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0060 TRAILERS

May 11, 2014

これは正統派な『アキラ』実写プロジェクトだ! Akira Project

AKIRA コミック 全6巻完結セット (KCデラックス)

カナダから実写版『アキラ』予告編映像が到着しました。

Akira Project Official Poster

とはいってもコレはハリウッドが制作中(迷走中)とウワサされるアレとは関係なく、熱烈なファンによる自主制作映像です。しかしその完成度はハンパありません。背中ゾクゾクの映像をどうぞ!




プロジェクトページ www.akira-project.comでは、プロデューサー兼監督のNguyen-Anh Nguyenさんが制作の経緯について説明しています。以下はガリ適当訳です。


『アキラプロジェクト』は、80年代にアニメ化された著名な漫画であり、メディアやアートとしても衝撃的な作品である『アキラ』の実写版予告編を制作するために生まれた、クラウドソーシングをベースとするノンプロフィットなプロジェクトです。ハリウッドではここ数年、実写版『アキラ』の準備が続いているようですが、我々はファンとして、自分たち自身によるアダプテーションを作りたかったのです。それはできるだけ原作に忠実に組み上げるチャンスであり、正統派『アキラ』を生み出すチャンスでもありました。

このプロジェクトを現実のものとするために、2012年6月、私たちはクラウドソーシングサイト『インディーゴーゴー Indiegogo』にて計画をローンチさせました。そこでは沢山の人々が、経済的な援助だけでなく、その年の秋にカナダのモントリオールで撮影するため、自分たちの時間や制作を援助するための才能を提供してくれました。そもそもの始まりは二人の男がビールを飲みながら『金田のバイクがネオトーキョーを走り回る映像があったらかなりクールじゃね?』と語り合ったことなのですが、これが冒険と障害に満ちた過程を経てグローバルな努力となり、12カ国から40名を超えるアーティストが関わることになったのです。

1年半のポスプロを経て、このプロジェクトを世界の『アキラ』ファンに披露できる事を誇りに思います。この映像が、大友克洋先生が生み出した時空を越える原作に対する正統性を保てていれば幸いですし、いつの日か大画面でフルストーリーの実写版『アキラ』を鑑賞できる事を楽しみにしています。

ぜひ、FacebookTwitterで我々の最新ニュース等をフォローしてください!

では、予告編をご覧ください。

Nguyen-Anh Nguyen, producer/director

カントク!アキラファン歴30年の僕から見ても、この映像は実に正統的ですよ!

クラウドファンディング時の説明映像はこちら。ファンディング前に相当制作が進んでいた事がわかります。芸能山城組の音楽が懐かしい。

製作の中心となったのはカナダはモントリオールのCineGroundのようですね。GJ過ぎます!


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投稿者 galliano : 12:23 PM

April 06, 2014

新ゴジラにホワイト先生が出てる!

新ゴジラ/Godzillaの最新トレイラーを見てたら、なんと『ブレイキング・バッド/Braking Bad』のホワイト先生が出てました!


こちらがゴジラ/Godzillaの最新トレイラーなんですけれども

10秒あたりから出てくるグレーのジャケットを着た眼鏡のおじさんはブライアン・クランストン/Bryan Cranstonっていうアメリカの俳優なんですが、この方は同国の大人気TVドラマシリーズ『ブレイキング・バッド/Braking Bad』の主人公ウォルター・ホワイト/Walter Whiteを演じてるんですね。

『ブレイキング・バッド/Braking Bad』
温厚でまじめな高校の化学教師ウォルター・ホワイト。余命僅かと宣告され、愛する家族のために彼が選んだ道は…膨大な化学知識を生かした《高純度ドラック》の精製。生真面目な男の悲しき暴走は、未曾有の狂騒を生み出しながら徐々にそのスピードを上げていく!
(Huluサイトより)

様々なTVドラマ賞を総なめにし、世界中で話題沸騰の『ブレイキング・バッド/Braking Bad』。その加熱した人気と共に、ブライアン・クランストン氏の人気も大ブレイクしました。それを知る人がこのゴジラ予告編を観ると必ず『ほほほほホワイト先生!』と叫ぶはずなんです。

5年に渡って放送されたこのテレビシリーズ、手に汗握る展開が超お薦めなんですけれども、日本の表層ではほとんど知られていません。でもアンダーグラウンドでは既に火が点くどころか、ごうごうと燃え盛ってるんです。お前の言うアンダーグラウンドってどこだよって聞かれてもアレですが、まぁ町山さん界隈ってことですかね。とにかく広告界の人でもなんでも、早く観るが吉なんです。僕はシリーズ4まで見てます。

そして!来週の金曜(4月11日)よりいよいよ最終のシリーズ5がHuluでスタートします。本邦初公開。やばい!早く見たい!死ぬ!

このエントリを読んだ人は皆、『ブレイキング・バッド/Braking Bad』にハマってしまえ!!そしてぜひ、酒の席で夜通し語り合いましょう。ちなみに通は『ブレバ』って呼ぶそうですよ。僕がそう決めたんですが。

ということで初心者の方はシーズン1のトレイラーをご覧ください。

こちらはシーズン3以降からの映像リミックス(ネタバレはないと思う)。



HuluはApple TVで観るのがお薦めです。

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こちらからは以上です。まったくゴジラの話じゃなくてすみません。

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投稿者 galliano : 12:10 PM

December 31, 2013

2013映画・ガリベスト10発表!

今年観た映画は43本。その中から恒例のベスト10を発表します。昨年観た映画は54本だったのでかなり減ってしまったのですが、これは後述するブレイキング・バッドや半沢直樹などのテレビシリーズにハマッてしまったのが原因です。また例年同様、ベスト10には僕が初見だった2012年以前の映画も含まれます。個人ブログにつき勝手をご了承いただきたく。ちなみに昨年のベスト10はこちら。

10位
レ・ミゼラブル Les Misérables(2012)

レミゼ良かったですね。大ヒットしたので皆さんもご覧になったのでは。ネタバレになっちゃいますが、最後の思い出の人々が現れるシーン、あれは原作にもあったのか、演出なのか。さらば宇宙戦艦ヤマトのラストにも似た感じのシーンがあるんですけれども。原作読んでないのでわからないんです…

9位
エリジウム Elysium(2013)

第9地区のニールブロムカンプ監督による、ディストピアのリアルで容赦ない描きぶりがいつもながら素晴らしいです。あんな未来は絶対嫌だ。でもGoogleもボストン・ダイナミクスを買ったし、残念ながらきっと来るんじゃないでしょうか。プロダクションデザインが気に入ってビジュアルガイドを購入しました。

8位
アウトレイジビヨンド Outrage Beyond(2012)

相変わらずの濃密感。いつ誰が死ぬのか判らない。観た後ドッと疲れます。でも世界で大人気。3あるかな?

7位
裏切りのサーカス Tinker Tailor Soldier Spy(2011)

僕の大好きなゲイリー・オールドマンが、知的で寡黙なスパイを演じています。かなり地味な展開なんですけど、犯人が見えてくるとゾワゾワ来る感覚がいい。時制が行きつ戻りつなので、話の進行を初見で追うのはかなり難しい。でもそこもまたいいんです。

6位
最強のふたり The Intouchables(2011) 29日

頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を描いたドラマ(wikiより)。実話を元にしたストーリーですが、映画で描かれるキャラクターの造形がいいんです。笑って泣けます。こういうのを描くのはフランス人が上手い。

5位
鍵泥棒のメソッド Key of Life(2012)

映画というよりは演劇的。タイミングが良い。脚本の構成が良い。無駄なセリフを吐く人が一切いない。時間の配分も良い。最後の軽いオチも良い。そして面白い!内田けんじ監督、素晴らしいセンスです。ぜひ仕事したい。

4位
風立ちぬ The Wind Rises(2013)

宮﨑駿監督がリアルを描いた初めての映画と紹介されてますが、実際は完全にファンタジーの映画。寡黙で優秀な技術者がモテる話はウケるんですね。実際はそんな事ほとんどないと思うんですけど。好きなのは子供時代の主人公が屋根から飛び立つシーンと古いイタリア映画のようなテーマソング。泣けます

3位
パシフィック・リム Pacific Rim(2013) 11日・17日

巨大過ぎるロボットの質量感が素晴らしい。タンカーで怪獣を撃破するシーンで泣けました。カイジュウ・イェーガーというコトバは怪獣映画へのオマージュである、という話も好きなんです。ジェダイと時代劇の関係みたいに。

2位
ハンガーゲーム The Hunger Games(2012)

限定された色使い。抑制の効いたアートディレクション。丁寧に描かれる個々人のモチベーション。見始めはコレ面白くなるんかなぁと懐疑的に観ていましたが、そこは素晴らしい脚本と演出。最後には「わかってるよなぁぁぁ」と唸ってしまいました。続編に大期待。

1位
ゼロ・グラビティ Gravity(2013)

異常に完成度の高い、宇宙パニック映画。アトラクション映画の真骨頂だと思います。3回見ちゃいました。宇宙ではあなたの悲鳴は誰にも聞こえない。スピンアウト映像のエントリも書きましたよ

番外
天才マックスの世界 Rushmore(1998)

1998年と古いのですが。大好きなウェス・アンダーソンの初めての長編映画。美しいアートディレクションの中で描かれる、生々しい傷。名作。オススメです。ただし隠れた名作の常として、DVDは絶版。でもhuluで見れます。

番番外
ブレイキング・バッド Breaking Bad(2008-)

これ見てる人少ないんですけど、最高なんです。まだ未完のアメリカ製TVシリーズですが、お伝えしたくて番番外に入れました。真面目で善良な先生が悪の道に突き進む。ヒリヒリする展開。呼吸困難に陥ります。刺激に飢えてる方、ぜひ。

来年が来ちゃうのでまた!本ブログ、今年もありがとうございました!

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投稿者 galliano : 11:40 PM

December 20, 2013

ゼロ・グラビティのスピンアウト映像が話題なのですが

ゼロ・グラビティがなかなかの人気です。僕も先週末観てきましたが、これ以上ないと思える程リアルな宇宙の描写とノンストップなジェットコースター的展開にすっかり心を奪われてしまいました。

そして今、映画のスピンアウト映像が話題です。すでに多数のニュースサイトやブログにアップされているのでこちらを観た方も多いでしょう。主人公であるライアン博士とグリーンランドのイヌイットであるアニンガとの会話なのですが、映画を未見の方は、鑑賞後に観る方がいいと思います。


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ちなみに、これを見てさらに感動したという記事やブログが多いのですが、僕はそれがよく判りません。究極の状態に置かれている主人公が、犬の声や子供の声を聞いて一瞬の安らぎを得たから?死への恐怖からひととき逃れられたから?しかし描かれているのは極限状態での、救いのないディスコミュニケーションです。僕には美しく描かれた完全なる絶望を描いているように見えます。そういう意味での感動なら判るんですけれども…

まあ、いっか。

さて、これ、実際にグリーンランドでの撮影ですよね。どんだけ豪華なスピンオフなんだ…。と思ったら制作費1000万円ですと。安い!しかも本編監督の息子さんであるホナス・キュアロン氏が監督しています。息子さんは本編の脚本も共同執筆しているようで、多分20代半ば。なかなか末恐ろしいですな。

落下する宇宙船が見えるシーンで『バン!』という音がしますが、ソニックブームによる衝撃波でしょうか。


スピンオフで思い出すのは映画『プロメテウス』に出てきたアンドロイド『デビッド8』の映像ですかね。これはいまひとつ話題になりませんでしたが。



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投稿者 galliano : 01:15 AM

December 14, 2013

ゴジラ予告編の音楽がアレな件について

先日新作映画ゴジラgodzillaの予告編が公開になりまして、ほんの数日で1000万回を超える再生数となってるんです。もう大ヒット確実じゃないですか。素晴らしすぎます。

でも、そのバックに聞こえる楽曲が、マニアだけにしか響かない、あの映画に使われた、アレなんですよ。

まずはトレーラーをご覧ください。


シビれる映像です。チラ見せここに極まれり。実に期待を盛り上げてくれます。ていうかデカ過ぎるよ、ゴジラ。

ところで音楽の事わかりました?

このゴジラ予告編のバックで流れているとっても不安を感じさせるコーラスは、現代音楽家リゲティLigeti György Sándorの作曲によるレクイエムRequiemから、『キリエKyrie』と呼ばれる曲です。キリエはラテン語で『主よ』を意味します。

えっ、まだわかりませんか?

実はこの楽曲、名作SF映画『2001年宇宙の旅 2001 A Space Odyssey』で使われたことで有名なのです。人類に知性を与えた『創造主の使い』としての存在、モノリスmonolithを象徴する楽曲で、映画の中でも数回使われていました。

この特徴的な楽曲が予告編に使われた事で、製作陣がゴジラを単なる怪獣ではなく『世に裁きを与える主の使いである』と観客に思わせようとしている事がわかります。実にキリスト教的ですね。

そういえばゴジラの英題名は昔からgodzillaでした。最初の3文字はなんでしょう?

さて、この『キリエ』がゴジラの本編で使われるかどうかは、公開の時まで皆さんちょっと覚えておいても良いかもしれません。僕は本編には使われない方に賭けます。予告編を盛り上げるために、実際のサウンドトラックとは関係ない曲を使う事ってありがちなんですよ。

えっ、ソースを見せろって? じゃぁこれをどうぞ。

上は映画『ザ・ビーチ』のトレイラーで、ここで使われているのは皆さんご存知のMobyによるPorcelainですね。でも本編でPorcelainは全く使われておりません。ガリ確認済みです。

というわけで今日も無駄な知識にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。

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投稿者 galliano : 10:24 PM

October 09, 2013

映画『エリジウム』のススメ

映画『エリジウム-ELYSIUM』観了。ニールブロムカンプ監督による、ディストピアのリアルで容赦ない描きっぷりが素晴らしい。とことん汚く、とことんスタイリッシュ。あんな未来は絶対嫌だ。でもきっと来るような気がする。

ハードSF好き、SFアニメ好きにはニヤリと来るシーン満載。アレとかアレとか語りたいけど、観てない人のためにぐっと我慢。Retinaレベルの微細なCGを楽しむにはやっぱり映画館がいいです。ちょいグロあり。でもお薦め。


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オフィシャルトレイラーです。
ELYSIUM - Official Full Trailer



ここからは映画を観た人だけ見てね。アクションシーンの撮影動画。ヘリの撮影が凄い。
Elysium Complete B-Roll


SFXの解説動画。
ELYSIUM'S EFFECTS EXCLUSIVE



ビジュアルガイド買っちゃった。シド・ミードもいろいろデザインしてるんです。


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投稿者 galliano : 12:46 AM

July 21, 2013

野洲高等学校 サッカー部 2013PV

数々のスターを生んだ名門高校サッカー部のPVが話題です。ていうかコレ、サッカーテクも素晴らしいんですが、映像がよく出来過ぎてます。高校映研制作レベルじゃない。まぢすげぇ。

フランクフルトに所属する日本代表の乾貴士や現セレッソ大阪の楠神順平らを擁し、抜群のテクニックに裏打ちされた“魅せるサッカー”で、2006年に全国高校サッカー選手権を制した滋賀県立の野洲高校。「セクシーフットボール」旋風を巻き起こし、高校サッカーの歴史を変えたとも言われる強豪校が最近、こんなPVを公開して話題を呼んでいる。(Qoly football web magazineより)

アングル、レンズ、被写界深度、音楽とのタイミング、ストーリー作り、どれを取ってもレベル高い!使用カメラはキヤノン5Dあたりでしょうか。もし映像スタッフも全員高校生だったら、すでにプロの領域ですね。『桐島、部活やめるってよ』の神木隆之介さんもびっくりでしょう。最近の高校生恐るべし。


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投稿者 galliano : 11:32 AM

May 26, 2013

ボーカロイド・オペラ「THE END」を勝手に理解した話

渋谷慶一郎さんと初音ミクが共演するボーカロイドオペラ「THE END」を観て来ました。話が相当難解で、よくわからないままどんどん進行して行くのですが、途中でハタと様々な事に気が付き、全体を理解できたという話を以下に書きます。とはいえコレも個人的で勝手な理解の道筋でしかなく、ホントにそうなのかは知りません。まぁ鑑賞した方々のひとつの精神的なガイドとして、ネタとして読んでいただければ幸いです。

▼鑑賞した後の僕のツイートです ▼「THE END」オフィシャルトレーラー

じゃ、本文を始めましょうかね。ちょっと長くなりますけれども。

というわけで「THE END」を観て来ました。初演は昨年の12月、山口県のYCAMですが、これは都合で行けず、今回が初めての鑑賞です。説明の詳細はオフィシャルページを見ていただきましょう。僕が観たのは24日金曜日の最終公演。席は1階の3列目ど真ん中!もう前すぎて大興奮でしたね!ヲノサトル氏を中心とする友人たちと行きまして、鑑賞直前にシャンパンを1杯飲んで盛り上がってました。

「THE END」オフィシャルページ

会場は渋谷オーチャードホール。入口にはTHE END特製レクサスの展示が。中に入るとミクの等身大フィギュアがあり、ニュースの通りルイ・ヴィトンのダミエ模様の衣装を纏っていました。劇場内は満席でしたね!休憩無しの一幕という事で、休憩時間にシャンパンをもう一杯とは行けなかったのが残念でした。

▼ヴィトン+ミクの等身大フィギュア
Miku

そして始まった公演。これがもう圧倒的なわけです。渋谷慶一郎さんの音楽は以前SONARなどでも体験済みなのですが、実にオリジナルで独特。渋谷さんの装飾を配した精神性の高い音楽が好きなんですね。無駄なく研ぎ澄まされたというか。ザラツイたシンセストリングスも好きです。

今回の音響的にも、空から降ってくるようなノイズと強烈なビートが心地よく、ここはクラブか?と思ったら突然メランコリックなピアノ曲が聞こえて来るなど、観客の感情を上下左右に揺さぶります。もうこれは耳とボディのマッサージ。さらに僕は渋谷さんをヒットメロディーメーカーだとも思っており、「THE END」でもいくつもの曲が強烈に頭にインストールされました。

▼サクリファイスのメロディもステキです。

YKBX氏の映像についても、その広がるイマジネーションは素晴らしいものでした。8つのプロジェクタを縦横無尽に活用し、映像の解像度も高く、非常に美しくダークな映像が展開されてましたね。これら音楽と映像は上のYoutubeの映像で一端を知る事ができます。

しかしですよ、上記のような圧倒的情報量が次々と送り込まれる中で、ストーリーだけがさっぱり頭のなかに入ってこないんです。見てるうちに判るかなぁと思っていましたが、全くそうならない。3列目で字幕がほとんど読めなかったのも原因かも知れませんが、ただひたすら、ミクが死ぬ、そして『死ぬって何?』『会いたかった』などのメッセージが繰り返されます。何かが救われない強烈な断絶感だけは感じるんですが、何故そうなってるのかについて想像が至らない。伏線も見当たらない。

誰もが知ってる通り、ミクは生きておらず、実在もせず、ボーカロイドとしてモニタの中でしか活動できない存在です。だから、そのミクが死ぬ、という事にあまり意味は感じられない。そりゃスイッチ切れば死ぬよなぁ、ぐらいの意味しか受け取れない。そうなってくると、このオペラのストーリーにも意味が感じられなくなってくる。壮大な音楽や映像の仕掛けも、シュールで意味が無いものに思えてくる。これはもう狂気のクリエーションじゃないか。いやぁ凄いですね凄い凄い。情報量凄くて音もでかい。全然意味わかんないけど最新テクノロジー万歳!ボカロ最高っ!そう片付けるのは簡単だけど、それではどうにも面白くない。僕の場合、何を見ても『良かった』だけじゃあ物足りないんです。

しかも泣いた人がいるって言うじゃないですか。まぁ壮麗かつ精緻な巨大制作物はそれだけで泣くに値する事もあります。僕も昔ヴァチカンのサン・ピエトロ寺院を訪問してその空間に圧倒されて涙を流しました。人間の凄まじい創造力に圧倒されて泣く事ってあります。嗚呼、クリエーター万歳!…しかしそれだけでは、面白さがまだ足りない。泣いた方は蜷川実花さんなんですけど、理由もいまひとつ判らない。

▼蜷川実花さんのツイート

泣くほど感動するには何かある。そりゃ凄いクリエーションだってことは全身でビンビン感じますが、その向こう側に何かあるはずだ。凄いだけじゃ嫌だ。もっと判りたい!!!と、僕は劇場の中でひとりひたすら悶々としていたわけです。

ということで、押し寄せる映像と音響の海の中で思考を開始しました。

まず考えないといけないのは、何が判らないのか?という事です。心をざわめかせるセリフ類が次々と繰り出されます。その例としては、『判らない すごく大きな音』『今日は何か特別な日なの?』『なにそれ? 安心するって ヘンじゃない?』『わたしとか、いないほうがいいだろうから』『ねぇ、わたしはほんとうに、いつか死ぬの?』『やめにしていいよ、きっと意味がないから』『終わりはいくつある?』。こんなセリフと、これに近い言葉が様々なバリエーションでミクの口から出てきますが、まぁ何の事を言ってるのかが判りません。

生きてない存在が死ぬ死ぬと語り続ける意味が判らないという事は前述しましたが、しかしこのミクからは、終わるという事への強い執着を感じました。終わりたいけど終わりたくない、というような葛藤も感じます。でもなんだろうこの葛藤は。うーん、判らない。

またウサギのようなペットのような生物も、それが誰かも判らない。彼?あるいは彼女?はロボットのような甲高い声で話します。『おぼえてる? ミク もともとわたしたちが合わさってたとき そのときあなたは人間に近くて そのときのこと 思い出さない?』なんて事も言ってますが、一切抑揚はなく、これも何の事を言ってるのか全く理解できません。

さらには、唇だけの存在になったミクもいます。巨大な目に囲まれるシュールな映像も頻出します。またミクの体の中、内臓に入る映像も出て来ましたが、これも意味が判らない。しかし妙な体温は伝わってくる。ミクがひたすら3次元的に浮遊する意味も、気持ちよさ以上の意味は伝わって来ない。さらにはドラゴンのような異形の獣への変身の意味も判らない。そして、時々出てくるリビングのような部屋の意味も判らない。判らない事だらけ。これはまいった。

では、どう考えれば判るか?きっとどこかに根本的なヒントがあるはず。ここで僕が読み解く鍵として捉えたのは、これはコンサートではなく、オペラである、という事でした。

さてオペラとは何か?これは大きな問いだと思いますが、僕もこれまでオペラの公演を20回ぐらいは見てるのでなんとなく判ってます。まずストーリーはシンプルで悲劇的モノが多く、それもだいたい純粋な愛の話が多い。そこで歌われるアリアは、切ない恋心、愛のために死んでも良いぐらいの気持ちを歌ってる事も多い。トスカの『愛に生き、歌に生き』とかいい曲ですね。

加えて、オペラはクラシックであり、伝統的なものです。基本的な形式があり、それに則った形で現在に生きています。しかし芸術としては瀕死の状態で、いまや現代的な衣装や舞台装置など、アートディレクションを中心としたモダニズムの流入により生きながらえている存在でしょう。どれぐらい瀕死かといって、新しいオペラがほとんど生まれない現状がそれを示していると思います。しかし今回の「THE END」はボーカロイドオペラと銘打ってます。よって、伝統的なライン上にあるクラシックな存在だと考えてみることにしました。

さて、「THE END」をオペラとしてとらえ直してみる。それだけではストーリーは見えて来てませんが、きっとシンプルなはずです。そしてオペラは愛の悲劇が多い事から、ひとつの仮説を立ててみます。

仮説1:『ミクは切ない恋心、愛の歌を歌っている』 すなわち、ミクの言う『死ぬ』は、誰かへの愛の気持ちが終わるという意味である。

次に、ミクは命を持っていない存在であり、生きてはいないのに、死ぬ死ぬと繰り返し言ってます。ここから次の仮説をたててみます。

仮説2:『ミクとは恋愛感情そのものである』 感情は生きていないが、内臓のような暖かさを持つ、そして死ぬこともある。また感情は人間ではないが、いちばん人間的な作用である。感情は精神世界の中だけに存在し、重力から解き放たれ、常に浮遊している。

む、『THE END』のミクっぽいぞ!では思考を続けましょう。

時々現れる気持ち悪い生き物は、純粋な愛情の気持ちを脅かす感情の劣化コピーである。純粋な美しい感情でも、繰り返し執着していると、それ自体が気持ち悪く思える事もあります。強く愛情を感じ続ける行為はもしかしてモンスター的な事かもしれず、邪悪に見えるキャラクターはそういうものではないか。また感情は時に変形し、異形のモノに変わり、疾走する事がある。消えては生まれる他の感情達にも押しつぶされそうになる。そんな精神環境の中で、今回のミクは揺れ動いているのではないか。

では、リビングルームとは何か? これは誰かの心象風景だろうか。しかしきっと誰もいない部屋、という事に意味がある。もしかすると、愛の不在の象徴ではないか。むむ、だんだんわかってきた!ような気がします。

とすると、今回の初音ミクの存在理由も見えてきます。このオペラは人間の感情世界を描いた抽象的ストーリーであることから、演ずるのは生身の人間ではなくミクがふさわしい。また様々なキャラクターが登場するが、それはすべて『自我』である。主人公は劇中に示されないだけで、このオペラの外部に存在している誰かである。

そして今回のオペラは、テクノロジーというモダニズムを流入させてはいても、あくまでクラシック。登場するのは、終わってしまった愛の哀しさや喪失感について歌い上げる、感情の歌姫としてのミク。とすると今回の公演は『最新の音楽と映像で作られた、悲劇的で切ない愛のストーリー』ではないか。いやぁ実にオペラですね。また人間中心主義的世界の象徴のオペラを、人間不在という特異な形で描いて反転させ、その結果、終わらない人間の美しく哀しい営みを描いている。人間賛歌、これも、まさしくオペラである事の証明である…うん、しっくり来るぞ。

ということで、オペラとして考えるべきだというツイートも出てきてます。

上記のようにとらえると、ストーリーがすんなりと頭に入ってきます。終わってしまった愛への残留感情がミクという存在ならば、それはつらい葛藤を超えてでも、早く消える(死ぬ)方が良い。なぜなら、終わった愛への感情が死ぬ事によって、新しい愛の世界が開かれるから。終わることは良いことであり、終わりは始まりである。そして新しい愛の始まりの予感だけが、旧い愛への感情を死なせる事ができる。『終わりはいくつある?』という言葉が出て来ますが、終わり方(愛の始まり方)はたくさんある方が、そりゃ良いですよね。さらに言うと、途中のセリフ『ホワイトアウトはエフェクトじゃない』は言い換えれば『ホワイトアウトは、始まりの序曲』かも知れない。とすると、オペラ全体で描かれたのは、愛の終焉によって魂が昇華される感動のストーリーではないか。

というわけで、望まれるべきものとしてのTHE END(終焉)こそが、ここで描かれている主体であり、オペラ『THE END』は魂の救済装置、悲劇を乗り越える新しい愛の始まりに向けたストーリーではないか。そう考えると、これは泣くに値する普遍的な物語だと思うわけです。

またこれは、まさしく新しいオペラの誕生であるとも思いました。壮大で革新的な手法で作られた伝統的クラシックは、フランス公演でも理解者を生むに違いない。そして何よりも、新しいクラシックオペラが日本から生まれた事に感動します。終焉最高!『THE END』最高!

と、ここまで考えが進んだ所で、ミクは赤い涙を流していました。僕の考えに則れば、これは旧いミクが死に、そして新しいミクが生まれる喜びの瞬間です…。やがて舞台の半透明スクリーン右下に小さくTHE ENDの文字が出て来ました。公演の終了です。拍手の後、僕は『ブラーヴォ!』とほんとに叫んじゃったのですが、それはここまで説明したような思考の展開があったからこそ、確信を持って叫べたわけです。それも何度も。

以上が『全体を理解できた』という話なのですが、もちろんこれは個人的な理解の勝手な道筋でしかなく、ホントにそうなのかは知りません。そもそも90%ぐらい字幕読めてないし、気づいてないことも多いだろうし、そもそも初見だし、作り手の考えとは全然違うかもね〜です。何か物語のヒントが無いか?とパンフも買いましたが、技術的な事はともかく、ストーリーについて脚本家の岡田利規氏は何も語ってません。というわけで、僕は鑑賞者の特権として勝手な曲解を楽しんでいるだけですが、壮大かつ精緻でダイナミックで革命的なオペラが日本から誕生した事だけは間違いのない事実だと思うわけです。

11月にパリで再演するそうですが、ぜひ反応を知りたいなぁ。パリ公演の成功をお祈りしています。『THE END』最高!

追記:渋谷さんにツイートいただきました。男性的な解釈だそうです!ちと型ハメマッチョ思考だったかなw

▼『THE END』でも印象的に使われた渋谷 慶一郎+東 浩紀 feat. 初音ミク『イニシエーション』映像も『THE ENDの』YKBX氏。

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投稿者 galliano : 05:27 AM

May 12, 2013

パシフィック・リムの人型巨大兵器は実現可能なのか?

首を長くして公開を待っているSF映画パシフィック・リムの新作映像が来ました!

未知なる巨大生命体の襲撃に対し、人類が人型巨大兵器で対抗するという、今までアニメでしか見たことのないこの設定を、ハリウッドが最先端の技術を駆使して遂に実写化!(公式サイトより)

いやーカッコいい!映像もとんでもない密度の高さで、目も脳もついていけず胸はドキドキしっぱなし。ここまで強く鑑賞したい!と願う映画は久しぶりです。そしてやっぱり、こんな巨大ロボットに乗ってみたい!と願ってしまいます。コレは昔からの日本男児の夢ですね。というわけで実際に巨大ロボに乗るとどういうことが起きるか?という考察を重ねた映像があるのでご紹介しましょう。

果たしてパシフィック・リムの人型巨大兵器は実現可能なのか?

下はガンダムサイズのロボットの『乗り心地』について、物理エンジンを使って検証した映像です。これを見ると、椅子に座るタイプのロボットは歩くだけでも相当乗り心地が悪そうで、転倒したりほんの少し落下させるだけでも大惨事となりかねません。これは怖い!しかしパシフィック・リムの操縦者は立っているし、操縦席にも余裕がある。きっと加速度を低減するショックアブソーバー的装置もありそうなのでなんとかなるかと。

▼ガンダムの乗り心地を検証した。feeling while riding of the GUNDAM was verified.

次は『どのように歩くのか?』。ここではザクサイズ(17.5m)とイデオンサイズ(105m)とマクロスサイズ(1210m)を検証しています。パシフィック・リムの人型兵器は100mぐらいでしょうか。この検証映像ではかなりゆっくり歩いているように見えますが、現実世界で巨大ロボに『歩く』という動作をさせるにはこの速度が限界のようです。映画内でも巨大人型兵器の動作は現実的な速度限界の20〜30%増し程度にとどめている印象で、CGチームは『嘘に見えないギリギリの嘘』を苦労して編み出したようです。というわけで、映画よりはゆっくりになるけど、実現可能ですね。

▼巨大ロボットはどのように歩くか検証した。How does a huge robot walk...

では巨大ロボが素早く動くと何が起きるのか?ロボにバンザイさせた映像で検証してます。イデオンサイズまでなら素早いバンザイ動作でもちょっと地面から浮いたりする程度で、『自分の動作で挙動が不安定になる』ということはなさそうです。しかしマクロスサイズになると、これは(笑)…巨大な物体の運動パワーってもの凄いんですね。というわけで、100mサイズぐらいまでなら素早い動きも大丈夫。

▼巨大ロボットがバンザイするとどうなる?robot raises hands, what will happ…

結論としては、実現は可能でしょう。素材や動力源をどうするのかは置いといて(それを置いて実現というのもアレですが)。でも実現しても、映画ほどのスピードでは歩けません。また質量も大きく重心も高い物体を動かすという『巨大ロボ感覚』が相当求められると思います。免許を取るまでに1000時間ぐらいかかりそうですね。

それと字幕についてちょっと不満を述べたいのですが、せっかくギレルモ・デル・トロ監督が日本の怪獣映画に敬意を払い、パシフィック・リムに登場する敵を『Kaiju(怪獣)』と名付けてくれてるんですから、それを『敵』と訳しちゃうのはちょっと味気無さすぎじゃないですかね。『怪獣』でも『カイジュウ』でも良いので、公開時にはオリジナルに戻してもらいたいです。

Pacific Rim Mako Mori

それと菊地凛子さんのメット姿が凛々しすぎてヤバいです。
本当にありがとうございました。


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投稿者 galliano : 10:18 AM

November 30, 2012

リメイク版『ROBOCOP』映画世界観内CM

25年前に作られたSF名作映画『ロボコップ』のリメイク版が、2014年(2013年?)公開予定として制作されているのは皆さんご存知の通りですが、この夏にティーザーCMが公開されていたとは知りませんでした。CMと言っても映画の世界観内CMの事ですけれども。ビデオの後半で語られている『RC2000』がロボコップの事ですね。ウェブを見ると最新版ロボコップの予想図がいろいろと出てきてます。こんどのロボコップは黒いという噂もあり、シルバーじゃなきゃロボコップじゃない!という論争が最近ありましたね。

このロボコップですが、公開当時は実に流行りました。日本の宇宙刑事シリーズの影響がデカい!似過ぎだ!などという声もありましたけど、機械として生まれ変わった警官が少しずつ人間の感情を取り戻すストーリー構造はオリジナリティありました。あの頃友人の藤重くんが武蔵美のカフェで『がちゃん、ぎゅいーん、がちゃっ、がしん、がしん、がしん』と口で言いながら真似してたのが懐かしいです。

ロボットといえば日本発の自作変形マシンシリーズが話題です。先日新作が発表になりました(下の動画)。Youtubeページでの人気コメント『キックスターターに出して出資を受けて金持ちになれ!』がイマドキ感あって良い感じですね。

人間が乗れて、ロボットにも変形する実物大のクルマが登場するのは間もなくでしょう。少なくともMakerの頭の中にはリアルに居ますね。

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投稿者 galliano : 11:40 AM

December 23, 2011

Prometheus Official Trailer is out!

映画「エイリアン」シリーズ最新作、「プロメテウス」のオフィシャル予告編が公開されました。

監督は初代「エイリアン」の監督から32年ぶりのシリーズ復帰となるリドリー・スコット。ということは、初代以外は全て別の監督だったワケで、これまでは新作ごとにテイストが変わってしまう統一感の薄いシリーズ展開でした。これがリドリー・スコットに戻る事で、僕も含めてコアなファンを唸らせる内容が期待できそうな予感なのです。ちなみにリドリー・スコット監督は74歳。この年齢で最前線の仕事を続けるって素敵すぎる。

さて「プロメテウス」の舞台ですが、第一作よりもずっと以前の時代設定で、地球人が外宇宙に進出し始めた頃の物語になるそうです。ウェイランド社とユタニ社もまだ合併してないとか。

第一作を見たのは中学1年生の夏。親父と兄貴と3人で、映画館は神戸三宮の阪急シネマでした。映画の静かなシーンで線路を走る電車の音がモロに聞こえるワイルドな映画館でしたが、阪急三宮駅が建てなおされた時になくなったんだよね。

では気になる予告編をどうぞ!



ギリシャ神話の中でのプロメテウスは、ゼウスから火を盗み、人類に与えた存在。その所業に怒り狂ったゼウスは、プロメテウスをカウカソス山の山頂に張り付けにさせ、半永久的な拷問を繰り返したと言います。その名が付けられた宇宙船「プロメテウス」号は、漆黒の宇宙空間で、誰から何を盗み、どんな責め苦に会うのでしょうか。ヒー、楽しみすぎる。

映画「プロメテウス」、楽しみすぎる公開は2012年6月です!

オフィシャルウェブサイトはこちら

エイリアン・アンソロジー:ブルーレイ・コレクターズBOX(エイリアン・エッグ付) [Blu-ray]
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投稿者 galliano : 01:07 PM

June 07, 2010

TRON LEGACY



新しくなったTRON、その名も「TRON LEGACY」。今年の冬公開。楽しみ。
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投稿者 galliano : 08:32 AM

May 30, 2010

Kylie Minogue - All The Lovers Trailer




カイリー・ミノーグの新作PV予告編。会社で見ちゃダメ!


http://www.kylie.com http://www.twitter.com/kylieminogue
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投稿者 galliano : 01:54 PM

May 25, 2010

Super 8 Official Trailer



久しぶりに気になる予告編映像。スティーブン・スピルバーグ提供で、監督はJ.J.エイブラムス。題名は「スーパー8」。来年夏公開。未知との遭遇っぽいイントロに、LOSTっぽい瓦礫の山。これは期待かも!

オフィシャルサイトはこちら

Super 8 | Trailer & Official Movie Site | 2011
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投稿者 galliano : 08:50 AM

September 25, 2009

Xbox360 / Halo 3: ODST / "We Are ODST"



全世界でヒットしているHaloシリーズの最新拡張パック、Halo 3: ODSTが発売になりました。ODSTというのはOrbital Drop Shock Troopersの略で、日本語で言えば軌道降下強襲歩兵とのこと。そのイギリス版のTVCがコレです。(長編2分半バージョンもあるそうです)
現実にない世界をリアルに創り出す、それだけの事なんですが、それぞれのシーンへのこだわりがハンパじゃない。「Halo 3」の名作TVCに勝るとも劣らない出来映えです。どこがすごいって、いちいち挙げているとキリがないので、コレを見た人とだけいつか語り合いましょう。

さて日本のサイトでもコレが流れてるかなと思って見てみたら、こうでした。欲しいのはデモ画面じゃないんですよ。残念です。

アイデアカテゴリは、「ありえない映像をリアルに作る」、空想の世界の住民に「なりきる」とします。
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投稿者 galliano : 01:53 AM

March 21, 2009

Amanita Design


Machinarium Preview 02 from Amanita Design on Vimeo.

Amanita Designというスタジオがありまして、Samorostというフラッシュ製アドベンチャーゲームが有名です。このブログの読者なら一度遊んだことがある人も多いんじゃないかと思うのですが、自然の写真から合成された異形のグラフィックと質の良い音楽が記憶に残る不思議な作品でした。その会社がMachinariumという新作を作ってます。

ここにご紹介するのはひと月前に公開されたティーザー動画ですが、ダークな色調といい、陰を感じるキャラクタといい、グラフィックが非常に独特です。どうも気になるなぁと思って調べてみると、このスタジオはチェコにあるらしい。

チェコといえば知る人ぞ知るアニメ大国でして、早くは50年代から人形アニメを中心とした作品が数多く作られていますが、シュールな作品が多いです。また一般的にはフランスのアニメと認識されているルネ・ラルー監督の「ファンタスティック・プラネット 」もアニメーション制作はチェコに外注されてたんですね。ヨーロッパ全体のアニメ担当制作国でもあるわけです。

チェコといえば首都はプラハですが、僕は学生時代にプラハを旅したことがありまして、街の光景なんて中世そのもの。若かった僕の目には巨大な映画のセットにしか見えませんでした。実際「アマデウス 」から「のだめ 」までよくロケ地に選ばれてます。中治さんと赤松くんが作った豚の「DAKARA」CMもプラハロケでした。

そしてさらにチェコについて話すと「ロボット」はチェコの作家カレル・チャペックが考案したコトバなんです。彼のお墓はモルダウ川のそばの墓地にあります。SF好きなもんで一応お参りしてきました。

というわけで前フリが長かったんですが、要は「アニメ+ロボット+中世的」という組み合わせならチェコ最強!なのに今までそういう作品がなかった所がこのMachinariumの新鮮なポイントだという話でした。ゲームの完成が楽しみです。
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投稿者 galliano : 07:11 PM

January 11, 2009

自主怪獣映画「G」が見たい

日本特撮怪獣映画をこの一作が変える。1980 年生まれの田口清隆監督は平成版「仮面ライダー」や映画「20世紀少年」のデジタル・エフェクトを担当するスタッフだ。1999年から8年をかけ、完成した自主怪獣映画「G 」。画面設計、合成と世界最高の怪獣映像がここにある!!(大阪SFコンベンションオフィシャルサイトより)

ネットをさまよっていて見つけた自主怪獣映画の映像。昨年の京都SFフェスティバルや大阪SFコンベンションで上映されたらしい。これ、全編見てみたいなぁ。

▼「G」に関する情報満載のSciFi JAPAN。このサイト、なかなか面白い。

ピクチャ 10

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投稿者 galliano : 01:06 AM

November 23, 2008

モンティパイソン公式チャンネル、ローンチ。


この3年間、お前らYouTube利用者はおれらの作品をリッピングし、何万という画像をアップしやがった。おれたちはお前らが誰なのか、どこに住んでるかまで知ってるぞ。うけけけけ。まぁお前らの家を訪問してキョーレツな警告をカマしてやる事も可能なんだが、おれらの作品を奪い返すにはもっといいチャンスがある事に気がついた。というわけで、おれら自身によるYouTubeモンティパイソンチャンネルのスタートです。

以上はガリ意訳による映像のナレーションなのだが、まずはモンティパイソン公式チャンネルのローンチはめでたい。これでいつでもオフィシャルなシリーウォークを楽しめます。サイトのデザインも可愛いし。できれば日本語訳も選べるようになれば素晴らしいんだけど、それは難しいのかな。

このあとナレーションは「このチャンネルは無料だけど、リンク先のDVDを買え!」と続くのだが、そこでのメンバーの反応に注目。「お金のためにギャグをやっている」という事を露わにする自虐的な視点が実にモンティ的で心地良いね。

【モンティパイソンチャンネルはこちら】


「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOX
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おすすめ度の平均: 4.5
5 改めて
5 日本語吹替と字幕の違いが笑える
4 翻訳がイマイチ
4 字幕がねぇ。
4 これはなかなかw
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投稿者 galliano : 10:11 AM

February 25, 2008

Star Wars: The Force Unleashed - E3 Trailer

スーパーボウル特集の途中に全然関係ない映像のご紹介。
これは今年のE3用に作られたスターウォーズのTVゲームのトレイラー。
さすが映像的ツカミが激しく強力。
これ大画面高精細映像で見たら気絶するなー。

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投稿者 galliano : 08:58 AM

July 04, 2005

キングコング【映画版予告編】

Small Title-1

KING KONG TRAILER
【予告編を見る】

ロード・オブ・ザ・リングで知られる
ピータージャクソン監督の新作、キングコングの予告編です。

主演絶叫女優はナオミ・ワッツ。時代は1900年代前半のニューヨーク。
ということは…街の描写は大CG大会ですよ!

しかし、予告編の映像はとても美しくて説得力たっぷり。
改めてニュージーランドの映画制作力の凄さを思い知らされます。

そうなんです。このキングコングもロード・オブ・ザ・リングと同じく
ニュージーランドで作られているようなのです…

広告的にちょっと面白いのは、このキングコング、
全面的にフォルクスワーゲンが協賛してるんですね。

まずは、ここを見てください。

この先の"More about King Kong"をクリックすると、
Volkswagen Entertainment.というページに飛びます。

そういう名前の部署ができたのでしょうか?
なかなか凝ったサイトに育っていきそうな予感がします。

映画というエンターテインメントに自動車会社が協賛。
1900年代前半のアメリカ、という映画の時代的には
VWが映画内に出てくるはずもなく…

きっと公開時には関連したCMが
世界の映画館やTVで流れるのでしょうね…!
(今年のカンヌでゴールドをとったこのフォードのCM
 超えるべく担当者はプレッシャーをかけられているでしょう!)

プロダクト・リプレイスメントとかよりも
ずっと効果的な協賛だと思いますよ!

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投稿者 galliano : 09:42 AM

March 21, 2005

ザスーラ【英語版予告編】

Zathura TopTRAILER:
"ZATHURA"
ColumbiaPictures

こ、これは面白そう…! アメリカで今年の11月23日公開のSFファンタジー映画、「ザスーラ」の予告編です。日本では2006年お正月第二弾の公開になるとか。作者は「呪卍」、もとい「ジュマンジ」(どういう変換やねん…)や「ポーラーエクスプレス」と同じ、クリス・ヴァン・オールズバーグ。ストーリーは…

…ジュマンジの続編で、舞台が宇宙になっているようで…

絵本ナビの内容紹介
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「ゲームをつづけないと、ぼくたち、ずっと宇宙にいるみたいだよ……」。
ウォルターとダニーが公園でみつけたものは、呪われたゲームだった! 
サイコロをふり、ゲームを始めた二人に待っていたものは、予想もしなかった危険で奇妙な冒険だった
……
前作「ジュマンジ」をしのぐ傑作絵本、ついに刊行!
2004年ソニー・ピクチャーズより映画化決定。
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期待大の映画です。子供が主人公のファンタジーって好きなんですよね…
っていうか、原作の絵も同じ作者が書いているそうです。
え、あの繊細な絵も面白いストーリーも同じ人が作ってるの…!?!?
またまた、なんだか負けてられませんよ…!

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ザスーラ

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おすすめ度の平均: 3.5
3 レビュー
4 「JUMANJI」の続編、今度は"A Space Adventure"
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February 26, 2005

レーシング・ストライプス 【インターナショナル予告編】

Racing Stripes (Original Motion Picture Soundtrack)

TRAILER:
"RACING STRIPES"
Warner Bros.

3月12日全国ロードショーの映画「レーシング・ストライプス」の、インターナショナル版予告編です。これまた、日本のオフィシャルサイトでプレビューできる日本版予告編とは全然違う編集になっています。日本版予告編は「感動重視」編集、インターナショナル版は「ノリの良さ重視編集」ですね!

この「レーシング・ストライプス」はかつての大ヒット映画「ベイブ」を作ったチームが再結集して制作した映画とのこと。あのCG合成は、ホントに自然ですごかった。わたくしも昔仕事で挑戦したことがあります…でもこの映画では、さらにアニマトロニクスの完成度が上がっているようで。これを機会に、個人的な今後のためにもGTR流にスタッフをちょこっと調べてみました。面白い海外CMの中には、ハリウッド映画などのCGや特殊効果を専門としている制作会社が関わっていることが多いですからね!

★まず、CG会社のCG特殊効果スーパーバイザー、
マーク・ホールさんのロングインタビューを発見!
3Dワイヤーフレームの合成手順などの画像もあります。興味のある方はどうぞ。
vfxblog+, Interview: Marc Hall on 'Racing Stripes'

★マークさんが務めるCG会社、Digital Dimensionのサイト。
Digital Dimension

サイトの中にもエフェクト前、エフェクト後、そして完成した動画!の貴重なカットが盛りだくさんです。
The making of: RACING STRIPES

スーパーボウル2005FOX用オープニング映像もここで作ってましたよ!大画面で見てみたい
super_bowl_xxxix


★そしてレーシング・ストライプスの全体の特殊効果作業をとりまとめた幹事会社が、DIGISCOPE社。
リールを見ると、アクションシーンに強い! 小さい映像でも大迫力!
いつかここと仕事してみたいな〜。
DIGISCOPE

日本語版の吹き替え主役は、田中麗奈さん。
麗奈さんとは、僕も以前に湘南を舞台としたCMシリーズでお仕事させていただきました。
元気で張りのある吹き替えが期待できそうですね!

「レーシング・ストライプス」オフィシャルブログより
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お待ちかねの日本語吹き替え版に、豪華なキャストが勢ぞろい!

★ストライプス…田中麗奈
☆タッカー…三宅裕司
★フラニー…中島知子(オセロ)
☆グース…松嶋尚美(オセロ)
★バズ…グッチ裕三
スカズ…モト冬樹
★レジー…柳沢慎吾
☆ライトニング…徳井優
★サンディ…島谷ひとみ
☆サラブレッド…ますだおかだ
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しまうまストライプス

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February 21, 2005

パラマウント / 宇宙戦争 / 「スーパーボウル用予告編」

 Blog Images  Blog Images 宇宙戦争-Tm-Tm

TVC007:
"War of the Worlds"
by Spielberg/Hanks
for Paramount Pictures

【CMストーリー】
はい、ここで『映画のCM』タイムです☆ TVC006から引き続き、スーパーボウル中継でオンエアされたCMです。これは映画の予告編なので、ストーリーは説明しません…ていうかできません。超秘密主義で作られたこの映画の世界同時公開は、今年の6月29日ですから!難しいことは考えずに、映画館にいるような気分でご覧ください。

このTVC007日本で放送中のTVスポットとはまったく違います!

【CMアイデアカテゴリーと解説】

アイデアカテゴリーも、分類に意味がないので省略いたします。ただしこのTVC007、ホントに2月7日にスーパーボウル中継でオンエアされました。もちろん30秒で2億5千万円の媒体料を払ってます。だいたいこういうSF映画って、いまどき制作費は超大作で100億ぐらいだと思うのです。その中で2.5%使ってスーパーボウルで流すっていうのが、すごいですよね…ここではCMの解説というより、そのマーケティングプランの事実も、そして映像もすごいのでご紹介いたします。というか、高速道路が倒れていくところなんてどう見ても阪神大震災なんですよね…。

ところで先日の土曜日から、日本でもこのCMをベースにした予告編がTVで流れてるそうですよ。
わたくしはまだ見てませんが…スーパーボウル用のCMと見比べて見るのも楽しいかもですね!
日本版を見た人は報告プリーズですよ!(追記:日本版TVスポットにリンクしました)

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『宇宙戦争』最新映像初公開 TV CM限定オンエア!(公式サイトから)
夏映画の大本命と言われる トム・クルーズ主演、スティーブン・スピルバーグ監督による超大作映画 『宇宙戦争』の日本オリジナルTVスポット(30秒)が2月19日(土)〜2月25日(金)の間、限定オンエアされます!
このTVスポットには世界初公開の映像が多数盛り込まれることになりました。これは、去る2月6日(現地時間)アメリカで行われたスーパーボウルの際にオンエアされたTVスポット(放送料は30秒で何と2億5000万円!)に大幅に手を加えたもので、世界でも日本のみこうした変更が許可されたスペシャル・バージョンです。
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日本だけ!「宇宙戦争」初公開映像を限定放映決定
Yahooニュース記事から

日本の「宇宙戦争」公式サイト
ここで見れる日本用TVスポットは、スーパーボウル用とは別物です。

CMニュースblog
この大人気ブログでもニュースが出てますよ!

Ad Meterでは22位でした!
全50数CMの中での22位は、映画としてまぁまぁのヒットが望めそうですね!

▼追記
トム・クルーズ宇宙戦争ギャラ190億円

制作費は210億円だそうです。


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"War of the worlds : Trailer for SuperBoel" (30")
client :Paramount Pictures
director: Stephen Spielberg
country :United States
year :2005

これ、H.G.ウェルズの原作を
オーソンウェルズがラジオドラマ化した
歴史に残る名盤だそうです。
このラジオが流れて、
アメリカ全体が本当の事件だと勘違いして
大騒ぎになったのは有名な話ですよ!
もう基本ですから!試験に出ますよ!
ここで視聴してみよう!

H・Gウェルズの宇宙戦争―全米ラジオドラマ傑作選ミステリー劇場3 CD付
オーソン・ウェルズ H.G.ウェルズ
ユニコム (2001/02)
売り上げランキング: 134,978
通常2~3日以内に発送
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投稿者 galliano : 02:37 AM

February 20, 2005

キアヌ・リーブス主演最新作「A Scanner Darkly」予告編!

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このGTRブログのネット調査中に、キアヌ・リーブス主演最新作の情報を発見しました!これが、え?全編こういうビジュアルなの?と驚かずにはいられない超スタイリッシュなアニメーション映像。マンガと実写の融合。自在に起きるメタモルフォーゼ。ドラッグによる多重人格犯罪のストーリー。またひとつ、新しいフィルム・ノワールが生まれる!

原作はまたまたまたまたフィリップ・K・ディック。けっこうこれは最新映像紹介だと思います。今年9月全米公開らしい。日本は来年かな… まずはトレイラー、見るが吉!

▼予告編
「A Scanner Darkly

▼昨年6月の撮影風景
「A Scanner Darkly」

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ところでフィリップ・K・ディック原作のフィルム・ノワールといえば、
これですよ…わたくし冗談抜きで100回以上見ました。
え?見てない人がいるって?信じられません…▼

 Images P B00005Hc4L.09.Mzzzzzzz

ワーナー・ホーム・ビデオ (1996/12/20)
売り上げランキング: 1,706
在庫切れ
おすすめ度の平均: 4.55
5 近未来映画の金字塔・・・。余韻の残る名作。
4 レプリカントと人間 = 共生?
5 近未来映画の金字塔
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投稿者 galliano : 03:08 AM