November 04, 2008
CGM001 鉄のバイエル
YouTubeでは有名人で、先日楽譜集「鉄のバイエル」を出版されたKM65536さん自身によるプロモーションビデオ。演奏だけを切り取って見せる潔さが、なんともいえず気持ち良い。これぞCGM(Consumer Generated Media)だ!ということで、思わずCGM001に認定しました。映像は本の中身の実演なので、アイデアカテゴリ的には19の「説明する」と21の「実証する」が適当かと。
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鉄のバイエル
ほぼ網羅されているが‥
感動しました
youtubeの動画が楽譜になったのを見てすごいなあと思いました。投稿者 galliano : 02:04 AM
April 23, 2008
TVC095 Clarks / 子供靴 / Feet Factory
Clarksの子供靴のCM。とってもカワイイ仕上がりなんですが、これがタダモノじゃないんです。
完璧なフィット感は、完璧な足を作る。
映像もいいけど、もっと良いのはこのコピーの背後にあるコンセプト。「毎日育つ子供の足を作っていくのは、毎日履いている靴に他ならない」という考え方は、通常とは真逆の発想。理解するまでにちょっとだけ考える必要がある。だけど、強く共感できる。頷く力がある。この考え方は小さい子供を持つ親の購買欲を知的に刺激すると思う。でも難解ではなく、可愛くチャーミングに仕上げてます。
知的に深いテーマを、やさしいトーンのオブラートで包んで提示する。なんという匠の技を見せてくれるCMでしょうか。もー知力ありすぎ。頭良すぎる。このCMを日本の子供靴メーカーの経営者が見たらどう思うのか聞いてみたい。
Clarksといえば、学生の頃、北アフリカを一人旅した時に履いていたのがここのデザートブーツ。その靴は20年が経過した今もまだ持ってて、近日2回目のソール交換に出す予定。うーん長持ち☆って本論と全然関係ないですね。はい。
さて、見た後も耳について離れない独特な曲が流れてるんですけど、歌っているのはなんと日本人! 2004年にNYでデビューし、世界で注目されているトクマルシューゴさんです! ていうか聞いてのとおり、歌詞は日本語のまま!ええっ!ターゲットは日本人じゃないのに!?
アニメや漫画、そして音楽までも、今や日本の文化はコトバの壁を越えて軽々と海外に飛び出してます。というか、串田アキラさんがブラジルでウケてる映像(▼参照)なんて見ると、本当にコトバの壁なんてあるんだろうか?と思ってしまいます。いいものはコトバとか関係ないんだよね。セルジュ・ゲーンズブールはフランス語で歌ってるからセクシーなんだ!
広告も世界に向けてがんばんなきゃと思う。マーケットは大きい方が楽しいに決まってるから。ってまた話がズレましたね。はい。
アイデアカテゴリは「ありえない映像をリアルに作る」。それと、基本はコンセプトの映像化だから「説明する」、そしてフィット感のシーンもあるから「実証する」かな。
曲はアルバムEXITから「Parachute」。
▼ブラジルのアニメ特撮コンベンションでブラジル人観客と共に日本語で熱唱する串田アキラさん。「ジバーン!ジバーン!人は誰でも〜!!」 熱いです。最高です。
投稿者 galliano : 02:27 PM | コメント (0)
May 07, 2005
TVC040 サターン / 企業 / 「ドア・ミュージック」
TVC041:
"Door Music"
by Goodby, Silverstein & Partners
for Saturn Corp.
【CMストーリー】
道路脇に駐車中のサターン。そこにボールが飛んできて、車体にぶち当たる。別のサターンのドアが開いて、消火栓にぶち当たる。さらに別のサターンにラジコン飛行機がぶち当たる…その繰り返されるノイズが、次第に音楽に聞こえてきて…
【コピー】
サターン・ネオン。衝撃吸収復元パネル採用。最初に人ありき。
【CMアイデアカテゴリーと解説】
実証する+繰り返す+グルーヴ
この5月5日に、米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズから「投資不適格」という悲しみあふれる烙印を押されてしまったGM。そのGMの1ブランドが、1997年、「礼を尽くす会社、礼を尽くすクルマ」という細野晴臣氏の印象的なナレーションと共に日本市場に導入された「サターン」です。残念ながら今は日本から撤退してしまいましたが、このCMを見る限り、アメリカでは今でもしっかり商売が成立してるようですね。
さてサターンというブランドは、全タイプのドアやフェンダーなどの垂直パネルがポリマー樹脂で作られていて、多少何かがぶつかったとしても自らの弾力でパネル形状が復元します。しかし、このパネル素材は1990年のサターンのデビュー当時からの変わらぬ特徴であり、アメリカ市場の人々にとっては特に目新しい情報でもありません。しかしブランドとして、消費者に対して常にリマインドはしておきたい。
というわけでCMの手法は単純。「ポリマー樹脂復元パネルで作られたサターンはモノがぶつかってもすぐ元通りになる」という事実を、実証映像の繰り返しで見せているだけです。しかしリフレインされる映像が、やがて打楽器のようなリズムとグルーヴ感を作り上げていきます。またリフレインされることで、「丈夫なクルマ」というイメージを植え付けることに成功しています。気が遠くなるような手間もかかっているし完成度も高い。なかなかの優等生CMですね…だからというのもアレですが、解説も優等生風になってヒネりがないですね!(笑)
【予測されるアドアイデア】
どれだけモノが当たっても、サターンの樹脂パネルは復元する。
"Door Music"
Agency: Goodby, Silverstein & Partners
City: San Francisco
Advertiser: Saturn Corp.
Brand Name: Saturn
Country of Production: United States
Length: 45 seconds
投稿者 galliano : 02:24 PM | コメント (0) | トラックバック
March 15, 2005
TVC027 SUV Safety / 「Esuvee現る」
TVC027:
"Keep It On All Fours"
by Bartle Bogle Hegarty NY
for SUV safety
【CMストーリー】
ロデオ会場に集まる人々。これから熱狂的なロデオ競技会が始まろうとしている。しかし、カウボーイ達が乗っているのは荒馬でも荒牛ではなく、それは巨大な…
【コピー】
どうやって乗りこなしてますか?esuvee.comへ。
(解説者は「エシュヴィー(SUV)はパワフルで乗りこなすのが大変だ。重心も高いので倒れやすい」とか言ってます。)
【CMアイデアカテゴリーと解説】
ありえない映像をリアルに作る+置き換える・例える+実証する+誇張する
SUV(四輪駆動車)の運転に関する啓蒙CMです。現在アメリカの映画館で公開されているようで、この表現で大画面だと、ものすごい迫力でしょうね!日本でも見てみたい!でも日本で可能なことはスクリーンに顔を近づけてヘッドホンしながら見るぐらいですよ…それでもじゅうぶんびっくりしますけど。よくできてます。啓蒙CMにいくらかけてるんだ…みたいな。esuvee.comを見ると、いろんなイベントも仕掛けられています。
SUVの運転の難しさをロデオに置き換えて、馬や牛ではなく、誇張した、ありえない生物を登場させています。これがクルマだっていうのは、ヘッドライトとガソリンスタンドのシーンでかろうじてわかるぐらい…esuveeはSUVのゴロ合わせですね(笑)そして実際に人を乗せて転倒させたりしてSUVの危険性を実証・実演しています。
【予測されるアドアイデア】
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○ ここはちと後日。
▼1クリック毎に(来週のプレゼンに向けて)元気が出ます!
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"Keep It On All Fours"
Agency Bartle Bogle Hegarty NY
Production Company Kleinman Productions
Director Daniel Kleinman
投稿者 galliano : 10:31 AM
February 26, 2005
TVC011 アンホイザー・ブッシュ / 企業 / 「賞賛」
TVC011: "Applause" by DDB Chicago for Anheuser-Busch
【CMストーリー】
ある日のアメリカの空港にて。
旅行客やビジネスマンが、それぞれの時間を過ごしている。
そこに現れた米軍の部隊。任務でどこかの国に向かうらしい。
制服を見る限りでは、どうやら行き先は砂漠方面のようで…
そして空港で起きた出来事とは。
【コピー】
感謝します、あなた達に。
アンホイザー・ブッシュ。
【CMアイデアカテゴリーと解説】
目撃する+実証する
さて、スーパーボウル2005からの海外CM第五弾は、これまたアンホイザー・ブッシュ(バドワイザーの会社)からの作品です。Ad Meter調査ではTVC006のバドライト、TVC009のアメリクェスト抵当会社に続いて、堂々の3位でした。
このCMについてはアイデアを検証することが難しいですね… でもこのCMが流れた後では、どこの空港でも軍隊が現れたら大なり小なり拍手が起きていると思います。(目撃する+実証する)企業の姿勢を見せるだけではなく、そういうムーブメントを起こすことが目的であるとすると… それ自体がこのCMのアイデアなのでしょう。その目的のためには、2億5千万かけてオンエアすることにも意味があったのだと思われます。
本当に伝えたかったメッセージは、「私達は、この国を愛する人々のためのビール会社です」ということでしょうか…しかしそんな事は一切語らず、コピーは「Thank you」のみ。それだけでメッセージが、いやらしくなく、真っ直ぐ、充分に伝わります。これまたすごくアタマのいいアプローチだと思います。贅肉ゼロの、引き締まった筋肉で作られたCMですね。
【恥ずかしながら最近気づいたこと】
最近あるブランドの作業をしていて、突然「ブランド広告」と「商品・キャンペーン広告」の物理的な違いに気づきました。それは「ブランド広告が発するメッセージは普遍的なものであるべきであり、かつ、メッセージ内に社名や商品名などがあってはならない」ということです。よく軽々しく、ふだんの仕事で「ブランド広告を作る」など言われてます。しかし、そのメッセージ内に社名などが入ってしまった途端に、それはブランド広告ではなく、ほとんど「商品・キャンペーン広告」になってしまうと思うのです。
このCMの場合で考えてみると、たとえば「Thank you」ではなく、
「アンホイザー・ブッシュは、すべての兵士にエールを送ります」
というコピーメッセージが最後に出たらどうなるでしょうか。これはもはやブランド広告ではなく、企業のためのキャンペーン広告ではないでしょうか。こうなると、視聴者から見てそのCMは企業の自慰行為にしか見えないでしょう。でも、この「メッセージ」と「企業・商品」の距離感がとても難しい。広告から企業・商品が一歩引くというか。ここがわからない間は、ブランド広告は語れも作れもしないのではないか。まぁそんな大事な事を38歳にもなって気づくわけですよ…(笑)
【アンホイザー・ブッシュのDNA】
ちょっと記憶が定かではないのですが、確か911の次の年のスーパーボウルのCMは、←の写真のようなバドワイザーのデリバリー用馬車をひいた馬たちが、WTCが無くなってしまったマンハッタンの方向を向いて膝をついて礼をするという内容でした。今回のTVC011はそのCMのDNAを受け継いでいるわけです。
【このCMを見た後に思わず考えてしまったこと】
なぜ日本では自衛隊のCMがないんでしょうかね。これだけ世界や災害などに貢献してきた自衛隊に
入隊しようキャンペーンがあってもいいかと思いますが。もちろん入隊は自由意志であるべきですね。
命を張って国を守ろうという人々が尊敬されないのはおかしいと思うのです…
日本人であることに誇りがあるならば、その誇りを誰かが守らなければいけないですよね。
とかいって全然右翼じゃないですよ! 戦争は起きない方がいいに決まってますし!
あぁ難しい問題になってしまった。うーむ。
では気を取り直してまた次回!
【まめ知識】この真面目なCMを作った監督、TVC006の監督と同じ人ですから!器用ですね!
"Applause"(30")
client : Anheuser-Busch
agency : DDB Chicago
director: Joe Pytka
country :United States
year :2005
投稿者 galliano : 05:59 AM | コメント (0) | トラックバック
February 23, 2005
レオズスポーツクラブ / 企業 / 「くるみ割り」
TVC008:
"Nut Cracker"by Xynias, Wetzel
for LEO'S SPORTS CLUB
("X" for Adults Only!)
【CMストーリー】
あるオシャレな部屋にて。誰かがシャワーを浴びている音が聞こえる。その水音が止み、現れたのは体を拭きながらベッドルームを横切る裸の女性。端正で引き締まったその裸体。リビングルームまでやってきた彼女はテーブルの上のクルミに手を伸ばす。そして彼女はそのクルミを…
【CMアイデアカテゴリーと解説】
意外な利用方法+実証する+誇張する+アダルト
最初からすみませんが、これはスーパーボウル用CMではありません。特集を続けるはずが、こんな面白いCMを見つけてしまったので掲載せざるをえないのです…(笑)TVC009からまたスーパーボウル特集に戻りますのでお許しを…
さて、これはミュンヘンのスポーツクラブのCMです。たいへんシンプルで美しい広告だと思います。それになんといっても彼女も、映像も美しい!と同時に、ユーモアたっぷりの笑えるCMに仕上がっています。
【アイデアから表現まで】
アドアイデアは
「レオスポーツクラブで鍛えると、
力が必要な作業を軽々とこなせるようになる」
でしょうか。
その「力が必要な作業」の表現に、アイデアが求められるわけですね。
重い荷物が持てるようなる、なんてことじゃぁ面白くない。そしてスタッフが知恵を絞り…
裸の女性がお尻でくるみを割る!という表現が生まれました!そんなアホな!
アイデアから表現までの流れを想像してみます。
1:レオスポーツクラブで鍛えると力仕事が楽々こなせるようになる。
2:その力仕事は、意外な部分を使って意外なことをすると面白い。
(意外な利用方法)
3:お尻でくるみを割るっていうのはどうだろう。(実証する+誇張する)
4:それを美しい女性が行うと楽しい表現になる。(アダルト)
5:その行為を自然に見せるには、シャワーの後の日課にすると自然だ。
これをまたまた、逆に描いていくとCMができあがりますね!
ところでこのセクシーなCM、実際にTVでオンエアされたのでしょうか…
僕は問題なくオンエアされたと思いますね。
だってご存じでしょうか…ドイツのサウナって混浴なんですよ!
18年前ですが、わたくし行ってきました。驚きました。
女性の皆様が、平気で…(以下略)
だからきっとこれぐらいのCMの裸の露出度では誰もびっくりしないでしょうね。
うーんいい国だ。すいません。次回は真面目にスーパーボウルに戻ります。
▼1クリック毎に元気が出ます!
<人気blogランキング>
"Nut Cracker"(40")
client : Leo's Sports Club
agency: Xynias, Wetzel
director: Stephen Spielberg
country : Germany
year :2003
東芝EMI (2002/03/06)
売り上げランキング: 3,939
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親子で楽しむ音楽
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贅沢な時間をありがとう
















