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December 2009

December 31, 2009

年末の挨拶

今年はtwitter元年とも言える年で、多くの方々とTL上でお話しました。ブログの読者の皆さんともいろいろお話することができ、面白い一年になりました。年末のパーティーも大盛況のうちに終わりました!

この1年もネットとデジタルの動きはこれまで以上に激しいものでしたが、その奥に実にアナログな部分、時代が変わっても動かない人間的な部分に皆が気づき始めた年であったとも思います。来年の僕も、これまでになくダイナミックに活動します。皆さんも是非よいお年をお迎えください!
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wrote by galliano : 11:55 PM

中野カリンさんのスタジオで遊んで来ました。

karin.jpg

今年のGWに僕がレーザーテルミンを自作したのをブログ読者の方はご記憶だと思いますが、友人である作曲家の中野カリンさんがこのレーザーテルミンを是非見たいという事で、カリンさんのスタジオが新しくなったのを機に友人たちと遊びに行って来ました。

上の小さなテーブルに載っているのがレーザーテルミン一式ですね。細長い棒がレーザーと距離計センサ、四角い黒箱の中のArduinoがMacBookProにインストールしたソフトウェアシンセサイザをドライブしてます。
YouTubeにアップされてた、阿部さんが演奏されてるプッチーニの「私のお父さん」がとっても素敵だったので、私がそれにピアノの伴奏をつけさせて頂いたんですね。で、今回ウチのスタジオで、そのピアノに合わせてテルミンを演奏して下さったのでした。お酒とちょっとしたおつまみを用意しておいたので、みんな寛ぎモードで飲んだり、食べたり、弾いたり、聴いたり・・・と楽しく過ごしました。あーーーーーなんて幸せな時間なのだ!カリンさんのブログより)
そんなひとときを過ごしたわけですが、当日の話はカリンさんのブログに詳しいのでそちらに譲るとして、ここではカリンさんのスタジオと音楽について書くことにします。(演奏の結果もこの後に!)

さて作曲家の音楽スタジオという事で、大きな録音コンソールがあるメカメカしたスタジオを想像していましたが、全くそうではありませんでした。機材らしい機材といえば音楽用に作られた64ビットのPCワークステーションと演奏用のシンセサイザーが一つ、あとは音声の入出力用ADコンバータぐらいで非常にスッキリとした構成。

最近の音楽機材はシンセサイザーもミキサーもソフトウェア製に置き換えられて、全てがPCのHDの中に入っちゃってるんですね。この見た目シンプルなシステムから日々素晴らしい音楽が生まれているのです。

たとえばちょっと前の作品ですが、アルス・エレクトロニカ・フェスティバル2008」のコンピュータ・アニメーション/ビジュアル・エフェクト部門で、"Award of Distinction"(準グランプリ)を受賞した「KUDAN」の音楽を担当されています。これを観ればカリンさんの音楽の凄さがわかるでしょう。



ユニバーサル・スタジオのクリスマスサイトの音楽も彼女の作品です。CMの仕事も増えてるそうですよ。 恐るべき才能を持った中野カリンさんの今後に注目です!

ではカリンさんのスタジオで録音したレーザーテルミンの演奏をどうぞ。ブログ読者の皆さんに贈る年末のプレゼントということで……練習不足で音程がヨタっててすみません。(汗)



中野カリン - Karin Nakano Official Website
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wrote by galliano : 12:02 PM

December 25, 2009

やくしまるえつこ『ジェニーはご機嫌ななめ』

ちょっと前なんですけど、ジューシィ ・フルーツの名曲『ジェニーはご機嫌ななめ』を、やくしまるえつこさんがカヴァー。歌も映像も可愛い過ぎるのでクリスマス記念アップ。

皆さんメリークリスマスですよ。

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wrote by galliano : 12:12 AM

December 24, 2009

Grand Galli Night 12/27(sun)開催!

今年も【ガリ誕生日&忘年会】、やります。

 日時:12/27(日)20時~深夜

 場所:アマランスラウンジ@並木橋
    http://bit.ly/6DpbwY

 料金:エントランス2000円(フリーフード、ドリンク別)

ショウ:Drag Queen MAKO

    【mixiコミュ】http://mixi.jp/view_community.pl?id=2519764
    【ショウ映像】http://bit.ly/4KQwzs

     P1140011.jpg

 DJ:galliano(深夜から)

お色直し:エヴァになるかも


お誘い合わせのうえお集まりくださいませ。

だらだら飲みましょう。お待ちしてまーす!
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wrote by galliano : 12:29 AM

December 23, 2009

Christina Ricci For Donna Karan



Eldridgeというダナ・キャランのレザーバッグがありまして、4通りのシェイプに変形できるというのが大きな特徴です。このプロモーションの為に制作されたショートフィルムが公開されました。題して「Four Play」。

主役として起用されたのはクリスティーナ・リッチ。映像の中で彼女はDreamer(夢見人)、Expressionist(表現派)、Paramour(愛人)、Voyeur(覗き趣味)と4つのパーソナリティーを演じています。

監督のジェイク・サムナーはこう言ってます。

“I didn’t want it to feel like advertising. I wanted it to feel like something that could be viewed in itself, but using the aesthetic of Donna Karan.There’s a thin line between very unsubtle advertising and doing something that stands alone and has its integrity. 

広告のようには感じさせたくなかった。ダナ・キャランの美意識を用いながら、鑑賞に耐えられる映像にしたかった。非常にあからさまな広告と、自立し純度を保っている広告の間には、明確な線が引かれてる。”


昨日あるCM制作会社のプロデューサーとCMの未来について話してたのですが、自然と上記の明確な線の話になりましたね。ここでのあからさまな広告とはチラシのようなCMという意味でしょう。

そういったCMが将来的に不要になる事はありませんが、表現としてはどんどん残念なエリアに追いやられていく。そしてこのようなブランディングを目的とした広告映像がネットやモバイルの中で開花していく。どちらも広告映像だけどエライ違いが生まれるでしょう。そんな話をしてました。

しかしこの映像、Youtubeでの視聴は5日で約1万ビューなんですよね。もうちょっとシーディングを深くやるべきだと思いました。ここがネットCMの難しいところ。

クリスティーナ・リッチはアダムス・ファミリーでかなりゴスな女の子役を演じていました。大人になりましたね。監督のジェイクはスティングの息子さんだそうですよ。

Eldridge、4通りの変形アニメーションはこちら

via www.luxuo.com
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wrote by galliano : 09:38 AM

December 06, 2009

Animations on the media facade of the Bayer



国際的な製薬会社Bayerのドイツ本社自社ビルでの広告事例。

この手のアイデアって特に新しいわけではなく、例えば1986年に僕の好きなジャン-ミッシェル・ジャール(JEAN-MICHEL JARRE)がリヨンでのコンサートで建築物をキャンバスにしたのが有名ですが、それから20年。さすがに解像度が上がりましたね。それと自社ビルを媒体にしたのが今回は新しい。でもどうやって告知して、何人ぐらい集まったのでしょうか。個人的には最後に花火が欲しかったところですねw。

もし、こういうのやってみたいという方がいらっしゃったら、是非連絡を。
後にジャン-ミッシェル・ジャールのコンサートの映像を置いておきます。



今回の事例は海外のOOH広告事例を日刊でアップしている事で有名なブログ「日刊・世界の広告クリエイティブ」から引用させていただきました。
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wrote by galliano : 10:19 PM

December 05, 2009

成山画廊「松井冬子下図展」

昨夜は九段の成山画廊で開催されている「松井冬子下図展」のオープニングレセプションへ。

これまでに発表されてきた数々の松井作品の中から、現在森美術館「医学と芸術展」で展示されている新作「無傷の標本」を含めた7点の下図が展示されており、小さな画廊内には濃厚な時間がゆったりと流れてました。ワントゥワンで松井さん本人による作品の詳細な解説を頂く事もできました。

ここでの「下図」とは本画を描く前の下絵の事で、画材は全て鉛筆です。人体の内蔵や骨格が顕になる事が多い松井さんの絵でも、まず描かれるのは通常の人体デッサン。一般の画用紙に描かれる「下絵の下絵」が仕上がると、その上にトレーシングペーパーが貼られ、体内の構造や骨格、垂れ下がった内蔵などが追加して描かれます。その薄紙の重なりからは、松井さんの思考のプロセスと時間の流れを感じ取る事が可能で、単なるドローイングの鑑賞ではなく絵が完成するまでの「ストーリー」を眺めているような気持ちになりました。

展覧会は今月26日まで。ぜひ会場で下図に圧倒されてください。

matsui2009.jpg

松井冬子「無傷の標本」大下図 2009年
Matsui Fuyuko Etude for Virgin Specimen 2009

「松井冬子下図展」 Drawings by Matsui Fuyuko
2009年12月4日(金曜日)〜12月26日(土曜日)
December 4 (Fri) – December 26 (Sat) 2009

成山画廊
東京都千代田区九段南2-2-8 松岡九段ビル205号室
(地下鉄九段下駅 2番出口 武道館側)
Tel/Fax:03-3264-4871
営業時間:月、火、木、金、土  13時から19時まで
    :水、日、祭 休廊
Open: 13-19 PM (Closed Wed.Sun.Holidays)
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wrote by galliano : 02:28 PM