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May 2013

May 30, 2013

TVC154 Peugeot / 208 / Corrida Maluca(チキチキマシーン猛レース)

ブラジルから凄いCMが登場しました。チキチキマシーン猛レース実写版です。

あ、泣いてる40代がいますね。いいですよ泣いても。こういうの見たかったですよね!

まぁ細かい事を言うと、最初に出てくるクラシックカーはスペインのイスパノ・スイザです。名車です。その他にもあのクルマやあの人が次々と!ミルクちゃんのプシーキャットはコブラの改造バージョンですね。お尻がカッコいい!モニタの向こうでクルマ好きが涙を浮べているのが目に浮かびます。クルマのCMってそういうことですよねぇ。全ては車好きを刺激するエモーションがあるかどうかですよ。それが無いクルマのCMって意味わかりませんね。ホントに。

まぁそれはそれとして、個人的にはブラック魔王のクルマがカッコいいと思います。アレ乗りたい! でもCMのメッセージはアレよりも良い208という事ですねw。それで良いと思います。久しぶりに真っ当なCMを見た気がします。

さて、若い人はチキチキマシーン猛レースを知らないだろうなぁと思い、Youtubeでチキチキマシーンのオープニングテーマを探しました。で、探してみたらあったんですけど、『リクエストによる埋め込み無効』ということでココにenbedできません。このシェアの時代にホント残念です。ネットを敵視してるんでしょうか。リンクを貼る気持ちが完全に失せたので、皆さん勝手に『チキチキマシン猛レース OP』でググッてくださいね。ところで元曲はいい曲ですよ。はい。

ほんとにもう。

その代わり『ブラック魔王とケンケン (チキチキマシン猛レース)』という動画があったのでシェアします。当時はこんな歌もあったんですね。



▼英語だとこうなります。

ケンケンについては敢えて触れないので、皆さん勝手に盛り上がってください。

さてチキチキマシーン猛レースという変わった名称ですが、原題はWacky Racesです。直訳すると阿呆なレース、あるいは狂気のレースでしょうか。それをチキチキマシーンと訳したのは、多分というか、間違いなく、映画チキチキバンバンの影響でしょう。何故そう思うかというと、これが共に1968年なワケです。時代として影響がないとは思えませんがどうでしょう。


▼チキ・チキ・バン・バンはMakeな人は全員観たほうが良い名作です。

ちなみにチキ・チキ・バン・バンをウィキで調べると007シリーズのスタッフが勢揃いで楽しいのですが、それはまた次の機会に。

CMカテゴリはシンプルに『あり得ない映像をリアルに作る』と『引用する』とします。


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[TVC][02 ありえない映像をリアルに作る(Real-looking unreality)][26 引用する] 
wrote by galliano : 01:09 AM

May 28, 2013

【進撃の巨人】今度はミカサの実写版ポスターが凄すぎる!

つい先日進撃の巨人の実写映画版ポスターが話題になったのですが、新たにミカサの実写版ポスターが登場しました。

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絵の後方に小さく前回話題になった巨人がいるので、今回も田島光二さんかな?と思ったのですが、どうも違うようです。誰が作者なんだろう…。中国版twitter、微博(Weibo)のアドレスweibo.com/mio304がありますが、アカウント無いので見れませんです。でも、雰囲気滅茶苦茶ありますよね!

こちらからは以上です。

アルファルファモザイクより

前回話題の進撃の巨人の実写映画版ポスターはこちら


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wrote by galliano : 08:25 AM

May 26, 2013

ボーカロイド・オペラ「THE END」を勝手に理解した話

渋谷慶一郎さんと初音ミクが共演するボーカロイドオペラ「THE END」を観て来ました。話が相当難解で、よくわからないままどんどん進行して行くのですが、途中でハタと様々な事に気が付き、全体を理解できたという話を以下に書きます。とはいえコレも個人的で勝手な理解の道筋でしかなく、ホントにそうなのかは知りません。まぁ鑑賞した方々のひとつの精神的なガイドとして、ネタとして読んでいただければ幸いです。

▼鑑賞した後の僕のツイートです ▼「THE END」オフィシャルトレーラー

じゃ、本文を始めましょうかね。ちょっと長くなりますけれども。

というわけで「THE END」を観て来ました。初演は昨年の12月、山口県のYCAMですが、これは都合で行けず、今回が初めての鑑賞です。説明の詳細はオフィシャルページを見ていただきましょう。僕が観たのは24日金曜日の最終公演。席は1階の3列目ど真ん中!もう前すぎて大興奮でしたね!ヲノサトル氏を中心とする友人たちと行きまして、鑑賞直前にシャンパンを1杯飲んで盛り上がってました。

「THE END」オフィシャルページ

会場は渋谷オーチャードホール。入口にはTHE END特製レクサスの展示が。中に入るとミクの等身大フィギュアがあり、ニュースの通りルイ・ヴィトンのダミエ模様の衣装を纏っていました。劇場内は満席でしたね!休憩無しの一幕という事で、休憩時間にシャンパンをもう一杯とは行けなかったのが残念でした。

▼ヴィトン+ミクの等身大フィギュア
Miku

そして始まった公演。これがもう圧倒的なわけです。渋谷慶一郎さんの音楽は以前SONARなどでも体験済みなのですが、実にオリジナルで独特。渋谷さんの装飾を配した精神性の高い音楽が好きなんですね。無駄なく研ぎ澄まされたというか。ザラツイたシンセストリングスも好きです。

今回の音響的にも、空から降ってくるようなノイズと強烈なビートが心地よく、ここはクラブか?と思ったら突然メランコリックなピアノ曲が聞こえて来るなど、観客の感情を上下左右に揺さぶります。もうこれは耳とボディのマッサージ。さらに僕は渋谷さんをヒットメロディーメーカーだとも思っており、「THE END」でもいくつもの曲が強烈に頭にインストールされました。

▼サクリファイスのメロディもステキです。

YKBX氏の映像についても、その広がるイマジネーションは素晴らしいものでした。8つのプロジェクタを縦横無尽に活用し、映像の解像度も高く、非常に美しくダークな映像が展開されてましたね。これら音楽と映像は上のYoutubeの映像で一端を知る事ができます。

しかしですよ、上記のような圧倒的情報量が次々と送り込まれる中で、ストーリーだけがさっぱり頭のなかに入ってこないんです。見てるうちに判るかなぁと思っていましたが、全くそうならない。3列目で字幕がほとんど読めなかったのも原因かも知れませんが、ただひたすら、ミクが死ぬ、そして『死ぬって何?』『会いたかった』などのメッセージが繰り返されます。何かが救われない強烈な断絶感だけは感じるんですが、何故そうなってるのかについて想像が至らない。伏線も見当たらない。

誰もが知ってる通り、ミクは生きておらず、実在もせず、ボーカロイドとしてモニタの中でしか活動できない存在です。だから、そのミクが死ぬ、という事にあまり意味は感じられない。そりゃスイッチ切れば死ぬよなぁ、ぐらいの意味しか受け取れない。そうなってくると、このオペラのストーリーにも意味が感じられなくなってくる。壮大な音楽や映像の仕掛けも、シュールで意味が無いものに思えてくる。これはもう狂気のクリエーションじゃないか。いやぁ凄いですね凄い凄い。情報量凄くて音もでかい。全然意味わかんないけど最新テクノロジー万歳!ボカロ最高っ!そう片付けるのは簡単だけど、それではどうにも面白くない。僕の場合、何を見ても『良かった』だけじゃあ物足りないんです。

しかも泣いた人がいるって言うじゃないですか。まぁ壮麗かつ精緻な巨大制作物はそれだけで泣くに値する事もあります。僕も昔ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院を訪問してその空間に圧倒されて涙を流しました。人間の凄まじい創造力に圧倒されて泣く事ってあります。嗚呼、クリエーター万歳!…しかしそれだけでは、面白さがまだ足りない。泣いた方は蜷川実花さんなんですけど、理由もいまひとつ判らない。

▼蜷川実花さんのツイート

泣くほど感動するには何かある。そりゃ凄いクリエーションだってことは全身でビンビン感じますが、その向こう側に何かあるはずだ。凄いだけじゃ嫌だ。もっと判りたい!!!と、僕は劇場の中でひとりひたすら悶々としていたわけです。

ということで、押し寄せる映像と音響の海の中で思考を開始しました。

まず考えないといけないのは、何が判らないのか?という事です。心をざわめかせるセリフ類が次々と繰り出されます。その例としては、『判らない すごく大きな音』『今日は何か特別な日なの?』『なにそれ? 安心するって ヘンじゃない?』『わたしとか、いないほうがいいだろうから』『ねぇ、わたしはほんとうに、いつか死ぬの?』『やめにしていいよ、きっと意味がないから』『終わりはいくつある?』。こんなセリフと、これに近い言葉が様々なバリエーションでミクの口から出てきますが、まぁ何の事を言ってるのかが判りません。

生きてない存在が死ぬ死ぬと語り続ける意味が判らないという事は前述しましたが、しかしこのミクからは、終わるという事への強い執着を感じました。終わりたいけど終わりたくない、というような葛藤も感じます。でもなんだろうこの葛藤は。うーん、判らない。

またウサギのようなペットのような生物も、それが誰かも判らない。彼?あるいは彼女?はロボットのような甲高い声で話します。『おぼえてる? ミク もともとわたしたちが合わさってたとき そのときあなたは人間に近くて そのときのこと 思い出さない?』なんて事も言ってますが、一切抑揚はなく、これも何の事を言ってるのか全く理解できません。

さらには、唇だけの存在になったミクもいます。巨大な目に囲まれるシュールな映像も頻出します。またミクの体の中、内臓に入る映像も出て来ましたが、これも意味が判らない。しかし妙な体温は伝わってくる。ミクがひたすら3次元的に浮遊する意味も、気持ちよさ以上の意味は伝わって来ない。さらにはドラゴンのような異形の獣への変身の意味も判らない。そして、時々出てくるリビングのような部屋の意味も判らない。判らない事だらけ。これはまいった。

では、どう考えれば判るか?きっとどこかに根本的なヒントがあるはず。ここで僕が読み解く鍵として捉えたのは、これはコンサートではなく、オペラである、という事でした。

さてオペラとは何か?これは大きな問いだと思いますが、僕もこれまでオペラの公演を20回ぐらいは見てるのでなんとなく判ってます。まずストーリーはシンプルで悲劇的モノが多く、それもだいたい純粋な愛の話が多い。そこで歌われるアリアは、切ない恋心、愛のために死んでも良いぐらいの気持ちを歌ってる事も多い。トスカの『愛に生き、歌に生き』とかいい曲ですね。

加えて、オペラはクラシックであり、伝統的なものです。基本的な形式があり、それに則った形で現在に生きています。しかし芸術としては瀕死の状態で、いまや現代的な衣装や舞台装置など、アートディレクションを中心としたモダニズムの流入により生きながらえている存在でしょう。どれぐらい瀕死かといって、新しいオペラがほとんど生まれない現状がそれを示していると思います。しかし今回の「THE END」はボーカロイドオペラと銘打ってます。よって、伝統的なライン上にあるクラシックな存在だと考えてみることにしました。

さて、「THE END」をオペラとしてとらえ直してみる。それだけではストーリーは見えて来てませんが、きっとシンプルなはずです。そしてオペラは愛の悲劇が多い事から、ひとつの仮説を立ててみます。

仮説1:『ミクは切ない恋心、愛の歌を歌っている』 すなわち、ミクの言う『死ぬ』は、誰かへの愛の気持ちが終わるという意味である。

次に、ミクは命を持っていない存在であり、生きてはいないのに、死ぬ死ぬと繰り返し言ってます。ここから次の仮説をたててみます。

仮説2:『ミクとは恋愛感情そのものである』 感情は生きていないが、内臓のような暖かさを持つ、そして死ぬこともある。また感情は人間ではないが、いちばん人間的な作用である。感情は精神世界の中だけに存在し、重力から解き放たれ、常に浮遊している。

む、『THE END』のミクっぽいぞ!では思考を続けましょう。

時々現れる気持ち悪い生き物は、純粋な愛情の気持ちを脅かす感情の劣化コピーである。純粋な美しい感情でも、繰り返し執着していると、それ自体が気持ち悪く思える事もあります。強く愛情を感じ続ける行為はもしかしてモンスター的な事かもしれず、邪悪に見えるキャラクターはそういうものではないか。また感情は時に変形し、異形のモノに変わり、疾走する事がある。消えては生まれる他の感情達にも押しつぶされそうになる。そんな精神環境の中で、今回のミクは揺れ動いているのではないか。

では、リビングルームとは何か? これは誰かの心象風景だろうか。しかしきっと誰もいない部屋、という事に意味がある。もしかすると、愛の不在の象徴ではないか。むむ、だんだんわかってきた!ような気がします。

とすると、今回の初音ミクの存在理由も見えてきます。このオペラは人間の感情世界を描いた抽象的ストーリーであることから、演ずるのは生身の人間ではなくミクがふさわしい。また様々なキャラクターが登場するが、それはすべて『自我』である。主人公は劇中に示されないだけで、このオペラの外部に存在している誰かである。

そして今回のオペラは、テクノロジーというモダニズムを流入させてはいても、あくまでクラシック。登場するのは、終わってしまった愛の哀しさや喪失感について歌い上げる、感情の歌姫としてのミク。とすると今回の公演は『最新の音楽と映像で作られた、悲劇的で切ない愛のストーリー』ではないか。いやぁ実にオペラですね。また人間中心主義的世界の象徴のオペラを、人間不在という特異な形で描いて反転させ、その結果、終わらない人間の美しく哀しい営みを描いている。人間賛歌、これも、まさしくオペラである事の証明である…うん、しっくり来るぞ。

ということで、オペラとして考えるべきだというツイートも出てきてます。

上記のようにとらえると、ストーリーがすんなりと頭に入ってきます。終わってしまった愛への残留感情がミクという存在ならば、それはつらい葛藤を超えてでも、早く消える(死ぬ)方が良い。なぜなら、終わった愛への感情が死ぬ事によって、新しい愛の世界が開かれるから。終わることは良いことであり、終わりは始まりである。そして新しい愛の始まりの予感だけが、旧い愛への感情を死なせる事ができる。『終わりはいくつある?』という言葉が出て来ますが、終わり方(愛の始まり方)はたくさんある方が、そりゃ良いですよね。さらに言うと、途中のセリフ『ホワイトアウトはエフェクトじゃない』は言い換えれば『ホワイトアウトは、始まりの序曲』かも知れない。とすると、オペラ全体で描かれたのは、愛の終焉によって魂が昇華される感動のストーリーではないか。

というわけで、望まれるべきものとしてのTHE END(終焉)こそが、ここで描かれている主体であり、オペラ『THE END』は魂の救済装置、悲劇を乗り越える新しい愛の始まりに向けたストーリーではないか。そう考えると、これは泣くに値する普遍的な物語だと思うわけです。

またこれは、まさしく新しいオペラの誕生であるとも思いました。壮大で革新的な手法で作られた伝統的クラシックは、フランス公演でも理解者を生むに違いない。そして何よりも、新しいクラシックオペラが日本から生まれた事に感動します。終焉最高!『THE END』最高!

と、ここまで考えが進んだ所で、ミクは赤い涙を流していました。僕の考えに則れば、これは旧いミクが死に、そして新しいミクが生まれる喜びの瞬間です…。やがて舞台の半透明スクリーン右下に小さくTHE ENDの文字が出て来ました。公演の終了です。拍手の後、僕は『ブラーヴォ!』とほんとに叫んじゃったのですが、それはここまで説明したような思考の展開があったからこそ、確信を持って叫べたわけです。それも何度も。

以上が『全体を理解できた』という話なのですが、もちろんこれは個人的な理解の勝手な道筋でしかなく、ホントにそうなのかは知りません。そもそも90%ぐらい字幕読めてないし、気づいてないことも多いだろうし、そもそも初見だし、作り手の考えとは全然違うかもね〜です。何か物語のヒントが無いか?とパンフも買いましたが、技術的な事はともかく、ストーリーについて脚本家の岡田利規氏は何も語ってません。というわけで、僕は鑑賞者の特権として勝手な曲解を楽しんでいるだけですが、壮大かつ精緻でダイナミックで革命的なオペラが日本から誕生した事だけは間違いのない事実だと思うわけです。

11月にパリで再演するそうですが、ぜひ反応を知りたいなぁ。パリ公演の成功をお祈りしています。『THE END』最高!

追記:渋谷さんにツイートいただきました。男性的な解釈だそうです!ちと型ハメマッチョ思考だったかなw

▼『THE END』でも印象的に使われた渋谷 慶一郎+東 浩紀 feat. 初音ミク『イニシエーション』映像も『THE ENDの』YKBX氏。

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wrote by galliano : 05:27 AM

May 20, 2013

Be in love with your life. Every minute of it.

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ま、いい言葉だなと思いまして。

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wrote by galliano : 01:09 AM

May 18, 2013

帝国軍がエンタープライズ号を破壊!

4年ほど前にデス・スターがエンタープライズ号を破壊する短い映像が話題になったんですけど。

▼コレ Death Star Destroys Enterprise

先日このバージョンアップ長編版が登場しました。

▼バージョンアップ長編版 Death Star Destroys Enterprise (Special Edition) - IGN Original

どうもファンが作った勝手映像(あるいはIGNが作らせた?)のようですが、細かいことはわかりません。

鯨を確保するため地球に立ち寄ったエンタープライズ号をサンフランシスコに駐留する帝国軍が撃破したというストーリーがあるようですが…

それよりもYouTubeの『評価の高いコメント』がなかなか辛辣です。


Youtube

・第9地区を思い出しますた。

・爆発がショボ過ぎる…


いやーキビしい。よく出来てると思うんですけど。

IGNより


▼夏のスタートレック イントゥダークネスが楽しみです!
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wrote by galliano : 09:31 AM

May 14, 2013

クリス・ハドフィールドISS船長、宇宙にてデビッド・ボウイを熱唱。

ISS国際宇宙ステーションのクリス・ハドフィールド船長がデビッド・ボウイを熱唱してます。

このビデオのバックトラックは地上で録音されましたが、ヴォーカルとギターはISS内で録音したということで、これは初めて宇宙で撮影・録音されたミュージック・ビデオだとか。宇宙の映像が素敵すぎて、涙が出そうです。

ところでこのハドフィールド船長はかなり芸達者な有名人のようで…。

▼先月は『無重力状態の中で水を含んだタオルを絞るとどうなるか』を実験してます。

▼『宇宙船内でのゲロの吐き方』も教えてくれます。

▼3月には『宇宙クッキング講座』を開いてます。

クリス・ハドフィールド船長、素敵過ぎます。

ちなみに僕は一度ISSと、ドッキングしようとしているスペースシャトルを地上から見たことがあります。地球に向けたライトが点灯しててキレイだったなぁ。


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wrote by galliano : 12:10 AM

May 13, 2013

進撃の巨人の実写映画版ポスターが凄すぎる!

今話題の『進撃の巨人の実写映画版ポスター』が凄すぎるわけですが。

AOT

これを描いたのは田島光二さん。ロンドンの映像エフェクト会社で映画コンセプトデザインの仕事をされているそうですが、実に素晴らしいですね! 田島さん、転載許可ありがとうございました。ちなみにこの絵は勝手ポスターで、実写映画化の話は存在しません。

さて映画コンセプトデザイナーというのは、監督やプロデューサーの要請により、まだ映画の脚本や配役など詳細が決まっていない時に最終イメージイラストを描く人のことですね。ココに詳しい説明がありますが、田島さんもハリーポッターやレ・ミゼラブル、新作ではキャプテン・ハーロックのコンセプトアートを担当されたそうです。

日本のTVCFではコンテライターにリアルな絵を書いてもらうことはあっても、ここまで光や空気感、臨場感を再現するまでの完成度は求めてないですね。僕はココ、企画によっては求めるべきだと思いますけどね。

▼田島さんのデモリールはこちら。vimeoの説明に『絵を勉強したのは2009年から』そして『3DCGは独学』とありますがマジですか!天才過ぎる!

田島さんのサイト

▼元ネタはこちらでしょうか。

AOT元

▼漫画版、10巻からKindle版で読み始めました。
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wrote by galliano : 11:20 PM

May 12, 2013

パシフィック・リムの人型巨大兵器は実現可能なのか?

首を長くして公開を待っているSF映画パシフィック・リムの新作映像が来ました!

未知なる巨大生命体の襲撃に対し、人類が人型巨大兵器で対抗するという、今までアニメでしか見たことのないこの設定を、ハリウッドが最先端の技術を駆使して遂に実写化!(公式サイトより)

いやーカッコいい!映像もとんでもない密度の高さで、目も脳もついていけず胸はドキドキしっぱなし。ここまで強く鑑賞したい!と願う映画は久しぶりです。そしてやっぱり、こんな巨大ロボットに乗ってみたい!と願ってしまいます。コレは昔からの日本男児の夢ですね。というわけで実際に巨大ロボに乗るとどういうことが起きるか?という考察を重ねた映像があるのでご紹介しましょう。

果たしてパシフィック・リムの人型巨大兵器は実現可能なのか?

下はガンダムサイズのロボットの『乗り心地』について、物理エンジンを使って検証した映像です。これを見ると、椅子に座るタイプのロボットは歩くだけでも相当乗り心地が悪そうで、転倒したりほんの少し落下させるだけでも大惨事となりかねません。これは怖い!しかしパシフィック・リムの操縦者は立っているし、操縦席にも余裕がある。きっと加速度を低減するショックアブソーバー的装置もありそうなのでなんとかなるかと。

▼ガンダムの乗り心地を検証した。feeling while riding of the GUNDAM was verified.

次は『どのように歩くのか?』。ここではザクサイズ(17.5m)とイデオンサイズ(105m)とマクロスサイズ(1210m)を検証しています。パシフィック・リムの人型兵器は100mぐらいでしょうか。この検証映像ではかなりゆっくり歩いているように見えますが、現実世界で巨大ロボに『歩く』という動作をさせるにはこの速度が限界のようです。映画内でも巨大人型兵器の動作は現実的な速度限界の20〜30%増し程度にとどめている印象で、CGチームは『嘘に見えないギリギリの嘘』を苦労して編み出したようです。というわけで、映画よりはゆっくりになるけど、実現可能ですね。

▼巨大ロボットはどのように歩くか検証した。How does a huge robot walk...

では巨大ロボが素早く動くと何が起きるのか?ロボにバンザイさせた映像で検証してます。イデオンサイズまでなら素早いバンザイ動作でもちょっと地面から浮いたりする程度で、『自分の動作で挙動が不安定になる』ということはなさそうです。しかしマクロスサイズになると、これは(笑)…巨大な物体の運動パワーってもの凄いんですね。というわけで、100mサイズぐらいまでなら素早い動きも大丈夫。

▼巨大ロボットがバンザイするとどうなる?robot raises hands, what will happ…

結論としては、実現は可能でしょう。素材や動力源をどうするのかは置いといて(それを置いて実現というのもアレですが)。でも実現しても、映画ほどのスピードでは歩けません。また質量も大きく重心も高い物体を動かすという『巨大ロボ感覚』が相当求められると思います。免許を取るまでに1000時間ぐらいかかりそうですね。

それと字幕についてちょっと不満を述べたいのですが、せっかくギレルモ・デル・トロ監督が日本の怪獣映画に敬意を払い、パシフィック・リムに登場する敵を『Kaiju(怪獣)』と名付けてくれてるんですから、それを『敵』と訳しちゃうのはちょっと味気無さすぎじゃないですかね。『怪獣』でも『カイジュウ』でも良いので、公開時にはオリジナルに戻してもらいたいです。

Pacific Rim Mako Mori

それと菊地凛子さんのメット姿が凛々しすぎてヤバいです。
本当にありがとうございました。


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wrote by galliano : 10:18 AM

タイフェスティバル2013 代々木に行ってきました。

先週の予告どおり、タイフェスティバル2013 代々木に行ってきました。あいにくの雨模様でしたが、現場は想像以上に熱かったんです!

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雨だからという事で今日の訪問をあきらめた人も多かったと思うのですが、行ってみて正解でしたね。雨のタイフェスも最高!その理由は、ゆっくりお話しましょう。まずは現場の雰囲気から。

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誰もいないかと思いつつ訪問しましたが、かなりの来客数でした。

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まずはガパオから食べましょかね。

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来た!ガパオライス!

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おかずとご飯を別々で食べるのが面倒なので、一緒くたにして混ぜてしまいました。ウマ!

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同時にビールを。これはタイのチャーンビール。初めて飲みました。クセの少ないスッキリ系。

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どのブースも美味しそうなタイ料理だらけです。

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もう2杯めにいっちゃいました。これはシンハービールのマンチェスターユナイテッドコラボ缶。やっぱこっちが好きだなー!タイフェス記念キャンペーンも開催中だとか。

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次に食したのはトムヤム焼きそば。えっ、それって日本オリジナル?

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これがなかなかのウマー!!ニラが良い仕事してました。

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みんな橋の下で雨宿り。でもかなりの人です。しかもテーブルも無い。他に雨宿りできる所は無いものか。

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タイ大使館のブースではタイ風唐揚げをいただきました!

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これもおいしい!

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神の恵み!雨宿りできる最高のスペースがありました。会場の真ん中にかなり大きなテントがあって、各所には丸テーブルも配置。これでどんな雨が降っても平気です!マンマミーア!

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外はけっこう雨が降ってるんですが、みんな元気に食べまくりの飲みまくり!いやー楽しい!

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揚げ春巻きも購入。しかしコレは冷えてたしちょっと固かった…。時にはハズレもあります。

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友人たちと合流!これが先ほどお話したテント下の丸テーブルですね。これさえ確保すれば、雨など全く怖くない!

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ワインをボトルで買うと、ペットボトルに入れ替えて渡されます。理由はビンのままだとリサイクルコーナー(ゴミスペース)に出せないからとか。エコにも気を配ってます。

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テントから見えてたこのお店が気になって突入!プリプリ海老のコロッケをいただきました。

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上の串に刺さっているのがプリプリ海老のコロッケ。これは美味しかった!

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友人が仕入れてきたサテ。

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同肉カレー。

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再度のガパオご飯にタイ風ラーメン。辛くて美味しかった!

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ブログ『ツジメシ。プロダクトデザイナー、ときどき料理人』で有名なツジムラさんは、なんとパクチー持参で参加!

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アレにもコレにもパクチー入れまくりで楽しみました。僕もパクチー大好きです!

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さらに追加で導入された肉サラダ。これが一番辛かった!タイ料理店で食べたら絶対唐辛子マーク3本レベル。でも全くそうは見えないトコロがタイサラダの恐ろしいところでございます。

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食後はタピオカドリンクをいただきましょう。

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ミルクティーカモン!かき氷が乗ってます。もう夏かいなと。

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物販のブースに移動。至る所にドリアンが。すごい匂い!気絶!

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タイ米の販売もあちらこちらで。

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スイートチリソースもたくさん。200円は安い!

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トムヤムクンのためのハーブセットもありました。

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物販のブース例です。こちらも熱かったですねー!

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その他物販ブースです。アクセサリーや服も!

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渋谷側の入口では恒例のトゥクトゥク(タイのタクシー)の展示が。右の女性はキャンギャルの方です。118万円に心がちょっと動きます。

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というわけで今年も楽しかったタイフェスですが、雨で楽しくないかと思ってたら大間違い。参加者が少ないことから、どのお店でもほとんど並ぶこと無く食べ物を入手する事が出来たし、上記のように大テント下に場所を確保できれば雨なんぞ全く恐れること無く行動できます。ただ回転が悪いので、お店をちゃんと選ばないと冷めちゃった食事が出てくる事もありましたが、毎年の大混乱に比べればはるかにマシでしたね。ブースを出しているお店の方としてはいろいろ大変とは思いますが、お客さんとして行くなら、今年はなかなかの満足度でした。タイフェスティバル2013 代々木は12日日曜日の20時までですよー。皆さん雨でも是非参加して美味しい体験を!それでは今後ともこの食ブログをよろしくお願いいたします。サワディカー。

12日追記:今日は晴れましたね!



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wrote by galliano : 01:28 AM

May 04, 2013

シンコ・デ・マヨ・フェスティバルに行って来ました。

GWも後半戦ということで、3日4日と代々木公園イベント広場で開催されている北南米の食イベントシンコ・デ・マヨ・フェスティバルに行って来ました。

Web
日本最大級のシンコ・デ・マヨを、一緒にお祝いしましょう!

アメリカ大陸の国々が一同に揃い、このゴールデンウィークに様々なエンターテインメントが代々木公園イベント広場に集結します。メキシコやペルー、ブラジル、キューバ、チリ、アメリカ合衆国などから音楽やダンス、フードやドリンク文化など「アメリカス」を大いに楽しんで下さい!(公式サイトより)

というわけで入口に到着。いつもの代々木公園の食フェスに比べて外人さんが多い感じかな!?

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入ってすぐドリトスのブースを発見。えっ、タダでくれるって?

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アンケートに答えれば好きな味のドリトスがもらえます。

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ドリトス好きなので嬉しい!

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メキシコのテキーラブランド、クエルボもブースを出していました。家にクエルボゴールドを常備していた程のクエルボ好きなので、とりあえず被り物を被ってみました。この被り物は大人気でしたね。

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クエルボ入りのフローズンマルガリータをゲット。頭がキーーン!とするほど冷たい!

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そこかしこから煙が上がり、おいしい香りが漂っています。屋外の食イベントはこうじゃなきゃ!

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次にビーフサンドイッチとメキシコビールのテカテをゲット。ビーフは南米っぽく甘いソースがついてきます。

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分厚いビーフが南米流!がぶっといただきました!

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様々な国旗が並び、実に賑やか。どのお店も大繁盛!

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お店によっては30分以上並ぶ列もあり、熱気すごすぎです。我々はなるべく並ばない所を狙いました!

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鶏の皆さんも仲良く焼けてます。

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チリホットドッグだって!もちろん食べますとも!

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好きなんです。チリソース。辛いもの最高!がぶっ!

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テカテのお姉さんもセクシーでノリ良くて素敵!クエルボでもクエルボガールズの皆さんがいらっしゃったのですが、写真撮れず。すみません。

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おっと、タコスを忘れてはいけません。こちらもなるべく並ばないお店でゲット!ウマー♪ 左はテキーラのショットです。ちょっと飲み過ぎですね…w

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行く前は『メキシコのイベントだからタコスをたらふく食べるぞ!』と思っていたのですが、ブラジル料理やペルー料理など様々な『アメリカス』のブースが揃っていました。いやぁ満足満足!

明日の2日目は18時半までなので、皆さんそれまでに是非!

シンコ・デ・マヨ・フェスティバル

来週は同じ場所でタイフェスです。ええもちろん行きますとも。
今後ともどうぞこの食ブログをよろしくお願いいたします。


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wrote by galliano : 12:00 AM

May 03, 2013

先日、素敵なプレゼントを。

宣伝会議コピーライター養成講座東京教室103期の生徒の皆さんより、講義終了記念に素敵なプレゼントを頂きました。

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スヌーピーのぬいぐるみに書かれた寄せ書きです。泣かせる事してくれるじゃないかっ!宝物にします。

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養成講座卒業生の皆さん、未来に向けて頑張ってください!


SKAT. 12
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第50回宣伝会議賞実行委員会
宣伝会議
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wrote by galliano : 12:42 PM

MacBook Pro Retina導入です。

Apple初のインテルマシンとしてデビューした『MacBook Pro Early 2006モデル』を7年間文字通り使い倒して来ました。しかしLION以降のOSがCore Duoプロセッサに対応しなくなったことから、このたび新しいMacBook Pro Retinaを導入する運びとなりました。次々にデビューする最新ソフトがことごとく使えないという我慢に我慢を重ねたうえの決断なので、よっしゃー!データ移動したら速攻で使いまくるぞおりゃーっ!と意気込んで作業しましたが、なんだかんだあって諸々のセットアップなどに数日を要しましたよ…。

▼見よ!この勇姿を!なんだかテカテカしてるのはエアージャケットを装着しているから。その詳細は下記にて。

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▼大学入学が決まった娘用のMacBook Proも同時に購入。かくして羽のついた万札達がバサバサと飛んで行ったのでした。その様は壮観だった…。

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どこで購入するべきかと思案を重ねたのですが、最終的には価格コムの最低価格、かつネットだけでなく店頭でも販売しているお店で購入することに。その結果MacBook ProはOK商会、MacBook Pro RetinaはPCボンバーにて購入。どちらも店舗所在地としては秋葉原圏内なのですが、片やOK商会はほとんど御茶ノ水で、PCボンバーはほぼ御徒町でした。いやー歩いた歩いた。でも支払いの価格としては大満足でした。最新の価格はリンク先や価格コムなどで調べてくださいね。

▼MacBookが2つ並ぶとかなり壮観です。

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▼3時間ほどかけてタイムマシーンのバックアップファイルから情報を転送。

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▼データは無事に転送終了。しかしその後、ProsessingやArduinoをいろいろいじっているうちにスケッチがArduinoに転送されなくなり、インストールのやり直しを決意することに。

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▼タイムマシーンに入り、全体的に調子が良かった時の状況に復元させます。これには4時間以上かかりました。ファイル移転と合わせて7時間…。

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▼その他にもいろいろ面倒な事があったのですが、なんとか落ち着きました。見てください、このスッキリとしたトップ画面を!

Desktop

▼そして持ち運び用に、ブログの最初に記したエアージャケットを装着しました。これはMacBook Proを全面からぴったりと覆うプラスチック製のカバーで、傷や衝突などのダメージからボディを守ってくれます。かなり高価でしたが素晴らしい精度でした。やっとこれで持ち歩けます!

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▲このジャケット、装着はけっこう繊細です。上部のカバーは比較的簡単に装着できますが、下のカバーはなかなか手強い。ぜひ、ホコリの少ない場所で、全面でカチッとおさまったことを確認しつつ、落ち着きながら作業を進めてください。もしどこかが『カパカパ』している場合、装着ミスの可能性があります。がんばって!

以上で作業は完了。さー使い倒すぞーっ!

ちなみに僕が購入したのは下のジャケットです。オススメ!


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wrote by galliano : 02:28 AM