November 30, 2009
TVC121 Honda / Jazz / Imagination
オンエアが始まったばかりのホンダジャズのオーストラリア版TVCをご紹介。ホンダジャズとはFitの事で、ここで使われている車両は1.5RSです。テーマは「柔軟性」のようです。レゴブロックで作ったような大規模アニメーションが目を楽しませてくれますが…Youtubeの説明にはこうあります。
シドニーのアニメーション会社アニマルロジックはこのCMのために147万個の仮想ブロックをイチから作り上げた。ブロックのカタチをアニメートするためにアニマルロジックは自ら開発した専用のソフトウェアを使用した。
なんか同じような事を二度言ってますが原文がそうなのであしからず。手間をかけて実際のブロックでアニメートしたように見えますが、CGだったんですね。なかなか頭の良い制作方法です。オーストラリアのアニマルロジックには数年前に訪問したことがあります。特製帽子と特製バッグをもらったなぁ。まだどこかにあるはず。
ちなみに以前フランスのCG会社と仕事をした時もそうだったんですが、海外のCG会社はCGソフトウェアを自分たち用にカスタマイズして使ってますね。なんかスゴい事のようにも思えますが、CGデータもある種の工業製品だと考えると、アウトプットするモノに対して製作機械をカスタマイズするのは当然の事ですよね。世の中の工場は皆ソレをやってます。日本のCG会社もカスタマイズしてるんでしょうか? どなたか情報いただければ助かります。
さてアイデアカテゴリですが、「あり得ない映像をリアルに作る」、車の用途を「説明する」、表現を「拡大する」の3本とします。
アニマルロジック(Animal Logic)
投稿者 galliano : 11:11 AM
October 03, 2009
TVC116 T.Rowe Price / Brand / Ink
T.Rowe Price "Ink" from PSYOP on Vimeo.
オリンピックの開催地がリオに決まりました。僕個人としてはもちろん東京で開催される事を望んでいましたが、今回はリオが勝つと予測してました。
というのも、BRICsという呼び名が生まれてから久しいですが、ブラジルへの投資は今も盛んです。レアメタルやバイオ燃料など、最近の資源高を追い風にさらなる成長が期待される南米経済の大国です。要は「今地球で元気な国のひとつ」という事で、開催の意味はすごくある。北京オリンピックもそうだったと思います。それに比べてシカゴ、東京は「今そこで開催する理由」が弱いのではないでしょうか。
さて2020年はどうなるか?僕はインドが手を挙げると思いますがどうでしょう。なぜならBRICsの中でインドだけまだ開催が決まっていません(ロシアは冬期オリンピックを2014年に開催)。もしそうなると選手がバタバタ倒れていく暑いオリンピックになりそうですが。または「その次の投資先」ということで南アフリカも立候補するような気がします。東京は立候補してもまだしばらくダメだと思っています。ホントに勝ちたいなら、「なるほど日本だ、東京だ」という強力なインサイトを世界に提示すべきではないでしょうか。
投資の話になったので、投資ファンドのTVCをご紹介。アイデアのある映像と繊細なサウンドデザインがあれば、説明的なコピーしかない広告でもエモーションを作り出す事ができるという例です。キレイなアートディレクションですよね。こういうのはアートやアニメーションの知識がないCMプランナーには作ることができません。コピーライター諸君、説明的な事しか言えない広告を作る時にはアートディレクターの力を借りるに限りますぞ。制作はCoca-ColaのHappiness Factoryを作ったCG会社Psyop。広告アイデアカテゴリは「説明する」とします。このテのCMの定番カテゴリですね。
投稿者 galliano : 04:46 PM
September 24, 2009
Diesel / Diesel Helmets / Quique The Head
今日もインタラクティブ広告のご紹介。説明の前に、まずは上のビデオを見て欲しいんです。3分33秒ありますが、面白さガリ保証なので安心してご覧ください。
このビデオを見るだけではなんのことやらわかりませんね。ではキャンペーンサイトに行ってみましょう!キャンペーンサイト
さて、なんの話かわかりましたか?
そう、このキャンペーンは、この話の主人公エンリクにあなたの体を寄付してくださいというもの。ギャラリーを見ると実にバカバカしい無理な写真が並んでますね。しかし、いったい何の広告でしょうか?
サイトの下の方を見るとsupported by DIESELというロゴがあります。どうやらDIESELのキャンペーンのようです。しかし、商品はいったい何なのでしょうか。サイトのもう少し下を見てみましょう。そうすると見えてくるのが…ヘルメットですよ!
え?DIESELがヘルメット? と思いつつリンクをたどってみると、このページにたどり着きました。どうやらDIESELのHELMETのキャンペーンのようです。そう考えてビデオを思い返すと、主人公は最初から最後までヘルメットを装着してましたね。なるほど、3分の間視聴者は全員商品を見ていたというわけです。丈夫さを伝えるカットもしっかり入ってました(笑)。
表現は過激、しかし商品をしっかりと見せ、記憶に残している。しかもこのヘルメット、なかなかデザインも良い。これを作ったのはスペインのshackleton。仕事のクォリティ、高いです。
「これからの広告キャンペーンは、一見広告には見えないものが中心になる。」そんな話がありますが、まさしくこのキャンペーンが当てはまります。
最後に、これはTVCではないのですが表現アイデアを考えてみましょう。「ありえない映像をリアルに作る」世界の中で、顔だけを守るという「意外な?利用方法」を提示し、商品の優位性を「説明」してます。いやー、基本中の基本だ。
▼主人公エンリクが生まれた時のアホアホ新聞記事

投稿者 galliano : 08:47 PM
November 04, 2008
CGM001 鉄のバイエル
YouTubeでは有名人で、先日楽譜集「鉄のバイエル」を出版されたKM65536さん自身によるプロモーションビデオ。演奏だけを切り取って見せる潔さが、なんともいえず気持ち良い。これぞCGM(Consumer Generated Media)だ!ということで、思わずCGM001に認定しました。映像は本の中身の実演なので、アイデアカテゴリ的には19の「説明する」と21の「実証する」が適当かと。
ダイヤモンド社
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鉄のバイエル
ほぼ網羅されているが‥
感動しました
youtubeの動画が楽譜になったのを見てすごいなあと思いました。投稿者 galliano : 02:04 AM
May 04, 2008
TVC097 Thai Health Promotion Foundation / Company / 棺桶バイク Coffin-Bike
アドフェストをチェックしてる人ならおなじみの、タイ健康推進財団の飲み過ぎ注意CMシリーズ最新作。
飲酒運転は自殺行為である、というメッセージが極端なほどシンプルに語られています。今年のアドフェスト、これ入賞したのかなー。最近妙にバタバタしてて、まだ今年のアドフェストのタイ入賞作品についてチェックが足りてないんですが、知ってる人がいたら教えてプリーズです。どっかにまとめサイトがあればいいんだけど。
監督は、これまたタイCMではおなじみのタノンチャイ。人の弱い所や哀しみをコメディに仕上げる天才です。笑いのセンスが、なにかこう、深いというか、心の底に触れてくるというか。
セリフはこんな感じ。
男:「酔った!帰るぞ!」
男:「乗れよ!送っていくぞ!」
男:「来いよ!」
NA:さぁ乗りましょう。死にたければ。…えっ?
S:飲んだら乗るな。
最初の楽しくポップな音楽、絶妙なタイミングで入る風の音、最後の葬送曲と、サウンドのセンスも素晴らしい。
制作はバンコクのCreative Juice\G1 (TBWA)、CDはThirasak Tanapatanakul。彼とは香港のメディアスパイクの審査で会った事があるような気がするなぁ。今手元に資料がないので忘れましたが。
そういえば日本でも昨年、飲酒運転の罰金が50万円から100万円に引き上げられています。しかしそのテの情報はテレビのニュースや報道番組で語られる程度ですよね。飲酒運転に関して、僕の知る限りではCMでオンエアされた事は過去一度もないと思うんですがどうでしょう。
2004年のアドフェストについて、資生堂の柿崎役員がタイのCM群を以下のように評していました。
タイが受賞した最高賞はじめ優秀作に共通していたことは、いかに売りたいかより、企業やモノが社会や人間にとっていかにあるべきかが主題になっていたこと。そして、アイデアが卓越していたことでした。(ACC会報より)
さて、2008年の今日、日本の広告は商品だけでなく、人間の事を考えるようになったでしょうか?普遍的な感情に正しく訴えかけているでしょうか?
とちょっと真面目になったりして。もちろん自戒も込めて。
アイデアカテゴリは、「置き換える、例える」「説明する」とします。
世界がいつも楽しみにしているタノンチャイ監督のCM、明日も新作をご紹介するのでお楽しみに。
投稿者 galliano : 10:07 AM
April 23, 2008
TVC095 Clarks / 子供靴 / Feet Factory
Clarksの子供靴のCM。とってもカワイイ仕上がりなんですが、これがタダモノじゃないんです。
完璧なフィット感は、完璧な足を作る。
映像もいいけど、もっと良いのはこのコピーの背後にあるコンセプト。「毎日育つ子供の足を作っていくのは、毎日履いている靴に他ならない」という考え方は、通常とは真逆の発想。理解するまでにちょっとだけ考える必要がある。だけど、強く共感できる。頷く力がある。この考え方は小さい子供を持つ親の購買欲を知的に刺激すると思う。でも難解ではなく、可愛くチャーミングに仕上げてます。
知的に深いテーマを、やさしいトーンのオブラートで包んで提示する。なんという匠の技を見せてくれるCMでしょうか。もー知力ありすぎ。頭良すぎる。このCMを日本の子供靴メーカーの経営者が見たらどう思うのか聞いてみたい。
Clarksといえば、学生の頃、北アフリカを一人旅した時に履いていたのがここのデザートブーツ。その靴は20年が経過した今もまだ持ってて、近日2回目のソール交換に出す予定。うーん長持ち☆って本論と全然関係ないですね。はい。
さて、見た後も耳について離れない独特な曲が流れてるんですけど、歌っているのはなんと日本人! 2004年にNYでデビューし、世界で注目されているトクマルシューゴさんです! ていうか聞いてのとおり、歌詞は日本語のまま!ええっ!ターゲットは日本人じゃないのに!?
アニメや漫画、そして音楽までも、今や日本の文化はコトバの壁を越えて軽々と海外に飛び出してます。というか、串田アキラさんがブラジルでウケてる映像(▼参照)なんて見ると、本当にコトバの壁なんてあるんだろうか?と思ってしまいます。いいものはコトバとか関係ないんだよね。セルジュ・ゲーンズブールはフランス語で歌ってるからセクシーなんだ!
広告も世界に向けてがんばんなきゃと思う。マーケットは大きい方が楽しいに決まってるから。ってまた話がズレましたね。はい。
アイデアカテゴリは「ありえない映像をリアルに作る」。それと、基本はコンセプトの映像化だから「説明する」、そしてフィット感のシーンもあるから「実証する」かな。
曲はアルバムEXITから「Parachute」。
▼ブラジルのアニメ特撮コンベンションでブラジル人観客と共に日本語で熱唱する串田アキラさん。「ジバーン!ジバーン!人は誰でも〜!!」 熱いです。最高です。
投稿者 galliano : 02:27 PM | コメント (0)
April 22, 2008
TVC094 Sony / Cyber-shot / Tumble
昨日公開されたソニーのサイバーショットのCM。
映像はこちらから。
雪に覆われた険しい山で登山者を撮影しているカメラマンが足を踏み外し、HDカメラを落としてしまいます。岩に激突してバラバラになるカメラ。しかしその破片の一つ一つがソニーのデジタルカメラに変身し、そのまま山を落下します。やがて一つのサイバーショットが結婚式会場までたどりついて…。ナレーションが入ります。
「スマイルショットテクノロジー付き
サイバーショットが登場しました。
HDNA、ハイディフィニションは私たちのDNAです。」
これはわっかりやすい!「ソニーのサイバーショットにはプロ用HD機材の技術が生きています」という、プロ機材を作ってるソニーのような会社にしか言えない差別化されたメッセージ。商品広告ながら、ブランド広告にもなっている。うーん正しすぎる。
アイデアカテゴリは「ありえない映像をリアルに作る」「説明する」とします。
投稿者 galliano : 01:24 PM | コメント (0)
November 05, 2007
TVC081 Audi / R8 / Construction
アウディR8のCMです。タグラインは英語なのでイギリス向けのようですね。最近のイギリスは金融長者が増えているそうで、こういった高価格帯の車のCMも成り立つのでしょうか。The slowest car we've ever builtとはなかなか洒落たコピーですね。かつてないほどの時間と手間をかけて作られているアウディという事でしょう。自動車雑誌でもその安定した早さをベタ褒めしてます。
音楽のイントロで時計の秒針の音が聞こえて来ます。映像のテーマも「流れる時間」のようで、エンジニア達が膨大な時間をかけて組み立てている様を、絶え間なく動き回るモーションコントロールカメラがとらえています。アイデアカテゴリとしてはシンプルに「説明する」だけに当てはめたいと思います。しかしシンプルなアイデアだけに、その「説明」を普通じゃない方法で表現することが重要なんですよね。
ところで10月24日、欧州議会が自動車のCMや広告スペースの20%を燃費とCO2排出量についての情報に充てるという提案を可決したとか。それに対し欧州新聞出版社連盟(ENPA)は大反発してるようなのですが…。その先には、タバコ広告のように「車の運転は死の可能性を高めます」みたいな但し書きが入るような世界が来るのでしょうか…。ガクガクブルブル…。
閑話休題。下はこのフィルムのメイキングです。撮影には2週間かかり、3カメで撮影してフィルムをリールで100本消費したそうです。ちなみに僕は1企画の撮影で、最大で20本しか消費したことがありませんよ。まだまだですね(何が)☆
Client: Audi
Title: Construction
Agency: BBH, London
Production Company: Partizan, London
Director: Olivier Gondry
投稿者 galliano : 12:26 AM
May 27, 2006
TVC073 Buenos Aires Zoo / 企業 / 「Together」
TVC073:
"Together"
by Leo Burnett Italy
for Buenos Aires Zoo
【CMストーリー】
一緒に毎日を暮らしている白熊と猿。とても仲が良さそう。
運命の日がやってくる事も知らずに。
【コピー】
再び一緒になった彼らを見に来てください。
【CMアイデアカテゴリーと解説】
出会う・別れる+時代を変える+説明する
【予測されるアドアイデア】
動物園とは、地球の歴史の縮図である。
これも大好き。▼名盤です。もう14年聞き続けています。
すばらしいイマジネーション。
ほんの60秒で数千万年の旅に連れて行ってくれました。
仲良しの二人が不可抗力によって別れるというのは
太古の昔から続く定番のドラマです。
劇性を高めるにはもってこいのモチーフ。
ロミオとジュリエットしかり、ウェストサイド物語しかり。
またこの手触りを感じるアニメーションがいい。
手書きのように仕上げているけど
かなりCGを多用していると思います。
そして音楽!
透き通った女の子の歌声を聞いたら
わたくしの大好きな「太陽の子どもたち」という
小野リサさんの歌を思い出しました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
BMG JAPAN (2000/05/24)
売り上げランキング: 54,822

名盤です!
聴くだけで心和ませてくれる。ボサノヴァのマジックがいっぱい。
太陽の子どもたち投稿者 galliano : 08:33 AM
March 21, 2006
TVC068 ホンダ / シビック / 「聖歌隊」
TVC068:
"Choir"
by Wieden + Kennedy London
for Honda UK
ビデオポッドキャスティングのネタを探してたらこんなCMを見つけました。
1月にはウェブ上で公開されていたようなので知ってる人も多いかも知れませんが…
普通の映像に、いままでに聞いたことのない新鮮な音で新しさを加えている。
CMの中の要素を、ひとつ普通じゃなくするだけでCMアイデアが成立するという
好例です。公開から2週間で100万回再生されたというのも頷けます。
このCMなら、TVで数回しかオンエアしなくても、
あるいはTVでオンエアしなくても他のメディアで紹介される可能性が高い。
おおきな話題を作り出し、ウェブサイトの集客力を高めることにも成功している。
このCMについて、ワイデンアンドケネディのクリエーティブディレクターはこう解説しています。
「新しいシビックには運転のフィーリングの全てが備わっています。一方、音楽とはフィーリングこそが全てです。だからこそ我々は、聖歌隊が運転を『歌う』ことが、人間の感情を驚くほど強く高ぶらせるだろう、と考えました。このCMが目指したのは、大きな音や、速そうな音や、パワーを感じる音を活用するだけではなく、もっと些細な音、すなわちパワーウィンドウが締まる音や、ボールペンが転がる音などによって、運転というヒューマンな体験の新しい表現方法を発見することでした。この感覚は今まで誰も語ってきませんでしたが、誰もが普段感じている事なんです。」ガリ意訳 UKの自動車サイトより
このコメントには『うなずく力』がありますね。
聖歌隊は60人。120秒タイプからオンエアし始め、その後60秒、40秒と短縮版が放送されました。インターネットでも同時にキャンペーンのサポートが開始され、プリント媒体では全国紙と自動車関係の雑誌などに広告が掲載されました。撮影はスペインとイギリスの両方で行われています。
ビデオポッドキャスティング用の映像については
iTunesで検索すれば出てきます。
ホンダUKのシビックサイトからもDLできます。
【CMアイデアカテゴリー】
立派な状況の中でくだらない事をする+説明する+なりきる
"Choir" (120",60",40")
client : Honda UK
agency : Wieden + Kennedy London
creative director : Kim Papworth
director : Antoine Bardou-Jacquet at Partizan
Market :UK
year :2006
投稿者 galliano : 11:04 AM | コメント (0) | トラックバック
June 28, 2005
TVC055 レクサス / RX400h / 「新構想」
TVC055:
"Brainchild"
by Saatchi & Saatchi, London
for Lexus
(動画がスタートするまで時間がかかることがあります)
【CMストーリー】
漆黒の闇の中で、突如、数千の光の束が生まれる。光達は一斉に空に向かって伸び、枝分かれし、からみあう。やがて一本の光が殻の中から飛び出し…
【コピー】
<ナレーション>
あるアイデアは、発展する。
あるアイデアは、突破口を見いだし、すべてを変えてしまう。
ご紹介します。世界最高のパフォーマンスを持つハイブリッドカー。
レクサスRX400h
私達の脳から生まれた新構想。
【CMアイデアカテゴリーと解説】
説明する。
たいへん美しいレクサスのCMです。アイデア達が脳の中で生まれて、神経細胞のようにからみあい… やがて強いアイデアが外に飛び出し、他の人に影響を与えていく様子が描かれています。このハイブリッドカーは脳から生まれた新構想である、というメッセージを力強くビジュアルで説明しています。ラストに商品カットとしての車が出て来ますが、全体のアートディレクションが壊れないように半透明なCG表現で見せています。これが日本のCMだったら、間違いなく実際の車に置き換わると思います…
監督はフランスのLaurent Bourdoiseauさん。こちらに別のビデオ作品があります。どちらの作品も、大画面で見てみたいですね…!
後半、他の人の脳?の中に一本のアイデアが刺さる瞬間の音楽がとても印象的ですね。ナレーションのタイミングもパーフェクト。全体のサウンドデザインがすごく計算されてます。ま、これが世界の第一級の「普通」だとも言えるのですが…
そう、音楽…この曲を聴いて、13歳頃(25年前!)に聞いたヴァンゲリスの「コスモス」のテーマを思い出しました!「コスモス」はカール・セーガン博士がパーソナリティーを務めた宇宙がテーマのTVシリーズ。中一だったわたくしは食い入るようにTVにかじりつきながら見てましたよ…
Brainchild [単数形で] 《口語》 新構想; 新案,発明品.
"Lexus - Brainchild" (90")
Agency: Saatchi & Saatchi, London
Producer: G. Cundiff
Director: Laurent Bourdoiseau
Production Company: Independent, London
投稿者 galliano : 10:52 AM | コメント (0)
June 05, 2005
TVC049 ネスレ / エアロ / バブルガール
TVC049:
"Bubble Girl"
by Lowe London
for Nestlé
【CMストーリー】
音楽に合わせて、生まれては消えていくチョコレート色の泡たち。やがて幾重にも重なったストリングスが聞こえてくると、それらの泡がチョコを味わう女性の顔に変化していく。。。
【コピー】
さらにクリーミーになった「エアロ」
泡が溶ける感触を感じたことがありますか?
【CMアイデアカテゴリーと解説】
説明する
日本でも発売されてるネスレのエアロのCMをご紹介。エアロの日本でのCM展開はけっこう若者向けな印象があったのですが、イギリス版のCMはぐっと大人調。とても品質が高いアニメーションとゴージャスな音楽の組み合わせがとても気持ちよく、エアインチョコの豊かな味わいがダイレクトに伝わって来ます。
特に、この個性的なアニメーションが印象的ですね。日本はアニメ大国として知られていますが、それはセルアニメーションに限ってのこと。イギリスだって、広い意味でのアニメーション制作にとても強い国なのです。
たとえばアードマンスタジオ。ここからは「ウォレスとグルミット」などの良質なストップモーションアニメが生まれてきています。(おまけ:ウォレスとグルミットの最新作予告編)
そして、このCMを制作したアニメーションスタジオは、Passion Pictures。僕も数年前に一度仕事をしたことがあります。それは「Renault Twingo」CMの日本向けアダプテーション(※)作業でしたよ…
当時はロンドン市内の小さなスタジオで、1Fは事務所、2Fには手書きアニメーション用のライトボックスが並んでいました。今はきっと大きくなってると思います。是非Passion Picturesの作品群もご覧ください。今日は日曜日ですし…☆ Loardingの絵なんて笑えますよ!!
制作プロダクションはMTVのスタッフ達が独立して作ったPSYOP(サイヨップ)。ここの作品群も、かなりセンス良さげです。
音楽はヘンリ・マンシーニ作曲の「A Slow Hot Wind」ストリングスの甘い調べがオシャレ気分を盛り上げてます。というか個人的に大好きなんです。ヘンリ・マンシーニの曲が。
味わいを音楽と共に映像で説明する、ということでグルーヴ+説明するというアイデアカテゴリーにしましたが、「映像化する」という新カテゴリーを作りたくなりました〜。。
※アダプテーション:海外で作られたCMを日本向けに再編集して仕上げること。なんのアイデアも必要とせず、自分で作った!と胸を張って言えないので日本のクリエーティブスタッフにとってかなり悲しい作業となる。
"Bubble Girl" (30")
client : Nestlé
agency : Lowe London
year :2005
投稿者 galliano : 02:17 PM | コメント (0) | トラックバック
June 03, 2005
TVC048 ホンダ / 企業 / 「ユメ ノ チカラ」
TVC048:
"Yume No Chikara"
by Wieden + Kennedy UK
for Honda
【CMストーリー】
会議室にて、何やらアイデアを練っている人々。
考え事が浮かんでくると、耳から白く丸いモノが膨らんできて…
【コピー】
「ユメ ノ チカラ」
その英訳は、「The Power Of Dreams」。
日本では「夢を持つ」とは言いません。
「夢を見る」と言います。
実現させるつもりがなければ
「夢を持つ」ことに何の意義があるのでしょう。
HONDA The Power Of Dreams
【CMアイデアカテゴリーと解説】
置き換える・例える+説明する
イギリスにおけるホンダの企業CMです。「The Power of Dreams」という、ホンダがグローバルに展開している企業アイデンティティを伝えるために制作されています。このCMが、今年の4月あたりからイギリスで話題になっているらしく。
ホンダのUKサイトでも、HPのトップでキャンペーンを盛り上げています。
最近アジアで日本人が日本語で出演するCMがちょっと流行しましたが、ヨーロッパで、日本の大企業が字幕もつけずに日本語のセリフをCMでしゃべらせる、というのはかなりレアなケースだと思います。(20年程前、確かオーストラリア用に、スズキの4輪駆動車の日本語CMがありました。)
頭から浮かんでいる夢が、風船のように膨らんでいます。というかまるっきりゴム風船です。しかし出演者達にとって、それは通常の風景として描かれています。やがてアイデアが出なくなったりしぼんだりして、ちょっと休憩している間に、突如、ひとりの頭に大きなアイデアが生まれます。その大きく膨らんだアイデアがテーブルの上に浮かび上がり…
とても上手で、感情移入できるストーリーですね。
アイデアが生まれる瞬間を膨らむ風船に例えて、視覚化し、企業思想について説明しています。出演者に有名人がいなくても、特撮技術などを駆使しなくても、アイデアと演出の力で強い表現が生まれるという好例でしょう。
逆光気味のラストが、なんともいえず感動的です。
最後に風船が画面を横切り
ロゴが浮かび上がるアートディレクションも上手い。
大きな風船が浮かび上がった時のサウンドデザインにも、
注目というか注耳ですね。
"Yume No Chikara"
client :Honda
agency :Wieden + Kennedy
country :United Kingdom
year :2005
contact :www.wk.com
▼「夢を力に」→The Power Of Dreamsだったんですね!
日本経済新聞社 (2001/07)
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通常24時間以内に発送
投稿者 galliano : 11:36 AM
May 29, 2005
TVC046 ギャルリ・ラファイエット / 企業 / 「ファッションは死なない」
TVC046:
"La mode vit plus fort (Fashion is alive)"
by Aubert Storch Associés Creation
for Galeries Lafayette
【CMストーリー】
きらびやかなドレスを身にまとい、トラック上を懸命に走るファッションモデル達。彼女たちが目指す先は…
【コピー】
ギャルリ・ラファイエット。ファッションは死なない。
【CMアイデアカテゴリーと解説】
置き換える・例える+説明する
フランスの有名デパート、ギャルリ・ラファイエットのCMです。監督はジャン=ポール・グード。シャネルのエゴイストや、ヴァネッサ・パラディが出演したココのCMがよく知られています。最近名前を聞かないと思ってたら、なんだか懐かし感いっぱいのこんなCMを作ってましたよ!
ギャルリ・ラファイエットは、日本でいえば西武百貨店みたいな感じですね。歴史ある高級デパートで、僕もパリに行く時はちょこっとのぞきに行ったりします。セールの時はメトロの駅に大きなポスターが貼られます。それがまたいい感じのウィットにあふれてて、センスがいいんです。サイトのトップの女性だって、水着を体に乗せてるだけのオールヌードです!
CMのテーマ、「Fashion is alive」ですが、ファッションは死なないと訳してみました… 映像からは「時代の中で勝ち抜いたブランドだけがモードとして存在できる」「そんなモードがギャルリ・ラファイエットにはある」などのメッセージが読み取れます。
ファッションには勝ち抜き戦という側面がある、という事実をトラックの走者に置き換え、ファッションの本質について説明しています。
重要なのは、このCMはどの百貨店でも作ることができた、ということ。メッセージの中に百貨店として差別化されるような情報はなく、「本質的なこと」を語っているだけす。しかし、この本質的なことを、ジャン=ポール・グードというカリスマ監督を起用して語らせている。その表現戦略こそが、話題になり、イメージが差別化されるポイントなんですね。
てか正直センスがちょっと古い感じがしますが…わざと80年代のイメージにしてるのかも?
撮影はジェラルド・シュテリンさん。ジャン=ポールが、そしてリュック・ベッソンがCM撮影の時に必ず指定するカメラマン。僕も一度仕事をしたことがあります。静かで寡黙ですが、とても素敵な人です。
そしてMac GuffはパリのCG会社。ヤン・クーネン監督の「ドーベルマン」や短編「赤ずきんちゃん」などの特殊効果が有名です。
なんて話を書いていたらまたパリに行きたくなってきましたよ…
"La mode vit plus fort (Fashion is alive)" (45")
Advertising agency: Aubert Storch Associés Creation
Director: Jean-Paul Goude
D.O.P: Gérard Stérin
SFX: Mac Guff
Sound design: Michel Hardy
投稿者 galliano : 06:02 AM | コメント (0) | トラックバック
May 08, 2005
TVC041 チャンネルV / 企業 / 「ダンススペース」
TVC041:
"Club V Dancespace"
by The Glue Society - Sydney
for Channel V
【CMストーリー】
シドニーの街を歩く2人の若者。と、突如1人が立ち止まって妙な動きを始める。それはどうもダンスのようだが…いったいどんな異変が彼に起きたのか?
【コピー】
踊るための空間。クラブ『V』
【CMアイデアカテゴリーと解説】
理由のある狂った行動+説明する+グルーヴ
ナイトクラブを広告する、という珍しいCMです。いったいこれは、TVで放送されたのか、あるいはシネアドだったのか。まぁそんなことはさておき、とても興味深い表現です。ある空間に入ると、誰もが突然踊り始める。なぜならその空間にだけゴキゲンなダンスミュージックが流れているから。しかし、そこにいない人には音楽も何も聞こえてこないので、踊っている人がとても奇妙に見えます(理由のある狂った行動)。やがて不思議に思った人々が集まってきて、全員が踊り始めます。クラブってこういう空間だよね!と説明しているわけですね。全編を貫くいい感じのグルーヴ感も気持ちいい一作です。
【予測されるアドアイデア】
クラブVという踊るための空間でダンスすることは、とても楽しい。
"Club V Dancespace" (60")
client : Channel V
agency : The Glue Society - Sydney
Market: Australia
Soundtrack/Song: "Miss You""
year :2005
投稿者 galliano : 05:47 PM | コメント (0) | トラックバック
March 16, 2005
TVC028 XBOX / ブランド / 「マニュエルのソファー」
TVC028:
"Manuel's Sofa"
by AKQA
for Microsoft
【CMストーリー】
家でゲームで遊んでいるマニュエルの所に彼女が遊びに来た。しかしソファに陣取ったマニュエルはXBOXのゲームに夢中。そんなマニュエルに彼女は不満を爆発させる。やがてマニュエルがとった行動とは…
【コピー】
好きなXBOXのゲームで遊ぼう。百万人を超えるオンライン上のプレイヤーといっしょに。
XBOXライヴ、みんなで遊べば、もっと楽しい。
【CMアイデアカテゴリーと解説】
ありえない映像をリアルに作る+置き換える・例える+説明する
2月アタマにご紹介したプレイステーション2のCM「マウンテン」に負けじと、マイクロソフトが新しいXBOXのCMをスタートさせました。120秒CMということで当初はウェブ用に作られたようですが、TVでも14のヨーロッパの国々からオンエアが始まり、カナダ、米国、アジア、そして今ではオーストラリアでも放送しているようです。ちょっとそのあたり未確認なのですが…
さてこのCMではたくさんの人々がヴァーチャルに繋がって遊べるということを、横に長いソファーで大勢がいっしょに遊んでいるようなものだ、と例えながら、わかりやすく説明しています。しかも楽しそう。しかしそんなソファはないし、最初から大きなソファーでは面白さが半減してしまう。というわけで、ゲームに合わせて大きくなったり小さくなったりというあり得ないソファの映像をリアルに作って、説明の説得力を上げています。しかしこの部屋、ソファの拡大化で壁が押されてますが、隣の部屋はどうなったんでしょうね!
それと注目すべきは途中に出てくる日本人らしき女の子でしょう。海外から見た日本の女の子ってこういうアニメっぽいイメージなんでしょうね!
【予測されるアドアイデア】
XBOXライヴでのプレイは、まるで自分の部屋で知らない人達と遊んでいるように感じる。
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世界最強のゲーム機!大きさで★-1
購入に後ろ向き
性能は保証できるが・・。
"Manuel's Sofa"(120")
agency AKQA, San Francisco
client: Microsoft
country: US
year: 2005
投稿者 galliano : 12:05 AM
March 02, 2005
TVC017 スパイシーモスキート in tabasco.com
TVC017:
"mosquito"
for TABASCO, McIlhenny Co.
【CMストーリー】
夏の夜、ベランダでナチョスにタバスコをかけながら食べている男。もう見ているだけで辛さが伝わってくる。と、そこに一匹の蚊が飛んできて彼の膝に止まり、血を吸い始める。それを見ていた男は…
【コピー】
tabasco(ロゴマークのみ)
【CMアイデアカテゴリーと解説】
説明する+誇張する
タバスコCM第2弾は、タバスコ好きな男の血を吸ったために、さんざんな目に会う蚊のお話です。蚊の結末の見せ方なんて、大リーグ級の誇張度です。ここまでバットを振り切ってる大袈裟な誇張表現も久しぶりに見ましたねー。
【予測されるアドアイデア】
タバスコは人の体を驚くほどホットにする。
1:タバスコは人の体を驚くほどホットにする。 (説明する)
2:特にホットになるのは、血液である。
3:その血液を蚊が吸ったらどうなるだろう。
4:ホットになり発火して爆発するに違いない。(誇張する)
そしてこの中から3と4だけ描いて、
1と2は視聴者の想像にまかせてます。
というか、1と2の説明なんぞをコピーにして最後に述べた日には
このCMの良さが全部消えてしまいますよね。。。。
さぁ、明日から3日間、2700本の広告を見ますよ…
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投稿者 galliano : 03:53 AM | コメント (2) | トラックバック
March 01, 2005
TVC016 スパイシーガール in SUPERBOWL
TVC016:
"Tan Lines"
by DDB Dallas
for TABASCO, McIlhenny Co.
【CMストーリー】
夏の海岸で太陽の光を浴びているビキニ姿の美女。きれいな肌に白いビキニがまぶしい。彼女は海辺をゆったりと歩き、ビーチハウスに戻っていく。そしてテーブルの上の肌色のタルタルソースにタバスコをふりかけ、ゆでたシュリンプとソースをからめる。やがて彼女は…
【コピー】
TABASCO.com
【CMアイデアカテゴリーと解説】
説明する+裏切る+アダルト
【予測されるアドアイデア】
タバスコは人の体を驚くほどホットにする。
どういう舌の構造をしてるのか、というぐらい辛いものが平気な人がいます。もう信じられないぐらい辛いカレーを辛い辛いと言いながら食べてて、見てるこっちまで辛くなってきます。とかいう僕もタイ料理とかちょっと好きなんですけれども。さすがに唐辛子が3つ並んでるメニューは怖くて頼めませんが…
さてスーパーボウル特集は延々続いてまして、このCMも試合の合間に放映されました。しかし、さてアイデアカテゴリーをどうすればいいのか困りました。というか最初はCMの意味がはっきりとわからなかった。ちゃんとした答えが提示されないから、もう想像するしかないのです。
で、たぶんこうではないかと予測したのが、▲のアドアイデア、タバスコは人の体を驚くほどホットにする、です。
この美女は、強い陽射しの中でもぜんぜん日焼けしないぐらい肌が強い女性のようです。肌の白さがまぶしい描写が続きます。その後彼女はソースにタバスコをふりかけて、ゆでた海老をそこにつけて…食べるのかと思いきや…
鏡の前に立った彼女は、日焼けの後を確かめるかのようにビキニのトップを指でずらします(ごくり!)。そうすると、あら、ビキニで隠れた部分が日焼けしてる…そう、白ビキニが肌に触れてた部分が、ひりひりと焼けているわけです。と、よく見ると白ビキニの模様は、ぜんぶタバスコのロゴマークだったのでした。
そ、そんなん一回見ただけでわかるかい!いくらスーパーボウルで2億5千万かけてオンエアしても、そこまでわからなければ意味ないじゃん!とお思いの皆様、いや、作り手はもちろんそこまで考えていたようで。さて、最後に出てきたURLに行ってみましょうか。スーパーボウルでCMを放送した企業は、軒並みウェブサイトのアクセスが急上昇したそうですし!
あ、いや、いかん、今日香港に行くんだった。あと30分で電車が出ますよ!
続きは香港から!では行ってきます!!
--------------------------というわけで香港に到着しました。
さてタバスコ.comに行ってみましょう。いきなりタバスコが砂浜に寝てますよ…
そして真ん中に▲のCMの最後のシーンが出てきますね。クリックしてみるとCMが始まります。
ここで注目すべきは…このCMがメールで送れるということです!
送ってみましたよ…Your Spicy E-mail Has Sent!とか出てきましたよ。
このキャンペーンでは、CMをこうやってメールして友人に教えたり、
PCにダウンロードしたりすることが奨励されています。
HDDレコーダが普及してきてCMがスキップされるようになってきた今、
企業にとって必要とされているこれからのCMって、メールで広がっていったり
ダウンロードされて何度も鑑賞してもらうことに耐えられる面白さを持たないといけなくなってきたんだ、
なんて思いましたよ!
そしてタバスコ.comで他にも面白いCMを見つけたので
明日からちょっと脱線して4日間ほどタバスコCM特集スタートです!
お楽しみに。
【追記】
このCM、アートディレクションにも注目を。白を含めてもほとんど4色しか使われていません。
青>海、空、ベランダにひっかかっている布(この布はこだわって入れているに違いない)
肌色>女性の肌、タルタルソース
赤色>タバスコ、赤いソファ、ブラ下の日焼け跡
白
印象として肌色と赤を残すように設計し、それらの暖色を引き立てるために、前半の青があるのでしょう。
すっごいよくできてる!
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year :2005
投稿者 galliano : 06:33 AM

















