなっていて、無線でネットワークが組まれているらしい。こりゃ行ってみたいね!レストランのサイトはこちら、インタラクティブな注文システム「E-table」を開発したのはこちら。
inamo restaurant
Opening Times:
Mon-Thu 12am - 3pm
5pm - 11.30pm
Fri-Sat 12pm - 12am
Sun 12pm - 10.30pm
134-136 Wardour Street,
Soho, London,
W1F 8ZP
投稿者 galliano : 09:34 AM
February 27, 2010
CASTINGPLAYBOY.COM
アルゼンチン版「PLAYBOY」が実施しているオンラインキャスティングキャンペーンの事例。ぜひビデオをご覧ください。面白すぎて、バカ過ぎて笑っちゃいます。これも博報堂須田さんの言う「使ってもらえる広告 」の好例でしょうね。
シャッターを押すたびに「キレイだよ」「すごくイイ」「最高!」と有名カメラマンのサンプリング音声が鳴り響くモードが付いてるデジカメってのを10年ほど前に考案しましたが、そんな感じかとw。応募サイトのURLをこの先に置いておきます。
どうやらまだキャスティングは続いてるみたい。興味ある人は是非トライをw
http://www.castingplayboy.com/
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第六章を読むべし
バイラル・ループ
投稿者 galliano : 01:21 PM
November 29, 2009
Esquire's Augmented Reality issue
もう皆さんご存知だと思いますが、本国版エスクァイアのAR特集が話題です。というか、半月ほど前に話題でした。 では何故それを今アップするかというと、先日我が国のAR事例を見たからですね。
その広告は日本で始まったばかりのAR広告である事について胸を張り、自信満々で、是非アクセスせよと語っていました。弊社の社員が広告を持っていたので皆で鑑賞しました。そして愕然としました。。。。出てきたビジュアルは企業を礼賛するばかりの内容で、つまらなく、美しくもなく、アイデアもエンタテインメント性もゼロだったんです。
AR広告を見るには、わざわざPCを立ち上げ、サイトに行き、カメラを準備するなど最低でも2〜3分はかかる。どんな広告でも鑑賞するために支払った「時間」分以上の喜びがないと視聴者とのエンゲージメントは成り立たないものですが、AR広告はそのぶん成功のハードルは相当高いと見るべき。しかしこの事例にはおもてなしの心というか、「鑑賞してくれてありがとう」という感謝の心を全く感じませんでした。
人が見たい広告を選ぶ時代になり、視聴者と広告の立ち位置がすっかり変わっている事に全く気付いてないのか、気付かないフリをしているのか。
というわけで、このサイトを見ている皆さんには是非上の映像を見ていただきたい。そして自分がAR事例を作る事になった時には、世界はこれぐらいのクォリティで作っている事を知っておいてもらいたい。というわけで、皆さん既にご承知で失礼かと思いますが、ダメ押しアップです。
という僕もまだこのエスクァイアを入手してないんですけれども(汗)
投稿者 galliano : 12:07 PM
October 29, 2009
"Hand from Above" from Chris O'Shea
Hand from Above from Chris O'Shea on Vimeo.
アーティストであり、デザイナーでもあるChris O'Sheaの作品。というかインスタレーション。というかメディアアート。adverblogにあったので広告かと思ったんだけどそうじゃなかった。彼のブログpixelsumoでは先日ここでも紹介したThe fun theoryがとりあげられていたりして、なんとなく親近感。
最近こういったインタラクティブ作品にすごく魅力を感じる自分がいます。何か新しくて面白い事やらないと死んでしまう。
投稿者 galliano : 09:15 AM
October 11, 2009
The Fun Theory / Piano stairs
人の行動をより良い方向に変えるには、その行動を楽しいものにしてしまう事がいちばん簡単だ。
We believe that the easiest way to change people's behaviour for the better is by making it fun to do.
まさしくその通り。このピアノ階段を設置することで、階段を利用する人が66%増加したらしい。僕が最近習得しつつあるエレクトロニクス技術を使えばこういうことは安価にできそうだ。この週末に考えてみよう。
投稿者 galliano : 12:31 PM
September 24, 2009
Diesel / Diesel Helmets / Quique The Head
今日もインタラクティブ広告のご紹介。説明の前に、まずは上のビデオを見て欲しいんです。3分33秒ありますが、面白さガリ保証なので安心してご覧ください。
このビデオを見るだけではなんのことやらわかりませんね。ではキャンペーンサイトに行ってみましょう!キャンペーンサイト
さて、なんの話かわかりましたか?
そう、このキャンペーンは、この話の主人公エンリクにあなたの体を寄付してくださいというもの。ギャラリーを見ると実にバカバカしい無理な写真が並んでますね。しかし、いったい何の広告でしょうか?
サイトの下の方を見るとsupported by DIESELというロゴがあります。どうやらDIESELのキャンペーンのようです。しかし、商品はいったい何なのでしょうか。サイトのもう少し下を見てみましょう。そうすると見えてくるのが…ヘルメットですよ!
え?DIESELがヘルメット? と思いつつリンクをたどってみると、このページにたどり着きました。どうやらDIESELのHELMETのキャンペーンのようです。そう考えてビデオを思い返すと、主人公は最初から最後までヘルメットを装着してましたね。なるほど、3分の間視聴者は全員商品を見ていたというわけです。丈夫さを伝えるカットもしっかり入ってました(笑)。
表現は過激、しかし商品をしっかりと見せ、記憶に残している。しかもこのヘルメット、なかなかデザインも良い。これを作ったのはスペインのshackleton。仕事のクォリティ、高いです。
「これからの広告キャンペーンは、一見広告には見えないものが中心になる。」そんな話がありますが、まさしくこのキャンペーンが当てはまります。
最後に、これはTVCではないのですが表現アイデアを考えてみましょう。「ありえない映像をリアルに作る」世界の中で、顔だけを守るという「意外な?利用方法」を提示し、商品の優位性を「説明」してます。いやー、基本中の基本だ。
▼主人公エンリクが生まれた時のアホアホ新聞記事
投稿者 galliano : 08:47 PM
H&Mで買い物したい
渋谷H&Mが開店しましたね。楽しみにしていたので近日訪問したいと思いますが、この開店に合わせたように、H&Mのサイトが今月リニューアルされました。
H&M Fashion Studioと名付けられたサイトはそのトップ画像から凝った作りになっていて、気に入ったスタイリングの写真はすぐFacebook上でコメントできたり、上のように簡単にブログに載せる事ができます。また自分に似たモデルを探して「着せ替え」をして楽しめるインターフェイスがとっても新鮮です。
でもね、スタイリスト的センスがないと着せ替えの結果はヒドい事に…。
投稿者 galliano : 02:34 AM
September 22, 2009
HBO Imagine
2年前にカンヌを始めとする広告賞を総嘗めにしたHBOが、新しいインタラクティブキャンペーン「Imagine」をスタートさせました。「想像する以上のものを。HBO」というタグラインが示すとおり、これまで見たことがない表現アプローチのウェブサイトに仕上っています。
そのコンテンツはというと、これがまさしく迷宮と言える作り。というか、実は僕にもまだ何が何やらわかってない状態なのでうまく説明できません。ウェブサイトでは3Dの空間に多くの映像が漂っており、その中の2つは同じ出来事を4つの方向から見る事ができるようになっています。よく言われるテーマ「物事は様々な角度から見ると違う様相を見せるものだ」をそのまま表現としてるわけです。
このテーマをそのままリニアに表現すると黒沢監督の「羅生門」のような映画に仕上るわけですが、ここでは全ての情報がノンリニアに散らばっており、観客はそれらを集めて自分の頭の中で再編集する必要があります。これはとっても面倒なこと。しかも英語だし。でもなかなか知的なアプローチであり、一見の価値はあります。
さらに、2種類ある4面の動画はNYC、DC、そしてフィラデルフィアで実際に大きな4面スクリーンを作って上映したそうです。あ、違う、今月の17〜19日までNYCで上映され、その後フィラデルフィアで10月1〜3日まで、DCでは10月8〜10日まで上映されるそうです。ウェブ内のアトラクションが現実世界に登場するわけで、こりゃメディアが黙ってませんよね。映画的演劇的アプローチにウェブの技術を加え、イベントとして体感できる「場」まで作るとは、これは用意周到だわ。
代理店はBBDO NY、製作はThe Barbarian Groupが全部仕切ってるようですよ。
投稿者 galliano : 11:42 PM
Lynx Party Across The Internet
ローンチしたばっかりのLynx(日本での商品名はAxe)キャンペーンをご紹介。ユーザーが主人公になってインターネット内を旅するという仕組み。途中にミニゲームなどあって楽しめます。これ以上説明するのは野暮というもので、とっとと下のリンクからいってらっしゃい!(情報from29man)
Lynx Party Across The Internet
これはもうアトラクションと言って良いですな。説明記事はこちら。
投稿者 galliano : 10:01 PM