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May 21, 2012
【勝手みやげ】東京スカイツリーマウスの制作
明日の2012年5月22日に開業する東京スカイツリーを記念して、ちょっくら東京スカイツリーマウスを制作してみました。▲これが完成形です。左右のボタンもあり、マウスとして完全機能します。ホイールだけ無いんですけど…。
『◯◯と煙は高い所が好き』というコトバがありますが、残念ながら僕も高い所は大好きで、これまでに様々なタワーに登って来ました。たとえばポートタワーや京都タワー、通天閣に名古屋テレビ塔など国内タワー群の他にも、上海の東方明珠電視塔、ベルリンのテレビ塔、シアトルのスペースニードルなど体験済みです。仕事の出張先でも、旅行先でも、高い塔を見かけると時間の許す限り登りたくなっちゃうんですね。
そして今回のスカイツリーですが、日本に世界で最も高いタワーが出来るという事で、まぁ興奮しまして、これまでに何度も訪問してるんです。一番盛り上がったのは初めてライトを試験点灯した2010年の10月13日で、友人達と共に浅草で見物しながら酒を酌み交わしたりしておりました。
そして明日開業するわけですが、もうね、中に入るのが困難な事はすでにわかってるんです。ネット予約が始まっているそうですが、7月10日までいっぱいとかなんとかで、果たしていつ実物内部を体験できるかわからんのです。先に登った人に自慢されるのは時間の問題なわけです。オレ、登ってきたよ。私、登ってきたわ。キミ、まだ登ってないんだ。ふふ。何がふふだ、ああ、くやしい。キーッ。と、心のなかでのたうちまわっていたある日、こう思いました。「このくやしさを晴らすには、東京スカイツリーのみやげ物売り場に絶対並んでいない、僕以外誰も持っていない特別な東京スカイツリーグッズを作ったら良いじゃないか」と。じゃあ何が絶対売られてないんだと考えて、思いついたのがマウスだったわけです。東京スカイツリーマウス。どう考えても売ってない。あっても誰も買わない。これはイイ!という事で、作っちゃいました。
結論からいうと、もう全然くやしくありません。精神のバランスが取れました。ああよかった。じゃ、続きに制作風景を。
使わなくなったマウスを分解し、スカイツリープラモの台に合わせて基板を切断。
LEDを内臓した台の電池ボックスを加工して基板を接着。右上はマウス受光部のレンズ。
左右クリック用のタクトスイッチを新設。下の黒い線はUSBコード。
スカイツリー台裏側のアップ。タクトスイッチからの線と、USBの5VをLED用に配線。
5mmのスチレンボードで下部をカバー。家具用の滑るシートを接着。
スカイツリーはバンダイの1/2400プラモデルを流用。素晴らしくよく出来てます。塗装不要、接着剤不要。
完成しました!まずは『粋』モードでLEDを点灯。なかなか美しいです。
次に『雅」モードで点灯。これもなかなか趣がある。これがマウスだとは誰も思わない。
この2つのモードは元のプラモデルに組み込まれてます。
台のディテール。タクトスイッチ以外はプラモのまま。外側の構造体は驚きの一体成型。
このように使います。昼は消灯、残業時は点灯。気分によってモードを選ぶ。心が安らぎます。
こんな袋まで作ってしまいました。
繰り返しますがどこにも売ってないので、
スカイツリーさんに問い合わせなどしないようにお願いします。
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wrote by galliano : 02:35 AM
May 07, 2012
TVC135 Canadian Paralympic Committee / Brand / Unstoppable
カナダのパラリンピック委員会が制作した映像です。まずは下の再生ボタンをクリック(1分)。ワンショットで撮影、CGIなどの合成は一切無し。その生々しさを帯びた演劇性が積み重なっていく迫力と、「何が起ころうと決して止まらない(Unstoppable)」という図太いメッセージが観客の胸を直撃します。
アイデアカテゴリは、「ありえない映像をリアルに作る」はもちろんですが、これまでに起きた事実を「説明する」でもあるでしょう。
下はメイキング映像です。制作はトロントのBBDO。
MZ_Paralympics - Making Of from VAUGHAN HANNIGAN on Vimeo.
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[TVC][02 ありえない映像をリアルに作る(Real-looking unreality)][19 説明する]
wrote by galliano : 01:16 AM