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February 28, 2008

TVC089 audi / R8 Super Bowl Ad / Horse Head








しばらく脱線していましたが、スーパーボウル2008の特集の続きを。

豪華な寝室で目覚めた超リッチな紳士が、ベッドの中の異変に気付く。そして彼が見たものは何だったのか…。男の悲鳴を合図に、外に駐まっていた車がエンジンを始動。アウディR8。威嚇するようなヘッドライトに光が灯る。タグライン「たったいま、古びた豪華さが、通牒を受け取った」。

ストーリーはまんま映画ゴッドファーザーからの引用。全く同じカメラワークで高品質にパロディ化しています。音楽も素晴らしい。トランペットの音階にもかすかなオマージュを感じます。えっ?ゴッドファーザーをまだ見てない?そりゃ問題外。残念。話終了。元々のシーン映像もYoutubeで発見しましたが、映画のネタバレになっちゃうから自分で探してみて。

アイデアカテゴリは「立派な状況の中でくだらない事をする」「ありえない状況をリアルに作る」「引用」ということで。僕的にはこれがベストSuperBowl2008かな。高画質で高音質のサイトはこちら

このCMでアウディのR8を見て思ったんだけど、富裕層向けマーケットのプロダクトデザインが変わって来てるかな。キーワードは「高そう」より「悪そう」。そして「やんちゃ」。R8は品質は良さそうだけど、「高そう」な感じはしない。実車を見てないからなんともいえないけど、どこかオモチャっぽい。でもポルシェより相当「悪そう」で「やんちゃ」。そしてお値段は1500万円を超えるらしい。他にも例えばZenithが今年のバーゼル2008でデビューさせる予定のZero-G。写真で見てのとおり、それこそGショック的なデザインテイストで、ぜんぜん高そうじゃない。だけど5500万円ぐらい。トゥールビヨン装備としても、高い。一旦値段を知ると、このデザインが震えるほど「悪そう」に思えてくる。

Eip-1Zenith Zero G Multi-Dimensional Tourbillon

ゼニスとアウディのブランディングに何か近いものを感じます。共通項は「ファッション」かなー。どちらも今後に要注目ですね。









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[TVC]
[01 立派な状況の中でくだらないことをする(Silly behavior in a serious situation)]
[02 ありえない映像をリアルに作る(Real-looking unreality)]
[26 引用する]
 wrote by galliano




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