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February 27, 2010
CASTINGPLAYBOY.COM
アルゼンチン版「PLAYBOY」が実施しているオンラインキャスティングキャンペーンの事例。ぜひビデオをご覧ください。面白すぎて、バカ過ぎて笑っちゃいます。これも博報堂須田さんの言う「使ってもらえる広告 」の好例でしょうね。
シャッターを押すたびに「キレイだよ」「すごくイイ」「最高!」と有名カメラマンのサンプリング音声が鳴り響くモードが付いてるデジカメってのを10年ほど前に考案しましたが、そんな感じかとw。応募サイトのURLをこの先に置いておきます。
どうやらまだキャスティングは続いてるみたい。興味ある人は是非トライをw
http://www.castingplayboy.com/
アスキー・メディアワークス
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第六章を読むべし
バイラル・ループ
[TECHNOLOGY]
wrote by galliano : 01:21 PM
February 20, 2010
バーコードの横断歩道
ブラジルはクリチバのショッピングモールによるアンビエント広告事例。市庁舎から特別の許可を得て制作したたとのこと。 最近の広告は許可取りの難易度を競っている部分があるような気がしていますが、個人的には面白い傾向だと考えます。ただしここで重要なのは困難なネゴシエーションを達成できる人材の確保。皆で考えた面白いアイデアの中でも「これは無理だよなぁ」という企画を達成できる仲間、僕はそれをスーパープロデューサーと呼んでいるのですが、そんな人がこれまで以上に必要とされているように思えます。
我こそはと思う人はご連絡を。一緒に仕事しましょう!
via: CreativeCriminals
[blog]
wrote by galliano : 03:23 PM
February 17, 2010
TVC123 BBC / Vancouver 2010 Winter Olympics / Inuit
盛り上がっているバンクーバーオリンピックですが、今日ご紹介するのはBBCの制作によるオリンピック告知用アニメーション。
主人公の青年が奪われた頭部を取り返そうとする石像は「イヌクシュク」と呼ばれており、カナダの先住民イヌイット族が雪原を移動する時の道標として作ってきたモノだそうです。オリンピックのロゴマークデザインに使われていますね。
映像全体はCGで作られていますが、手触りを感じるアナログ感を残した絶妙な仕上がり。モノクロで作ったセンスも良い。イギリスのアニメ業界はこういうのホント上手です。
[blog]
wrote by galliano : 11:10 PM
February 06, 2010
First Spring by Yang Fudong for Prada
ヤン・フードン監督によるプラダの最新フィルム。35ミリによるモノクロ映像の質感が美しい。 原美術館で開催中のヤン・フードン個展「将軍的微笑」は3月28日まで。行かねば。
ところでこのショートフィルムの音楽ですが、弦楽器による不安な調べを聞いていると、ある映像が頭に浮かんできました。
それはブラザーズ・クエイによる人形アニメーション作品「ストリート・オブ・クロコダイル」です。
音楽だけでなく、カメラの横移動や世界観、また「FIrst Spring」では登場人物が人形のように撮影されている所など、この2つの作品には共通点があるように感じます。
「ストリート・オブ・クロコダイル」が完成したのはヤン・フードン監督が15歳の時。もしかするともしかして、ヤン監督は多感な高校時代に、「ストリート・オブ・クロコダイル」を鑑賞した事があるのかも知れませんね。
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DVD化を20年以上待っていた!映像の文化遺産。
基本技術に難がある
垂涎・待望…何と言えばいいのか
待望
[SHORTFILMS]
wrote by galliano : 11:45 PM
February 03, 2010
捨てられた子供
今日は感動したDMの一例をご紹介。広告元は捨てられた子どもを支援するNPO。捨て子への援助を求めるだけでなく、ボランティアとして活動に参加してくれる人を増やすのも目的としています。結果として生まれたアイデアは単なる赤ちゃんの写真。メインビジュアルにはコピーもない。しかしこのインパクトはすごい。そして、涙が出ます。皆さん、こういうものも広告ですよ。テルアヴィヴのサーチ&サーチ制作。
[blog]
wrote by galliano : 01:27 AM
February 01, 2010
フジのカメラは、騙せません。
富士フィルムのデジカメポスターの事例。笑顔を察知するスマイルキャプチャー機能について訴求してますが、これが面白いのでご紹介。ポーカー中に、恋人との別れ中に、葬式中に。本人はバレてないつもりでも、この優秀なデジカメは笑顔を察知します、というメッセージ。超頭いい。
別れ編と葬式編はこの下に。
代理店はニューデリーのRMG Connect。
[blog]
wrote by galliano : 10:51 AM
TVC122 Mercedes / SLS AMG / Tunnel
メルセデスでガルウィングというと1950年代の300SLを指すのですが、50年の時を経てその後継車が登場しました。その名もSLS。300SLのSLはスーパーライト(超軽量)でしたが。ここでのSLSはなんでしょね。わかりません。
というわけで新しいSLSのCMですが、シューちゃんがサプライズで登場です!F1を引退していたシューマッハですが、今年から母国メルセデスのF1パイロットとして復帰するんですね。で、復帰後第一弾のCMがコレ。
さてCMの内容ですが、ストーリーなんてあって無きが如くムチャクチャです。でもサウンドデザインは素晴らしいですね。カメラワークも良い。この2つが良ければトンデモ案でも鑑賞に耐えられるという好例でしょう。ここ、試験に出るので覚えましょうね。
アイデアカテゴリは「ありえない映像をリアルに作る」「過剰にする」の2本とします。
ちなみに当時日本に輸入された300SLのオーナーの一人は俳優の故石原裕次郎さん。今でも現車が小樽の裕次郎博物館に展示されているそうです。
[TVC][02 ありえない映像をリアルに作る(Real-looking unreality)][17 過剰にする]
wrote by galliano : 12:48 AM