« July 2009 | メイン | September 2009 »
August 17, 2009
初のイスタンブールへ
皆さん、お元気ですか?
さて、我々は皆さんを、8月18日からイスタンブールで開催される2009年度第3四半期のGPCに招待したいと思います。ミーティングは18日の朝8時半からスタートし、21日夜半に終了する予定です…
まあこんなメールが7月にレオ・バーネットのシカゴ本社から届きまして。
そしていま僕は、トルコ航空51便に乗り、一路イスタンブールを目指して移動中。機内のモニタによるとモスクワ上空を飛んでいるようです。今回の出張の目的は、レオ・バーネットが主催するグローバル会議GPCへの参加。と言っても誰もGPCを知らないと思うので、ちょいと説明を。
GPC、それはグローバル•プロダクション•コミッティーの略で、ビーコンコミュニケーションズを含む世界中のレオ•バーネットオフィスが制作した広告キャンペーンを審査するため、多くのCEOとエグゼクティブ•クリエイティブ•ディレクター(ECD)達が集結します。1年に4回開催されるこの審査会が、今回イスタンブールで開催されるというわけです。社内審査といっても各ECDにとっては自分のクビがかかっているわけで、かなり緊迫感あふれる審査になると思います。ああコワ。
こういう社内での審査や採点システムって、他ではあまり聞いた事ないんですけれど、レオは相当力をかけてます。まるまる4日間の会議で、参加者は総勢30名。コミュニケーションはもちろん英語のみだから相当ヤバいのですが、初のイスタンブール訪問、ご飯がおいしいと聞いているので楽しみです。
下の映像は機内で上映していたイスタンブールのイメージビデオ。よく出来てたんで思わず撮影。飛行中に撮ってるんでノイズがかぶってます。
[blog]
wrote by galliano : 03:16 AM
| トラックバック
August 08, 2009
ビバ・ヒウィッヒヒー
twitterに登場した瞬間から大人気で僕もフォローさせていただいている広瀬香美さんですが、
彼女が作ったtwitterの歌が話題になってます。
ロゴの「t」がカタカナの「ヒ」に見えるからヒウィッヒヒー!という
香美さん独特の感覚から生まれた歌詞ですが、
『ブログほどでもない チャットほどでもない その間の感じ』など
さすがうなずく力を持つコトバが並んでいます。
曲もポップでキャッチーで良い感じ。
当ブログ読者の皆さんもそろそろtwitterに登録しないと、
本気で時代に置いてかれますぜ。と言ってみるテスト。
[blog][MUSIC VIDEOS]
wrote by galliano : 11:18 AM
| トラックバック
August 04, 2009
世界初?現実拡張CM!
AR(現実拡張)なんて特別なシステムがないと不可能だと思ってたけど、自分のマシンで体験できる時代が来てたとは知らなんだ。
日本ではウィスパーという名前で知られるAlwaysが、拡張現実テクノロジーを使った広告サイトを立ち上げました。そのテーマは「マジック」。
「アブラカダブラ」と書かれた専用の用紙をカメラにかざすと立体の帽子が出現し、その中からウサギが「抵抗できないほどソフト」というコピーと共に現れます。その後もストーリーが続くので、これは世界初の拡張現実CMといえるのではないでしょうか。なんだか来年のカンヌはARだらけになりそうな予感。僕も是非提案していきたい。単純に面白いし。
プラグインをインストールし、紙をプリントアウトすればすぐ体験できます。是非ご自分のマシンでお楽しみを。あ、カメラ付きPCじゃないと動きませんよ。
[blog][TVC]
wrote by galliano : 06:08 PM
| トラックバック
YellowBird
360度を撮影しパノラマ映像を作る技術「YellowBird」が誕生。
ずっと想像はしていたから、誰かやると思ってた。
マウスでぐりぐり動かしてみて。
このカメラをアフリカのライオンの群れの中とかに置いたら
しびれる映像が撮れそうだなー。
YellowBirdはGoogleストリートビューのビデオ版だ
[blog]
wrote by galliano : 01:19 PM
| トラックバック
サマーウォーズを観に行った
歩くだけで汗が流れる真昼にサマーウォーズを観に行った。夏休みのアニメなので当然のごとく学生が多かったのだが、この映画はすべての年代が見るべき娯楽大作としてお勧めしたい。その理由は3つある。
1:誰もが理解できる家族の物語であること
日本人の大多数は都市部以外をオリジンとしており、そこでは大家族システムがいまだに生きている。この映画は田舎を舞台に大家族が協力して問題解決に挑む話で、それはどこにでもある家族の問題でもあり、どんな年代の観客でも理解ができるように作られている。
2:全ての登場人物が生きていること
20人を超えるキャラクターが出てくる物語なのだが、一人一人のバックグラウンドがていねいに作られていて、各人の行動にそれぞれの動機がある。これはドラマを動かす際にとても重要なファクターなのだ。マンガが原作だとなかなかこうはいかないと思う。アニメーションによる芝居もリアルで、安心して見ることができる。
3:映画としてのアイデアに満ちていること
登場人物のひとりひとりが与えられた役割を過不足なく全うできるようキレイにプログラミングされているので、ストーリーの中で「無駄」や「緩み」がない。さらには緊張感高まる場面でギャグを飛ばしたり、2つの異なった出来事をシンクロさせる編集的テクニックを用いるなど、観客を飽きさせない工夫に満ちている。
大家族が集まるといえばお盆。この映画の舞台も8月1日からの数日となれば、今観に行って、夏の盛りに公開した監督の意図とシンクロすべきでしょうね。僕としては、大人にこそ楽しんでもらいたい。お盆前に、是非。