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November 30, 2013
6つのコトバでクリエーティブを解き明かす。山本高史☓阿部光史対談
電通が刊行していた広告新聞紙『電通報』が最近デジタル化しまして、その名もまさしく『電通報』となったわけです。名前を『Web電通報』とか『ネオ電通報』とかにしない所がなかなかの本気を感じさせるトコロなのですが、こちらに私と山本高史パイセンが対談したコンテンツが掲載されることになりました。
対談が実施されたのは2012年4月10日なので、1年半以上前ですね。もうどんな話をしたのかすっかり忘れていたのですが、今回菅付雅信さんにまるっとまとめていただいて、中身を思い出しました。
実はコレ、対談でもなんでもなく、山本高史ファンである僕が氏の作品(ほとんどCM)をひたすら研究し、無理やり6つのパターンに分け、『僕はあなたの作品をこういう風にとらえましたが、実際のところどうなんですか?』と質問攻めにしたという、まぁ師匠と生徒の会話みたいなものでした。
話の中身の基本は『いかにしてコピーと映像とスーパーと音楽を多角的に使いながら視聴者にメッセージを送るか?』というものでしたが、実に技術論的で、マニア向け、実制作者向けでしたね。この対談のために高史さんの作品集を何十回も観た僕がする質問なので、相当深い話だったと思います。その結果、高史さんの生み出す映像がいかにメディアとして重層的な深みを持つかを伝えたかったのですが、さて観客の皆さんに伝わったかどうか。
そのへんのCMプランナーが絵とセリフの2次元で企画を考えているトコロを、高史さんは4次元5次元で考えて、カタチにしてるんですね。この対談はその驚き(というか実のところはCMプランナーが必死に努力して身につけるべき技量)を伝達する試みでしたとさ。
それぞれのグループ名はコピーライター同士の対談なので、『◯◯◯のコトバ』としています(また『コトバ』は高史さんの会社名でもあります)。その具体的な内容は、菅付さんの手腕で短く判りやすくまとめられています。ぜひぜひお読みください。下のリンクからどうぞ。
山本高史×阿部光史 「フルネームで生きる」(前編)
山本高史×阿部光史 「フルネームで生きる」(後編)
オチは特にありません。
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wrote by galliano : 11:59 PM
Maker Faire Tokyo 2013まとめ
Maker Faire Tokyo 2013が終わってからもうずいぶん経つんですが、ちゃんと締めてなかったので短文を少し。
D. Geek Lab.ブースにご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
記録によると、WhooPeeActivatorが鳴らしたオナラの回数は423回。まわりのブースの皆さんへの迷惑を考えると気が気じゃなかったのですが、クレームも無くおおらかなキモチで受け入れていただけたようでした。この場を借りて皆様に御礼を申し上げます。また、撮影した写真の使用許可を頂いた皆様にも感謝いたします。近日ビデオに仕立てる予定ですのでお楽しみに。
さて、今年のMaker Faireについてご紹介したいのですが、自分たちのブースを開いてみると、これがなかなか会場を見まわる時間が無いのですね。
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ご来場いただいた皆様への応対は逐一しなくではなりませんし、例えブースに2人いてもたまに1人がトイレに行くのが精一杯でした。しかしやっぱり会場を見て回りたい!という事で思い切って『休憩中』という張り紙を出して、チームメンバーの木田くんとぐるっと会場を見まわりました。
では会場の写真と、オナラ音を鳴らしていただいた皆さんの表情を御覧ください。
今年もメインの展示は3Dプリンタでした。こちらは靴のデザイナーさんが作ったハイヒール。実際に履けるそうです。
AUTODESKは昨年よりも展示を拡大。こちらは3Dポートレート写真撮影ブースです。iPhoneがたくさん並んでるのがわかりますか?
撮っていただきました。この画像はiPhoneのアプリ内でグリグリ動かせます。
下からも
裏からもw
楽器メーカーのKORGは新しい電子キットLittlebitsを展示。写真はシンセモジュール。
こちらはiOSデバイスのヘッドホン端子にサーボを直接繋げて駆動させるコードGlueMotorを発明した方のブース。シンプルだけどよく出来てました。GlueMotor
宇宙エレベーター開発グループのブース。宇宙まで一週間かけて貨物を安全に運ぶというシステム。途中で故障したらどうするんだ。
産業用3軸?ロボットと同じ構造の自作3Dプリンタ。
大学生の開発による筋電義手「Handie」
あとは写真を撮るヒマがほとんどありませんでした。しかし会場は昨年より広くなり、ブースも300を超えたとかなんとか。来年はもうちょっと広い会場にするとか噂がありますが、引き続き出展したいですね。
さてここから先は、WhooPeeActivatorに引っかかっていただいた皆様の爆笑写真です。皆んな幸せそうでしょ。
ブ~
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ブ~
ブ~
ブ~
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もちろん実際は幸せの顔ではありません。オナラ音が鳴り響いてるわけですから! 皆様本当に申し訳ございませんでした。
さて、次は何を作ろうかな。
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wrote by galliano : 10:07 PM
November 04, 2013
Maker Faire Tokyo 2013、Dギークラボの映像です!
DGLメンバーの出雲さんが昨日の動画をアップしてくれました。下の画像をクリックしてみてください。見えるかなぁ。見られない人がいたらごめんなさい!
今日もタイム24ビルの西口エントランスホールにて、10時からやっております!
追記:見られない人が多かったのでYoutubeにアップしました。
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wrote by galliano : 08:15 AM
November 03, 2013
Maker Faire Tokyo 2013に出展しています!
今日と明日の2日間開催されているMaker Faire Tokyo 2013に、D.Geek Lab.という名前で出展しています!
▼アホアホ笑顔ですみません!嬉しいんです!僕はこのMaker Faire(以前はMaker Meetingという名前でした)には2回目からずっと参加してきてるんですね。でもこれまでの参加は『出展』という意味ではなく、あくまでもお客さんとしての参加でした。
しかしこういう趣味のミーティングは、お客さんとして参加するよりも出展する側にまわった方が楽しいものです。その思いが数年分折り重なって、今回初出展を果たしたというわけなんですね。やったーっ!メンバーでADの島津くんに頼んでロゴを作ってもらいました。DGLかっけー!
出展のために集まった会社の仲間たちが朝から展示の準備をすすめています。写っているのはD. Geek Lab.メンバーの林田さん。ちなみに奥の青いノボリは隣同士で友達になった品川メイカーズ。他の出展者と友達になれるのも出展者の特権です。
上にちょっと写っている椅子、これが今回ボクが出展したブーブーアクティベーターですね。説明は以下に。
作品名:"WhooPee Activator(ブーブーアクティベーター)"
コンセプト:人間というものはとかく緩(ゆる)みがちな生き物である。そんな我々に喝を入れるために登場したのがこのブーブーアクティベーター。座れば圧力センサが情報をBluetoothで飛ばし、スピーカーからオナラの音が響き渡り、自分が驚いた様子はウェブカメラによって自動的に撮影される。この自分のみっともない姿を繰り返し再生・鑑賞する事で、人間を内側から活性化(アクティベート)するのだ。将来は撮影した動画を自動的にツイートさせる予定。
という凶悪な製品?です。
要は電気と電波を使ったブーブークッションなんですけれども。
背面にArduinoとBluetoothモジュールが入った通信ボックスを装備。
外部からのコードなどは不要、インディペンデントで動きます。電池量の確認のためにLEDも装備。
ロゴとか作っちゃってすみません。
現場ではこのように配置。
被験者が椅子に座ると圧力センサの値がBluetoothで飛び、Macからオナラの音がなると同時にこのカメラが被験者の姿を記録します。肖像の使用許可を頂いた皆さん、ご協力ありがとうございました!
展示中に故障!と思いきや、電池が切れてました。1時間に1つ消費する予測で電池を18個用意していたのですが、2時間毎の交換で大丈夫な事がわかりました。何事もやってみないとわからない。
昼のチームメンバーとパチリ。左は木田くん。
木田くん現場制作してる場合じゃないって!お客さん来てるよ!
というわけで無事17時の終了を迎えました。記録によると今日鳴らしたオナラは169回。ご来場いただいた皆様ありがとうございました!
初日の終了記念にて、D. Geek Lab.メンバーでパチリ。
明日は10時からスタートです。
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