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August 2006

August 28, 2006

SUPPORTERS Cheer up!

ピクチャ 7-1

文字を入力すると、なんと女の子達が…あとは言えません(笑)

http://www.supporterscheerup.com/

たいして過激でもないのに、なにやら元気が出るサイト。
わたくしもgallianoと入力してみました。

…これ、PHILIPSがやってるんです。

明らかにバズマーケティングを狙ってると思うんだけど
その意図が全く見えない!
PHILIPSの商品ともぜんぜん関係がないし…
いったいどんなキャンペーンなんだー!!

と思っていると同僚のH君より連絡があり、
彼の言うとおり『彼女たちが何を見ているか確認する』ボタンを押すと
PHILIPSの薄型テレビが出てきました。

彼女たちは…この薄型テレビを見ながら
FIFAワールドカップの応援をしているのでした!
うむむむ、期待が大きかっただけにちょっとイマイチ…(笑)

でもバカバカしくて面白いから、まぁいっか。

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wrote by galliano : 10:08 AM

August 27, 2006

The Coke side of life

『グランド・セフト・オート』っていうゲームをご存じですか?え?知らない?マジですか?それは相当ヤバいですよ。

『グランド・セフト・オート(通称GTA)』は2003年にデビューしたゲームソフトの名前。過激なバイオレンス表現により世界中のゲーマーから熱烈な支持を得たのですが、同じ理由にて世界中の青少年保護団体から集中的に糾弾され、日本でも「有害図書類」に指定した県があるというなんともアツいソフトなのです。ちなみに有害図書指定のニュースがきっかけで日本でも大ヒットしました。間違いなく興奮できるソフトだと県が認定したようなもので…(笑)オフィシャルサイトも、もちろん18禁です。【グランド・セフト・オート3 日本公式サイト

その極悪主人公が不可解な行動を起こしています…。下の画像をごらんください!

『コーク的な生き方』というなんとも薄っぺらく聞こえるメッセージが、極悪非道なゲームの世界とペアを組む事でイマという時代に合わせていぶし銀のように輝いています。悪人がコークを飲むと良い人になるというコンセプトはなかなかブラックユーモアが効いているし、他の犯罪映画などと組んでシリーズ化も容易でしょう。また、GTAユーザー達がこのCMについてメールやブログで話題にする事は間違いない。保守的と言われるコカコーラが、とうとうこんな表現で世の中と関係しようとする時代がやってきました。

とはいえ、やっぱりコカコーラサイドは保守的に描かれていて…
図式としては悪vs保守で、最終的には悪は消滅し保守が盛大にパレード。うーん、イマドキなのに世界観はやっぱりコカコーラ(笑)。

ゲーム大国である日本でも、こういうマーケティング手法に意味があるのは間違いない。というか気がつかなかったのが悔しい。さぁ、代理店のみなさん、クライアントのみなさん。この国の広告はまだまだ面白くできるはずです。既にわたくしの脳はスパークし始めてますよ…☆

ゲームユーザーから見れば主人公の行いは『理由のある狂った行動』であり、世界観はGTAからの『引用(する)』ですね。

この映像は『テレビCM崩壊(読書中)』の作者Jaffe Juice氏のサイトから引用しました。

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[blog][TVC][03 理由のある狂った行動(Crazy but justifiable action)][26 引用する] 
wrote by galliano : 01:21 AM

August 22, 2006

トップレス洗車♪



こういうの大好き。楽しいし、なんだか清々しくない?

あ、そうだ、内田さん、この色なら読みやすいでしょ?
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wrote by galliano : 10:30 PM

August 17, 2006

shinzou.jp

ピクチャ 1-2
東京在住の作曲家・音楽プロデューサー、ニック・ウッド氏率いる音楽制作プロ「syn」から、新しいマンガ「シネステージア」公開のお知らせが届きました。音楽を軸としたストーリーの中に、ウェブのマンガだからこそ実現したアイデアが盛り込まれています。マンガの見せ方も洗練されてるし、 podcastingともリンクしている。これは、ちょっと、面白い。何よりも、こういった表現アイデアが音楽畑から生まれている所に未来を感じます。

http://shinzou.jp/

また、サイトのグラフィックデザインだけでなく、サウンドデザインも完成度が高い。ちなみにマーク・ニューソンがデザインした事で知られるauのTalbyのサウンドデザインもニック・ウッド氏が手がけてました。2人は親友だそうで。あの携帯が好きでまだ使ってる人いますよねー。

親愛なる皆様へ、

音楽とマンガが融合された新しいインタラクティブオンラインマンガが
shinzou.jpより公開されましたことを、皆様にお知らせ致します。

このウェブサイト
shinzou.jpでは「シネステージア」というストーリーが展開され、読者にはエクスクルーシブなコンテンツをiTunes Music Store Japanを通して提供しています。

マンガは杉原エンカによって創作されています。またニック・ウッドがプロジェクトのプロデュースを行っています。また、第一話のテーマソング
"Nobody Knows" は、サイモン・ル・ボンとニック・ウッドによる共作です。

"Nobody Knows"は、iTunes Music Store Japanから、メーキングビデオPodcastとともにダウンロードすることができます。
このメーキングビデオにはサイモン・ル・ボン、ニック・ウッドをはじめ、屋敷豪太、土屋昌巳、是永巧一とのレコーディング風景も収められています。
是非
http://www.shinzou.jp にアクセスしてご覧下さい!

http://www.synentertainment.com/shinzou/
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wrote by galliano : 02:19 AM

Star Wars Gangsta Rap Special Edition

Picon Af Gangsta Rap Se Lrg

Star Wars Gangsta Rap Special Edition

スターウォーズ・本気のギャングスターラップ。

ハイクォリティーなフラッシュアニメーション。
スターウォーズファン必見。

I'm..... your father! I'm your father! I'm..... your father! I'm your father!

わたくしとしては最後のレイア姫がツボです。

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wrote by galliano : 12:03 AM

August 09, 2006

「太陽」を見る。

06012401-1

銀座シネパトスにて映画「太陽」を見る。

この映画はロシアのアレクサンドル・ソクーロフ監督がヒトラー、レーニンを主題としてきた「20世紀の権力者」全4作シリーズの中の第3部に位置づけられている。

たいへん静かだが、力強い映画。テーマは「人間としての昭和天皇」。神の子孫として崇められていた昭和天皇が終戦を迎え、やがて自らの神格性を否定するに至り、いわゆる「人間宣言」を行うまでの半年間を丹念に描いている。その間に幾度となく会談を行ったマッカーサーは昭和天皇の作られたイメージと実際の人間的な姿に大きな差異を感じ、自らを「I」と言わず「The Emperor」と呼ぶ姿に戸惑いつつも高い外国語会話力に感嘆し、やがて彼の見識と知性に敬意を示すようになる。

映画が進行するにつれて、観客もマッカーサー将軍と同様に、形式張ってアンタッチャブルで不可思議かつ不可侵な存在、すなわち現人神としての昭和天皇から、人の温かみや子供っぽいユーモアさえ感じさせる人間天皇へとその見方が変わっていく。これがロシア人監督ソクーロフ氏の狙いである事は明かなのだが、日本人としてこの映画を見る時、いまだに尾を引きずるあの戦争が、政権を掌握した軍部が「天皇の神格性」というイメージを盾にしながら影で暴走した結果であることを思い出し、その暗い衝動が現在の外交・靖国問題にまで引き継がれていることを感じて慄然としてしまうのである。運命と政治によって引き起こされた昭和天皇の哀しみは、常に日本の良心の痛みと重なるのだ。その意味において現代的な問題にも通じる普遍的な価値を持った映画であり、ロシア映画だというのにとてもリアルな日本を感じる映画であった。

ロシアのスタジオで、監督自らがキャメラを回したという静謐な映像美には圧倒させられる。タルコフスキーを彷彿とさせる端正なカメラワーク、そして昭和天皇に扮したイッセー尾形、侍従長を演じた佐野史郎、脇を固める名優達のきめ細やかな演技が、重厚なタペストリーのように歴史の一頁を織り上げ、皇后役である桃井かおりのカジュアルな演技の中に突如現れる凄みのあるワンカットが映画を締めくくる。映画全体を通して、もったいぶった演出も派手な高揚感もなく一定のリズムで淡々と描かれているが、それは天皇の人間性を描くための伏線でしかない。この映画を鑑賞して地味だとしか思わなかった観客は、監督のメッセージの本質を見落としてしまっているのだ。

知性があり、政治によって隔離されるほどの強大な力を持ち、しかし子供っぽく、その存在は悲劇的。そこには大友克洋による一大叙事詩「アキラ」で描かれたナンバーズ達の姿が重なる。政治と運命に翻弄された昭和天皇の苦悩は、それだけで充分に映画的である。

1年以上も前に完成したこの映画が日本で公開された事は快挙と言えよう。日本人では決して描けなかった日本は、我々が見てこそ意味がある。まさしくA MUST SEE。映画館での鑑賞をお勧めしたい。ちなみにこの映画は銀座シネパトス単館上映。現在大混雑状態なので観に行く方は早めの入館を。

▼映画サイト
http://taiyo-movie.com/

佐野史郎氏の映画出演日記

http://www.kisseido.co.jp/column/sokurov.html

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wrote by galliano : 09:43 AM

August 05, 2006

女らしさと男らしさ

わたくし先日ある人に
「自分の何パーセントが女性だと思いますか」と質問されました。

それは男性に恋に落ちるコトがあるか?という文脈の中での
質問だったので「うーん30%かな、いやもっと低いかな。」とか
もごもごしながらはっきりと答えられなかったのですが。

男性を恋愛対象として見たことはいまだかつてないのですが、
実際は自分の中身は50%ぐらいが女性のような気がします。
自分の中に攻撃的な部分と繊細な部分と両方があるのですね。

そんな折り、読書中の本に面白い記述を発見しました。
それは心理学者チクセントミハイが調査から発見したこと。

クリエイティブで才能豊かな女性は
そうでない女性よりも支配的でタフであり、
クリエイティブな男性は、
他の男性に比べて繊細で攻撃性が低い。

この結果からユニークな特徴がわかると彼は言います。

精神面が中性的な人は、事実上対応のレパートリーが
倍になるので、より豊かな視点で世間の人々と交流でき、
多様なチャンスを手に入れることが出来るのだ。

ふむふむ。なるほど。
支配的でタフな部分を持つ女性の皆さん、繊細で攻撃性が低い性格を
併せ持つ男性の皆さん、もう悩むことはありませんよ。
クリエイティブに生きるということはそういうコトらしい。

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wrote by galliano : 04:12 PM